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クロバネフユシャクのペア他

今シーズンは早め!?クロバネフユシャクのペア



雑木林の木柵にとまっているフユシャクを見つけた。フユシャク亜科のクロバネフユシャク♂のようだ(フユシャクには他にエダシャク亜科やナミシャク亜科の種類がいる)。本来出始めるのは1月らしいが、12月中旬での確認となった。幼虫はクヌギやコナラを食べる関東では普通に見られる蛾だが、全国的には、そうでも無いらしい(?)。交尾に出会うのは難しい種とされている──という情報もあるようだ。最初に目にとまったのはオスだが左の翅が浮いていて、ちょっと怪しい……よく見ると、メスが隠れていた。


クロバネフユシャクのオスには飛翔可能な翅があるが、メスの翅は退化して消失している。


オスとメスは単独ショットでは一見全然違う種類の昆虫のように見えるが、ペアショットでは、これでも同じ種類の成虫であることがわかる。


この画像では見えていないが、メスの腹端には化粧筆(フェイスブラシ)のような毛束があって、産卵のさいに卵塊をおおうコーティング素材として使われる(→【フユシャクの産卵&コーティング】)。

フユシャク亜科のフユシャク♀も出てきた



フユシャク亜科のフユシャクの単独ショット。メスだけでは(僕には)種類がよくわからない。同個体の側面ショット↓。


腹端の化粧筆(フェイスブラシ)のような毛束は、産卵のさいに卵塊をおおうコーティング素材として使われる(→【フユシャクの産卵&コーティング】)。
別の擬木でも↓。


ホルスタインちっくなチャバネフユエダシャク♀



翅が消失したフユシャクでも、フユシャク亜科とはずいぶんと雰囲気が異なるチャバネフユエダシャク♀(エダシャク科のフユシャク)。


別の擬木にとまっていたチャバネフユエダシャク♀↓。


さらに別の別の擬木にて──↓。


やや腹がへこみぎみのチャバネフユエダシャク♀↓。




今季は多い気がするクロオビフユナミシャク



翅が消失したフユシャクとは対照的に、メスの翅が大きめのフユシャク・クロオビフユナミシャク(ナミシャク科のフユシャク)。もちろんオス↓と比べれば翅が退化していることはあきらか。


今シーズンはクロオビフユナミシャクが多いように感じる。このメスの鱗粉がテカったり浮き上がって見えたり──撮影状況によって雰囲気がかなり変わるのは前の記事(【クロオビフユナミシャク♀きらめく鱗粉】)で記した通り。





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コメント

No title
クロバネの交尾はまだ見たことないです…

しかしクロバネは早いですねぇ
シロオビが出てきてからのイメージです。
No title
> ともっくさん

ウスバフユシャクやクロテンフユシャクのペアはしばしば見かけますが、クロバネフユシャクのペアは僕も初めて見たような。
今シーズンは虫の発生が早めな気がします。
No title
クロバネのペア、一瞬オスだけに見えてしまいそうですが
隠れているメスを見つけて当たり感がありますね~!
オスを見つけたときにはメスが隠れていないか
ちゃんとよく見なくてはと思いました。
チャバネフユエダシャク♀はお腹パンパンのがかわいいですね(´ω`)

わたしもきのうは昨シーズンにお会いしたコースを歩いて
イチモジなど見れました
No title
> noriさん

クロバネフユシャクは最初オスだけしか見えなかったのですが、影で左の翅が少し浮いているのがわかって、アヤシイなと……。
フユシャクではオスの翅の影にメスが隠れていることがしばしばありますね。

今年はクロオビフユナミシャクが多く感じていて、イチモジフユナミシャクはどうかな……と思っていたのですが、徐々に出てきたみたいですね。

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