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ありふれた奇跡:昆虫

昆虫は驚くべき能力を備えたふしぎな存在だ。しかし決して珍しいものではなく、我々の身のまわりには数多くの種類があふれている。中には益虫もいるが、大半は特に人の役に立っているわけではない。それどころか邪魔者扱いされたり嫌われたりして、駆除の対象になっていたりもする。あまりに「ありふれた存在」であるため、人はその不思議っぷりに見向きもしないし、ありがたみなど感じないというのが実情だろう。
そこで、この「ありふれた存在」である昆虫が、もし「ありふれた存在でなかったら」……と、想像してみる。この世界に、昆虫がいなかったら……誰もが昆虫を見たことも聞いたこともないとう仮想世界を思い描いてみよう。昆虫という概念が存在しない──そんな状況下で、初めて昆虫を見たとしたら、あなたは、どう感じるであろうか?
もちろん、生態系の中で大きな役割りをはたしてきた昆虫がいなければ進化のようすも今とはだいぶ違ったものになっていたはずだから「今の世界から昆虫だけがいなかったとする」という仮定は科学的にはあり得ないわけだけれど……これは頭の体操──ちょっとした思考のシミュレーション。今の暮らしの中で、昆虫だけがいない(昆虫を知らない)世界を想像してみよう……。


■リビングデッドならぬリビングシット!?
 ここはあなたの家の裏庭。あなたはサンショウの前にたたずみ枝先をのぞき込んでいる。キレイに並んでいるはずのサンショウの葉──その一部が欠けているのに気づいたからだ。本来ならば、アゲハの幼虫の食痕だとすぐに見当がつくところだが、ここは昆虫の概念が無い仮想世界なので、あなたには判らない。
(どうして、ここだけ葉が無くなっているのだろう?)
 首を傾げたあなたは、近くの葉の上に鳥の排泄物を見つける──黒っぽい糞に白い尿(尿酸の結晶)が混じったものだ。この排泄物を残していった鳥が葉を食べたのだろうか? よく見ると欠けた葉の上にも同様の排泄物が付着している。どんな鳥かはわからないけれど、食べかけの葉の上に糞を残していくとは行儀が悪いやつだ──そう思ったとき、信じられないことが起こった。葉のふちに付着している鳥糞がうごめいたのだ!
(まさか!? 鳥のフンが動くなんて──!?!)
 あなたは鳥糞を凝視する──見間違いでも、目の錯覚でもない。この鳥糞は動いている……あきらかに自律的な運動だった。
「そんな、バカな……」あなたの口から思わず声がもれる。「これはゾンビだ……ゾンビうんこだ!」
 よみがえった死者・ゾンビを「リビングデッド(living dead)」と呼ぶけれど、これは「リビングシット(living shit)」であろうか!? ゾンビもおぞましいけれど、生きた(living)うんこ(shit)だって充分におぞましい。ゾンビ映画に『バタリアン』なんてのがあったけれど……言うならこれは「糞(ババ)タリアン」!? こんなものが存在して良いものだろうか!?!
 あなたは「もしや」と思って、最初に見つけた葉の上に鎮座する鳥糞に目をもどす。落葉の柄でつついてみると、これも、やはりうごめいた……。ということは……生きたうんこをひりだす親玉ゾンビ(?)がいるということになりはしないか!? あなたは激しく動揺する。

01ゾンビ&アゲハ幼虫
 気を落ちつけて観察してみると、なんとリビングシット=ババタリアンが、サンショウの葉を食べている!? 葉の上でじっとしていると「普通に鳥のフン」そのものなのだけれど、そこから枝先へ移動して葉を食べているらしい。鳥糞体の先端には頭のようなものがあって、それが葉の縁をえぐるように動くと頭が通過した部分で葉が欠けていく。よく見ると短く小さな脚が何対かあって、これを使って葉をつかんだり、枝を移動したりしているようだ。
 どうやらこれは《生きているうんこ》ではなく、《うんこ似の生き物》らしい……。「《生き物ちっくなウンコ》か《ウンコちっくな生き物》か」なんて「《「カレー味のウンコ》か《ウンコ味のカレー》か」みたいな気もするけれど……《ウンコちっくな生き物》ならば、まだ受け入れやすい。
 とはいっても、どうしてわざわざ(?)鳥糞そっくりなのか不思議である? あまり気持ちが良いものではないけれど、珍しさから「証拠写真」を撮っておこうとあなたは思い立つ。被写体を接写しながら、ウンコを激写しているようで、なんとなく「気恥ずかしい」思いをするあなたなのであった。


■大魔神に変身!? さらに…
 この《う○こもどき》が庭のサンショウを食害していたことはわかった。ルックス的にも、とても好きにはなれないけれど、駆除のために手をくだすのも気色悪い……ということで、あなたはこれを放置。そして奇怪な姿が気になり、ついついサンショウをのぞき込んでしまうようになる。
 鳥糞そっくりのルックスであなたを驚かせた生物は、ある日とつぜん緑色にカラーチェンジして再びあなたを驚かせた。そしてその2週間後には、枝の途中で形を変えて動かなくなった。ベルトバイブレーターを使用している人のように、糸のベルトを背にかけて不動の姿勢をとっている。その姿は邦画『大魔神』の武神像に見えなくもない……。

02大魔神アゲハ蛹再
 ミイラにでもなったように動かなくなった武神像に変化が起こったのは、さらに2週間ほど経った頃だった。武神像に黒と白のもようが浮き上がっている!?──変化に気づいたあなたがのぞき込むと、武神像が身じろぎを始めた。
 驚愕の大変身は武神像の顔にあたる部分から始まった。《武神像の顔》が裂けて、その下にあった黒い体の一部がのぞく──映画『大魔神』で、動き出した武神像の顔が変わるシーンが脳裏に浮かぶ。裂け目は広がり、それを押し広げるように中から黒い体がはみだしてきた……。
 2〜3分ほどかけて武神像の殻から出現した生物は、《う○こもどき》とも《大魔神の武神像》ともまったく異なる姿をしていた。
 長い6本の脚で枝にとまり、頭部には長いアンテナが2本つきだしている。大きな1対の眼を持ち、背中にはしおれたマントをまとっていた。抜け殻のすぐ上に移動した生物は、枝に斜め懸垂をするような姿勢でとまり、やはり見たことが無いゼンマイのような口(?)を伸ばしたり丸めたりしていた。
 色や形、質感、器官・体の構造──どれをとっても、それまでとは、まるで違う……こんなものが武神像の殻を破って出てきたなんて、たった今見ていた光景がとても現実とは思えない。
 はたしてこれは武神像の新たな変身形態なのだろうか? それとも武神像の体内に巣食い内蔵を食べつくして出てきた全く別の寄生生物なのだろうか?
 あなたが呆然と眺めているあいだに、ヨレヨレだったマントが少しずつ広がっていく。マントには美しい模様がほどこされていて、カラフルな花びらのように見えなくもない。いったい、コレはどういう生き物なのか?
 あまりの劇的な変化に驚きにしばらく放心していたあなただが、この驚異的なな状況を記録しておくべきだと気づき、家からカメラを持ち出して撮影をはじめた。

 抜け殻や変身形態(?)を撮っているあいだにも、謎の生物の背から生えたマントは、徐々に伸びていく。最初はヨレヨレだったものが、やがて張られた帆のようにパリッと展開した。突然出現したこの器官は何なのだろう? 表面積を広くとるための構造であることは確かだ。植物の葉が太陽の光を受けて光合成するように、このマントも太陽光を受けて養分に変えるソーラーパネルのような役割りをするのだろうか? 表面に施された美しい模様には何か意味があるのだろうか? 頭から突き出した2本のアンテナも初めて見る器官だ。まさか、本当に受信アンテナで何者かにリモートコントロールされているわけではあるまい? この奇妙な生物が、じつは別の惑星から送り込まれた宇宙人が操るバイオロボットだったりして……などと妄想しながら、あなたは被写体にカメラを近づける──と、そのマントがとつぜん激しく動き出した。そして──、
「飛んだ!」
 高速で羽ばたく謎の生物の体は宙を舞っていた。マントは飛翔するための器官──翅だったのだ。
 あなたが、あっけにとられているうちに飛翔体は庭の上を不規則な軌跡で一まわりし、屋根の向こうに姿を消した。
 接写モードで近づいていたあなたは、突然の展開に驚くばかりで、謎の生物の驚くべき特徴──飛翔するシーンを1枚も撮ることができなかった。ただただあっけにとられて飛翔体が飛び去った空をながめて立ちつくすことしかできなかった……。


■カモノハシ以上の珍種/ネッシー以上のUMA!?
 元は鳥糞のような姿で枝を這って移動していた生物……それが成長の段階で色や姿を変えていき、しまいにはその外皮を破ってまったく異なる美しい飛翔生物にトランスフォームする!?──こんな劇的な変化が、あって良いものだろうか? 想像をはるかに超えた奇想天外な生物である。
「この驚愕のトランスフォーマーは何なのだろう?」
 あなたはインターネットで検索してみるが、(昆虫がいない仮想世界では)該当する情報を見つけることができなかった。そこであなたはSNSやブログに、撮った画像とともに謎の生物について見てきた経緯をあげて、この生物についての情報を求めることにした。
 しかし、期待した情報は寄せられず、「そんな生き物など、いるわけがない!」という批判のコメントがいくつか返ってきただけだった……。
 ガッカリしているところにテレビ番組の制作をしているというスタッフからメールが届く。ブログ記事を見て謎の生物にいて番組で取り上げたいとのことだった。テレビで取り上げられれば、正体だって判明し「ウソでないこと」が証明されるだろう──そう期待してあなたは取材に応じ、撮った画像を提供する。しかし放送された番組を見ると、情報バラエティーの1コーナーで、雪男やネッシー、カッパ、ツチノコといったUMA(Unidentified Mysterious Animal:謎の未確認動物)のような扱いだった。放送後、あなたのブログやSNSの投稿記事にはコメントが激増。そのほとんどが懐疑的・批判的な内容だった。あなたが弁明すると、これが批判コメントをあおる逆効果となって、辛辣な反論をさらに呼び込み、炎上状態となってしまう。
「鳥のフンそっくりなんて、おもしろすぎ。画像はよくできているけど、つくりものでしょ」
「あなたは飛翔生物が抜け殻からでてきたと言うけど、画像をみると、抜け殻よりもそこからでてきたという飛翔生物の方が明らかに大きいですよ。こんなものが抜け殻の中に収まっていたなんて物理的に無理だ」
「オタマジャクシがカエルになるように徐々に変化するというなら、あり得るかもしれないけど、いきなり全く違う姿に変化し、飛び回るなんて、ありえない」
 あなたのブログには「ウソだ」「フェイクだ」「捏造だ」という批判があふれ返った。「閲覧数稼ぎの詐欺行為だ」などと決めつけられてしまう……。

 実在の生物だということをあなたは懸命に説明しようとするのだけれど、(この仮想世界では)他の人は昆虫を見たことも聞いたこともないので、説得は至難のワザだ。考えてみれば、こんな奇想天外な生き物がいるなんて信じろという方が無理なのかもしれない。
 あなたはカモノハシというユニークな動物のエピソードを思い出す。卵を産み母乳で育てるカモノハシは、オスが後脚の蹴爪に毒を持つという哺乳類としては珍しい特徴を備えている。その姿もなかなか風変わりで、発見された当初、イギリスの科学者たちは標本が剥製師による偽物(ビーバーのような動物にカモのくちばしを縫い付けた物)だと疑っていたという。
 カモノハシのユニークさは、初めて見る科学者に「にわかに信じられない」と思わせるに充分だったのだろう。このカモノハシにくらべても、あなたが目にした謎の変身飛翔生物の奇抜さは飛び抜けている。標本があるのにカモノハシが存在を疑われてしまったのだから、それより奇想天外な変身飛翔生物が信じてもらえないのも無理は無いのかもしれない……。
 しばしば話題になるUMAに比べてだって、生き物としての「信じられなさ」の度合いは謎の変身飛翔生物の方がはるかに勝っている。あなた自身だって、自分の目で見ていなければ……伝聞でこのトランスフォーマーを信じることはできなかったろう。これに比べれば、ネッシーやカッパ、ツチノコが実在したというニュースの方が、まだ納得しやすいというものだ。

03UMA河童他
 反論すればするほど批判が高まるばかり……現状では信じてもらうことは難しい。世間に理解してもらうためには、もっと確かな証拠が必要だった……。

■アゲハ長者!?
 あなたは説得のための反論をあきらめ、炎上したブログ記事を封印してこの話題を打ち切った。しかし中にはしつこく、関係ない記事にまで批判コメントを投稿し続ける人がいて、あなたはうんざりしてしまう。
 そんなとき、あの謎の飛行生物がふたたび庭に現われた。サンショウのまわりを舞い飛ぶ姿を目にしたあなたは急いでカメラを持って庭に飛び出す。飛翔生物はサンショウの葉にとまって腹を折り曲げていたが、あなたが近づくと飛び去ってしまった。撮れたのはあわててシャッターを切った数枚だけだった。
 あなたとしては、飛び去るところを撮った証拠写真を公開したいところだけれど……画像を確認してみるとビミョ〜な感じ。翅はブレているので動いていることはわかるけれど……自律的に飛んでいるようにはあまり見えない。今これを証拠写真として投稿しても、「作り物を宙に放り投げて撮ったのだろう(だからブレている)」などと難癖をつけられそうだ。生半可な証拠ではかえって疑惑や批判をあおることになりかねない……。あなたは、はやる気持ちを抑えて、もっと証拠をかためてから発表すべきだろうと思い直す。
(それにしても、あれは何をしに庭に戻ってきたのだろう?)
 ふと疑問が浮かび、あなたは飛翔生物がとまって腹を曲げていたサンショウの葉を調べてみた。すると葉の裏には1mmほどの球体が貼りついていた。
(これは、あの生き物の卵!?)
 飛翔生物が産んだ卵だとすれば、ここからリビングシットが孵れば、姿も機能もまったく違う両者は同一種のトランスフォーマーということになる。
(この卵を飼育し飛翔生物まで育てることができれば──それを克明に記録することで、この生物が実在することを立証できる!)
 あなたはそう考え、飼育観察を決意する。周辺を探すと、他にもいくつかの卵と、この卵から孵ったと思われる小さなリビングシットが見つかった。

 あなたは1ヶ月ほどの観察で、謎の生物が卵から《う○こもどき》や《大魔神の武神像》を経て《飛翔生物》へと大変身をとげることを確かめ、その詳細を画像や動画に記録することに成功した。これは一代の間に信じられない超絶変態を見せる驚くべき生物だった。
 まとめた成長記録を発表するにあたって、あなたはこの生物を「あり得ない・劇(げき)的な変化をする・翅(はね)をもつ生物」の頭(文字)をとって「アゲハ」と名付けた。
 さんざんバッシングされ炎上したSNSやブログに雪辱投稿すると、予想をこえた反響があった。詳細な観察や証拠写真・証拠動画に説得力があったのだろう。今回は捏造説コメントもあったが、事実として受け止め驚くコメントが支配的だった。
 中には、少し前まで辛辣な批判コメントを繰り返していたのに、てのひらを返したように賞讃して、卵をわけて欲しいなどと虫の良いことを言い出してくる人もいた。無視していると有償でゆずってほしいと高額の提示をしてきた。
 あなたとしては自分が発見した新生物が、いろいろなところで研究され、解明が進んで、不思議さの共感が広がることは、むしろ望むところである。しかし、あなたを嘘つき・詐欺師よばわりした人たちが、あなたの発見を横取りして利益を享受するようなことになるのであれば、おもしろくない……。
 あなたは法律に詳しい人をたずね、アゲハの知的財産権を取得できないものか相談する。発明には特許権があって、小説など芸術作品には著作権がある。農作物などの品種には育成者権という、知的財産権がある。その権利を持つ人に無断で、第三者がコピーしたものを横流して荒稼ぎすることを規制するものだ。あなたがアゲハを登録することができれば、これを勝手に繁殖させて商売をすることを法的に規制できる。そしてあなたが発見したアゲハは、他では全く情報がないことから、知的財産権が認められることになった。これによってアゲハの子孫が売買・譲渡されるごとに一定のロイヤリティーがあなたに入ることとなったのである。
 知的財産権が登録されるあいだにも、あなたはアゲハの歴代飼育を続け、飼育ノウハウを確立していった。アゲハは年に5世代ほどが育ち、1匹のメスが100個ほどの卵を産む。この卵をつけた飼育セットを売り出してみると、瞬く間に完売した。《アゲハ飼育セット》は事業化し大ヒット商品となった。

 珍獣カモノハシは、生きた実物を見るのは難しい(オーストラリアでしか見られない)。しかし、生態的にはそれ以上の奇想天外さをもつアゲハは、飼育セットを購入すれば、自宅でその驚くべき生態をいつでも鑑賞することができるのだ。ネッシーやカッパ・ツチノコなどのUMAは実際にみることなどできないが、それよりはるかに風変わりなアゲハは飼育セットを購入すれば手軽にその生態を観察することができる。《アゲハ飼育セット》は世界的に大ヒットした。拡散したアゲハはネズミ算式に殖えていき、それが譲渡・販売されるたびにロイヤリティーが発生するのだから、あなたはネズミ講の元締めのようなものだ。ねずみ講は違法だけれど、この場合、実際にアゲハという商品が売買されるので合法のマルチ商法ということになる。もちろん、末端では野良化したり不当な譲渡・売買などもあるだろうが、きちんとした観察・研究・展示をする場では正規の手順で入手したアゲハが使われることになるので正規ルートの収益が途絶えることは無い。あなたはアゲハ事業で莫大な財産を築いたのであった。


昆虫は《ありふれた奇跡》
さて、《昆虫がありふれた存在でなかったら……》という脳内シミュレーション・仮想世界では、あなたを大富豪にしたアゲハ(ナミアゲハ)だが、これは現実世界では、ごくありふれた昆虫のひとつ。一般的にはあまり「ありがたみ」を感じることはない存在だろう。しかし、その驚くべき生態は、仮想世界と何ら変わりない。ありふれているというだけで、その価値が見過ごされているような気がする。生物としての不思議さを純粋に考えてみれば、これは奇跡のような存在として、もっと賞讃があって良いのではあるまいか。
また、花を愛でる園芸家には、植物を食害するものも多い昆虫は嫌われがちだが、花粉を媒介したり、ときに食害する昆虫との関係の中で植物は進化してきた。美しい花も昆虫を呼ぶために発達したわけだし、今の植物は昆虫なしには実現していなかった。園芸家も時には、そうした「ありがたみ」を思い出して昆虫に敬意をはらうことがあってもいいのではないか……そんな気がしないでもない。


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