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ひとり増える!?座敷童子的トリックアート

01騙し絵10_1A
02騙し絵10_1B

座敷童子的トリックアート!? 10人が…11人に!?
画像の一部を入れ替えると1人増えるトリックアート(騙し絵)。
宮沢賢治の『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』という童話では、10人の子どもが遊んでいるうちに、いつの間にか11人になっていて、いったい誰が《プラス1》なのかわからないというエピソードが描かれている。
みんな初めからいた子たちなのに、数えてみると1人多いという摩訶不思議な《座敷童子現象》──これまで何度がネタにしているが、今回は視覚的アプローチで、「10人が11人に増える」トリックアートを考えてみた。

画像で入れ替えるのは上半分のグレーと赤の色分けした部分。
03騙し絵10_1C
グレーと赤の色分けした部分を左右入れ替えると11人になる(1人増える)。
04騙し絵10_1D

今回は人を棒グラフのような帯のイメージに簡略化し、10本の帯を画面の一部を入れ替えることで11本に増やすことを考えた。帯の総長(あるいは総面積)は同じでも、分割して帯の数を増やすことはできる。これを人型の簡略図にすると……「10人を11人に増やす」ためには上部先端(頭)と下部先端(足先)の数を1つずつ増やす必要がある。
入れ替え前の画像の一番左の人物は脚の途中でカットされ、元の足先を残して移動先で新たな足先(下部先端)を作っている。頭の方はツバ付き帽子を被っていた者の帽子が移動(帽子が移動した先の頭は右から2番目に移動している)して、帽子を失った角ばった頭か新たな頭(上部先端)を作っている。入れ替え前後の絵を見比べても、最初からあったパーツで再構成されているので、どれが《プラス1》なのか、わかりにくくなっている。試作後、もう少し巧く(バレにくく)できなかったものか……という思いはあるが、とりあえず今回はこんな形で、ひとり増える《座敷童子現象》の視覚化を試してみたしだい。


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コメント

No title
これと同じトリックアートは見たことがあります。絵は違ってましたが理屈は同じ物です。その時すごく考えましたが仕掛けがなかなか見破れなかったこと思い出します。
Re: No title
このテのトリックアートは面白いですね。
とりあえず、理屈からすると、こんな感じかな……と思いながら試行してみたのですが、一度作ってみて、もう少し自然に見せる処理方法があったかも……と気づくことがありました。

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