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トリックアート座敷童子は誰だ!?

ひとり増える騙し絵・座敷童子は誰だ!?
座敷童子(ざしきわらし・ざしきぼっこ)といえば「子どもたちが遊んでいると、いつの間にか《ひとり増えている》」という現象が思い浮かぶ(宮沢賢治・作『ざしき童子のはなし』の中にでてくるエピソード)。《新たに加わった子はいないのに人数だけが増えている》というふしぎな現象を視覚的に表現したのが《描き加えていないのに人数だけが増える》というトリックアートである⬇。
01座敷童子騙し絵新A
今回のトリックアートは、以前投稿した【1人増える不思議な絵!?座敷童子の紙芝居】と同じタイプのものだが、ちょっと試してみたいことがあって、新たに作成してみたもの。

どうして増えるのか?制作過程とともに解説
座敷童子現象をビジュアルに表現したいう思いから《1人増える》騙し絵にとりくんでみたわけだが、制作手順としては逆に、15人の配置から《1人減らす》方向で調整。3人×5列で描いた画像の上下の接点をずらすことで、人型配置の1つに空きを作るという考え方だ。
02騙し絵新15人色番号
15人の配置で画面の上下を分ける分割線にまたがっていない人型は「黒列の3」(分割線の下側のみ)と「最右列(サーモンピンク)の1」(分割線の上側のみ)の2つで、他の人型13体は分割線にまたがっている。またがっていない2つを融合させて1つにまとめれば人型は1つ減ることになる(分割線をまたぐ人型だけの14体になる)。「黒列3」と「サーモンピンク列1」を直接つなげると人型がくずれるので、それぞれ人型を保つ別の人型と融合させることで、全体として《分割線をまたぐ人型だけ》の14体を作る──という発想。
黒列で分割線をまたぐ「黒①&黒②」の上部を、最右列で分割線をまたぐ「サーモンピンク②&サーモンピンク③」の下部に融合させる。「黒①」の左隣は空いているので、入れ替え後は「最右列(サーモンピンク)1」があった位置に空きができる。もちろん「サーモンピンク1」は消えたわけではなく中央列に移動し、そこにあった人型の下部(足先)と融合。分割線の下に残った「黒3」も他の人型の上部と融合して、全体として《分割線をまたぐ人型だけの14体》になるという仕掛け。
移動しても(上部の左右を入れ替えても)描かれた人型の総面積は変わらないため、消えた1人分のパーツは他の人型に吸収され、その平均身長が伸びている。
形としては【1人増える不思議な絵!?座敷童子の紙芝居】で作ったトリックアートと同じなのだが、《人型の平均身長》の伸び(格差)を少なくするために、消えて他の人型に吸収される「最右列1」の人型を小さくしてみたしだい。

わかりやすく2列のモデルで説明
3人×5列のモデルでは分割した人型の移動&融合が複雑になるので、2列のモデルを作ってみた。
03騙し絵8人版
左の画面では上下に分ける分割線にまたがっている6人+またがっていない2人が、(上部の左右を入れ替えることで)右画面では分割線をまたぐ7人になるというもの。右の画面から左の画面へと展開すれば、7人が8人に増える。《7人だったメンバーが8人になる》という設定を選んだのは、僕がむかし書いた座敷童子の話(病院跡の座敷童子)にちなんでのこと。しかし、人数が少ないと消失させる1人分を吸収するために他の人型が不自然に伸びてしまう……。
そこで大人数に設定し、吸収する消失個体を小さくすれば《不自然な伸び》を緩和できるのではないかと考え、冒頭のトリックアートを作成してみたしだい。



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