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クロオビフユナミシャク♀きらめく鱗粉

クロオビフユナミシャク♀のきらめく鱗粉





今シーズンは多い気がするクロオビフユナミシャク。メスはフユシャクとしては大きめの翅を持っていて、その色合いやコントラストは個体によって変異が大きいので見どころのひとつなのだが……同じ個体でも撮影条件──光の加減でずいぶん印象が違って見えたりする。


鉄道柵にとまっていたクロオビフユナミシャク♀↑。見つけた時は日陰にいたが、およそ1時間40分後に見ると少し移動しており、陽射しの角度も変わって直射日光の中にいた↓。


直射日光が当る場所にいる昆虫を撮影するとき、そのまま撮ると濃い影ができて画像では黒くつぶれてしまいがちだ。特に冬は太陽の角度が浅いので影の部分が大きくなりがちで気を使う。影を消すためにあえて影を作ってその中に被写体を入れたり、あるいはプチ銀レフ(100円ショップで買ったアルミシートを適当な大きさに切ったもの)を使って光を反射させ影を軽減して撮影することも多い。そんなとき、光の角度や撮影角度の加減でクロオビフユナミシャク♀は鱗粉がテカったり浮き上がってして見えることがよくある。上記のクロオビフユナミシャク♀を光の条件を変えて撮ってみたもの↓。




鱗粉がテカっていないと沈んだ色合いに見えるが、鱗粉が反射すると光沢感がでる。翅がきらめくのはにキレイなのだが、本来の模様がテカりが作る明暗によってわかりにくくなってしまう。ちょっとした加減で印象が変わって写るので、どんな塩梅が良いのか撮影しながら模索することも少なからず。


これは【クロオビフユナミシャク♀色々】で投稿した画像↑。よく見ると翅に鱗粉が敷き詰められているのがわかる。本来の模様がわかりやすい画像として採用したのが↓だった。


これ↑を撮影したのは薄曇りの日で、クロオビフユナミシャク♀の頭部は(雲に隠れた)太陽の方を向いている。実は同じ個体を前日同じような天候で撮っているのだが、そのとき♀の頭部は(雲に隠れた)太陽の方とは反対を向いていた↓。


薄曇りながら、日光が鱗粉の中に差し込むのか、鱗粉が浮き上がって見える。ゴルフでいう芝の順目・逆目のように鱗粉の芝の順目・逆目で見え方が変わってしまう。
これ↓は【フユシャク♀5種】で紹介した欄干上のクロオビフユナミシャク♀。


同じときに撮影条件を少し変えて撮った画像では、鱗粉が浮き上がって見え、翅や体表面の質感が変わって見える↓。


クロオビフユナミシャク♀は意外に(?)鱗粉がきらめいたり浮き上がって見えたりする──他のフユシャク♀よりも鱗粉がテカりやすい気がするのは僕だけであろうか?

昆虫撮影お手軽グッズ

話の中で出て来たプチ銀レフと、接写用一脚として持ち歩いているつっぱり棒↓。


虫見のときに持ち歩いている昆虫撮影グッズ。100円ショップで買ったつっぱり棒(地震対策グッズの家具転倒防止伸縮棒)──これを木の幹や壁面にとまっている虫を接写するさいの一脚がわりに使う。ズーム等カメラの操作をしシャッターを押すのは右手だが、カメラを支える左手につっぱり棒を握って虫がとまっている幹や壁などに押しあて安定させることで、手ぶれを抑える。
つっぱり棒の下にあるのが、100円ショップで買ったアルミシートを適当な大きさに切ったプチ銀レフ。晴れた日など直射日光が当る場所にとまった被写体には濃い影ができて陽の当たる部分とのコントラストがキツくなってしまいがちなので、日光を反射させ影を消したり薄めたりするのに使っている。

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コメント

No title
お手軽グッズは参考になりました。真似してみたいです。

工夫と言うことを忘れています。(^^;
No title
> まあささん

じっとしている虫や暗いところにいる虫を撮るときは、けっこう重宝します。
ぜひ、お試しあれ。

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