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地震の予知~作家の死~

ショートショート『地震の予知~作家の死~』


















400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で8枚のほどのショートショート。ワープロ(後にパソコンの普及で絶滅した日本語ワードプロセッサ専用機)で作成した簡易個人紙《チャンネルF☆通信》の第4号(1993年8月28日)に載せたもの。当時は安部公房の死が報じられた頃で、少し前には松本清張や長谷川町子が亡くなっていた。大物作家の訃報に色々感じるところがあって、そうしたことが着想のきっかけとなった。作中の《矢部耕坊》は《安部公房》のもじりで、《増本誠張》は《松本清張》、《瀬川真知子》は《長谷川町子》をもじったネーミング。
パソコン以前──ワープロ専用機を愛用していた頃は、(それ以前は手書きで原稿を書いていたものが)活字でラクラク出力できるのが楽しく、簡易個人紙・簡易個人誌を気ままに作っていた。【Yahoo!ブログの可能性】でも記したが、現在の拙ブログもこの感覚に近いところで続けている。当時作っていた《チャンネルF☆通信》と《チャンネルF》の一部↓。


《チャンネルF☆通信》第8号↑に掲載した『団地さいごの日!?』と『消えた大はつめい』は既にYahoo!ブログに投稿している。『団地さいごの日!?』の方は童話だが、やはり地震の予知を扱っていたりする。『地震の予知~作家の死~』は《チャンネルF》12号に再収録していた。
当時、ワープロ専用機で簡単に個人紙や個人誌を作れるようになったものの……その読者は少数の限られた仲間だけだった。そこで改めてブログで公開してみることにしたしだい。

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コメント

No title
人の死を金儲けの材料にしようとした順子に天罰が下った?
死期は知らない方が幸せですね。
No title
読み手をグイグイ引きこむ著作が凄過ぎて、いつものことながら、感嘆のため息です。
「・・・落としどころが秀逸!」と、日記帳を持たない私は独りホッと致しました・・・
No title
> みずきさん

人の生死は誰もに共通したテーマなので、死期は多くの人の関心があるところだと思います。色々なシミュレーションが考えられそう……。
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

毎度おつきあい戴きまして、ありがとうございます。最後にストンと落ちる短い話は、好みのスタイルだったりします。
No title
このオチは、結局、次に死ぬのは順子だと言うことでしょうか?
No title
> マイラブさん

「主人公の予想が正しければ、千載一遇のチャンス──と思いきや、それが正しければ主人公自身が死ぬわけで、元も子もないコトになる」という落差がオチのブラックユーモアです。

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