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夢の中のエラー現象

指先の運動・輪ゴムの貫通マジック
01輪ゴム貫通マジック
視力や記憶力の衰えを自覚することの多い昨今。指先の感覚も鈍ってきている気がしないでもない……。買い物の会計で畳んだ紙幣を広げるのにてこずったり小銭をつかみ損ねたり……視力の低下(老眼)による影響もあるのだろうが、どうも指先の感覚自体も鈍ってきているような?
昔は「書く」という繊細な作業を日常的に行っていたが、ワープロの登場以降、「書く」作業は「タイピング」に取って代わられている。そんなことも指先のデリケートな運動機能の低下を許す原因になっているのかもしれない。
ということで、指先の繊細な感覚を取り戻すべくプチ・トレーニングとして、簡単な輪ゴムを使った貫通マジックを覚えてみた。交差させて指先にかけた輪ゴムを貫通させるというもの──YouTubeで解説されていたのをみつけて練習してみた。これなら指先のデリケートな運動になる。


老化による運動能力の低下で、以前できていたこと(宙返りなど)ができなくなっていくのは嘆かわしい実態だが、逆に何か、これまでできなかった(したことがなかった)ことができるようになるというのは楽しい。輪ゴムの貫通マジックは、比較的最近おぼえたもので、人様に披露するようなレベルではないが、指先のトレーニングとして、ちょくちょく行っている。

《輪ゴムの貫通マジック》が夢の中ではできない!?
ところが……この最近覚えた《輪ゴムの貫通マジック》が急にできなくなってしまう──という夢を見た。
気をとりなおしてリトライしてみるが、輪ゴムが指から外れてしまったり、からんでしまったりと、失敗の連続。何度くり返しても成功しない。これまでできていたことが、どうして突然できなくなってしまったのかと戸惑っているうちに目が覚めた。
このマジックを夢の中で行ったのは今回が初めてだったが、《実際はできるのに(マスターしている技術なのに)、夢の中ではうまくできない》──という似た体験をした記憶はある。若い頃に《ロンダートという運動を夢の中で行うと、決まって流れる(バランスを崩す)》という経験を何度かしていて、夢の中で「できるはずの技術がどうしてできないのか!?」と戸惑っていた記憶がよみがえった。
《ロンダート》というのは体操競技の床運動でよく見られる、(前向きの)助走から、体の向きを変えて後方系の運動につなげる回転技で、《側転跳び(側方倒立回転跳び)¼ひねり後ろ向き立ち》と呼ばれるものだ。前向きの助走から¼ひねって側転に入り、さらに¼ひねって(計½ひねることで)向きを180度変えて(進行方向に対して)後ろ向きになる──後転跳び(バック転)や後方宙返りなどにつなげる技である。
若い頃は我流でアクロバット系の技を体得していたが、たまに夢の中で《ロンダートから後方宙返り》を跳ぼうとすると、必ずロンダートが流れて(バランスを崩して)後方宙返りの踏切ができなくなるのだ。

夢の中のエラー現象:ロンダートができなくなるのは…
夢の中では、ときに空を飛んだり、窒息すること無く長時間潜水していられるなど、現実ではできないことができたりする。なのに現実にできていることができなくなるというのは、どうしたことか!?
ロンダートがエラーになる夢は、何度か見ており、目覚めた後に、どうしてなのか気になって考えてみたことがある。夢の中で運動をした時に感じる《「体感イメージ」の違和感》がエラーの原因なのではないかと思い至った。

夢の中で《「体感イメージ」の違和感》を感じる現象としては、《走ろうとするのに体がなかなか前に進まない》という例がありがちな気がする。まるでプールの中を走ろうとしているような感覚。浮力で足に体重がのらないので力強く地面を蹴ることができない感じに似ている。水の抵抗を受けているかのように体がスムーズに前に進まない……。これは眠っている本体と夢の中の自分(意識)との感覚のギャップから生み出される現象にちがいない。
つまり、ダッシュをかけるさいに足の裏にかかるはずの重さが(夢の中では)体感できずに、力強く地面を蹴り返すことができなかったり、仰向けに寝ていて重心が前にかからないことで、走るさいに必要な重心の前への移動が(夢の中では)体感できないことで《走ろうとするのに体がなかなか前に進まない》という感覚が生まれ、プールの中を走っているような奇妙な体感の夢になるのだろう。
睡眠中に立て膝が倒れると、その感覚が夢の中に伝わり、バランスを崩して転落する夢になったりすることがある。本体の身体感覚が夢の中に反映するという意味では似たような現象といえるかもしれない。

同じように……夢の中でロンダートがうまくできないのは、実際の運動時には得られるはずの(得られなければならない)運動感覚(回転感覚や平衡感覚)が得られないことに起因しているのではないか。ロンダートは倒立回転の中で前向きの運動が瞬時に後ろ向きに変化する運動だ。このタイミングがズレるとそのあとに続ける後方宙返りなどの踏み切りが適切に行えず、頭から落ちて首を折ることにもなりかねない。寝ている身体状態で、倒立回転&ひねりの体感イメージを適切なタイミングで脳内再生するのは難しい……それで夢の中で行う技は「流れる(バランスを崩す)」という形に誘導されてしまうのだろう。
他の人でもやはり「夢の中でロンダートをすると流れる」ものなのか、聞いてみたいところだが、今まで「夢の中でロンダートをした」という経験談は聞いたことが無いのでわからない。しかし、僕が何度かみた夢ではロンダートがうまくできたためしがないことから、おそらく《走ろうとするのになかなか体が前に進まない夢》と同じように、他の人も体験している夢のエラー現象なのではないかと想像している。

夢の中では異常なトイレ事情!?
ちょっと意味合いが違うかもしれないが……《実際はできるのに、夢の中ではうまくできない》というのに《小用》がある。実体の身体的感覚がリンクして夢の中でも尿意をもよおすことがある。ところが夢の中ではなかなかトイレが見つからなかったり、とても安心して用を足せるような状況ではなかったりする。まともなトイレを探しているうちに目が覚めて、実際にトイレに立つといったぐあい。これは多くの人が経験していることだろう。もし夢の中で用をたしていたらオネショという惨事に至っていたかもしれず……そう考えると、「尿意」という身体感覚ととともに「用を足す体制に無い」という身体感覚も夢には反映されているのだろう。尿意がありながら、放尿を抑制する状態が夢の中に持ち込まれ、《トイレがあっても使えないという理不尽な状況》を構築するのではないか……僕はそんなふうに解釈している。

輪ゴム貫通マジックのエラーは?
さて、それでは夢の中で起こった《輪ゴム貫通マジックのエラー》についてはどうなのだろう? これは急激な運動ではないので、寝ている本体と夢の中の自分(意識)との間に体感ギャップが生まれるとは考えにくい気がする。生理的あるいは反射的な要因でもなさそうだ。ということは──ロンダートや小用がうまくいかない・あるいは立て膝が倒れることで生まれるエラー現象とは別のものなのだろうか?
だとすると、エラーはこの夢限定の現象だったのかもしれない。とすれば、その原因は何だったのだろう? 別の理由は──と考えてみると、思い当たるものがないでもない……。
加齢によって「以前は見えていた物が見えなくなった(老眼化)」「以前できていたことができなくなった(運動機能の低下)」という身体的衰えを嘆きがちな昨今──そうしたネガティブな心理が「最近できるようになったマジックすらもできなきなる」という不安・悲観となって反映した夢だったのかもしれない。そう考えると、納得できそうな気がする。

で、あるなら──指先の感覚に対する不安が解消されれば、夢の中で失敗することもなくなるかも知れない?
指先の感覚を鍛えるトレーニングとして《輪ゴムの貫通マジック》は続けて行くつもりで、コインバニッシュ(硬貨消失)系もぼちぼち練習してみたり……。
《輪ゴムの貫通マジック》は、いずれまた機会があれば、夢の中で確認してみたいことの1つとして覚えておくことにしよう。もう少し上達すれば、次の夢ではクリアすることができるかもしれない!?

余談だが……20年ほど前、イタズラで撮ったイタチのハンドパワー(超魔術!?)動画⬇──イタチが手(前足)をかざしてキアイをかけると小物が消えるというバレバレのバニッシュ系マジック。これも指先の運動と言えなくもない……。


※フェレット漫画>超魔術イタチ:編より⬆

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コメント

手前味噌ながら、
 1回だけなら夢の中での排尿(without おねしょ)に成功したことがありますぜ(^ー^)! 成功したから何だっつー話ですが。
 目が覚めた瞬間、よもやと焦って冷や汗をかきますので、挑戦はおすすめしません。


 確かCLAMPの『東京BABYLON』でしたか、そこには「人は『よかった』と思うために夢を見る」旨の台詞がありました。「夢でよかった」、あるいは「いい夢を見られてよかった」。
 その伝で行けば、できるはずの行動に失敗する夢とは、目が覚めたときに「現実じゃなくてよかった」と安心するために深層心理が見せたものなのでしょう。
 トイレが見つからない夢の方は、「寝ながらやっちゃわなくてよかった」ですかね。

 とはいえ星谷さんの場合は夢が思案の種になってしまっており、安心できていないわけですから、何が「よかった」なのか……。
 おお、そうだ。

「思案したことにより、脳細胞が活性化されてよかった」
Re: 手前味噌ながら、
ご無事でなにより、オネショせずに済みましたか(笑)。
でも、その場合、尿は膀胱に居座り続けていたわけだから、スッキリしなかったでしょう。けっきょく尿意で目が覚めるか、あるいは「しまった!?」感であわてて目覚めるか……まともなトイレが見つからないまま目が覚めるのより、むしろスリリングかも?

夢には興味があって、何度か記事にもしています。夢の中で数学の問題やクイズを解いたりしたこともあったし、夢の中からかけた電話の呼び出し音で起きた!?──なんて怪しげな体験もあって、なかなかあなどれないところがあります。

夢の意味は解釈によるところが大きいと思いますが、それはある意味、人生と同じともいえますね。

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