FC2ブログ

病院跡の座敷童子

病院跡の座敷童子(読み切り児童小説)

子ども達が遊んでいると、いつの間にか1人増えている……なのにあとから加わったのがどの子なのか誰にもわからない!?──《謎のプラス1》座敷童子の正体とは!? 四百字詰め原稿用紙で20枚半ほどのファンタジー。

































《いつのまにか1人増えているのに、それが誰なのかわらない》──というミステリアスな座敷童子現象(?)に対する謎解き(解釈)が着想のきっかけとなった作品。朝日小学生新聞に作&絵で短期連載した『病院跡のざしきぼっこ』(1994年12月17日~12月25日・全8回)をまとめて若干手を加えたもの(今回のカットは当時の挿絵ではない)。

新聞や雑誌等で発表することができた作品も、そのとき限りで読み返される機会がないまま埋もれてしまうことは多い。昔は不特定多数の人が目にする《発表の場》はごく限られていたから、それが普通だった。しかし今ではインターネットを利用し《誰でもアクセスできる場》に個人で情報を発信することが容易にできるようになった──ということで、埋もれがちな小品をブログで再公開してみることにした。
小説を投稿しているブログは珍しくはないようだ。ただ、途中から始まっていたり、途中で終わっていたりする記事だと、その前後を探すのがわずらわしい。閲覧者の立場からすると、開いた記事の中で完結した「読み切り作品」であることが好ましいように思う。そんな理由からサラッと読める掌篇やショートショートを掲載してきたが、本作はやや長め(原稿用紙換算で20枚半)……ブログで紹介するにはどうかと迷ったが、試しに載せてみることにした。例によって、文芸作品は「縦書き」の表記がしっくりくるので禁則処理をほどこした縦書きの画像にしてある。


エアポケット幻想 ※着想・パロディなど
スポンサーサイト



コメント

No title
今でも4号室は無いですね。
子供のころの忘れ物の思い出を取りに行ったんですね。思い出の忘れ物かな。
No title
> みずきさん

座敷童子の《謎のプラス1》を数字の脱落で説明するという着想を得て、抜け数字がある病室(病院)を使うことを思いついた次第です。
座敷童子の話は子どもの頃に聞いて不思議に思っていました。数字の脱落という着想を得て久しぶりに当時のことを思い出したりしたので、ちょっと懐かしい感じの作品になったのかも。
No title
座敷童は諸説あるようですね。
昔は障害を持った子を授かると、始末するわけにもいかず、人目に触れぬように座敷の奥に隠して育てたのだそうな。死んでも夜中にこっそり埋葬して、この世に存在したことをかくしたのだそうです。それが座敷童だと言います。
今は、障害児を差別することは無いですが、大昔は、大変なことだったようです。
No title
言葉や文章に無駄がなく、読み手に流れがすんなり入ってくるところが、流石、(朝日小学生新聞)に載るだけの作品であり(話・文章の見本)、流石、プロのもの書きさんだな!と、感嘆のため息がもれました。

座敷童とキーワードの転校生との関係性・・・う~~~ん、実におもしろかったです。
No title
> みずきさん

座敷童子が誕生した背景には色々な「陰のいきさつ」みたいなものがあったのかもしれませんね。
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

ありがとうございます。
ブログで投稿するには少し長いかな……閲覧者の負担にならないかな──という心配もしていたのですが、すんなり読んでいただけたようでホッとしています。
学生時代、いわゆる「国語」は好きでも得意でもなく、特に高校時代は現代国語の教師と折り合いが悪くて成績には「2」をつけられていました。それでも創作は好きだったので、下手くそなりに書いていました。名文は書けなくても、わかりやすい文章は心がけしだいで書けるだろうということで。

管理者のみに表示

トラックバック