立冬を過ぎて鳴いていたアブラゼミ
蝉と言えば夏の風物詩だが……立冬(11/7)を3日も過ぎて、まだ鳴いているアブラゼミがいた!今日(2018/11/10)午前11時半頃、都内の公園でアブラゼミの鳴き声を確認。前回(11/5)アブラゼミを確認した場所から400~500mほど離れた雑木林の中だった。
これで僕が確認した《最も遅いセミの終鳴日(シーズン最後に鳴き声を聞いた日)》は《アブラゼミの11月10日》となった。

アブラゼミの鳴き声はハッキリと聞こえてくるが、木の高いところにとまっているらしく、姿が確認できない。これまでの経験から、鳴き終わった後に飛んで移動するだろうと予想し、見つけやすい飛翔の瞬間を待つことにした。やがて思った通りアブラゼミが飛び立つのが見えた。その姿を目で追ったのだが……交錯する枝にまぎれて着地点がよくわからない……。移動後またすぐに鳴き出したので、その音をたよりに姿を探すが……なかなか見つからない……。
それでも飛び立つのを待って、その姿を追い続けていれば、いずれ見つけやすい位置にとまることもあるだろう──そう考えて気長に粘ることにした……のだが……。飛翔待ちをしているとき、突然それまでとは違う、ヂヂッという短い鳴き声がひびいた。ヂヂッ! ヂヂッ!──という断続的な鳴き声はみるみる遠ざかって行く。この鳴き方には聞き覚えがある……2014年10月27日にアブラゼミの終鳴を確認したのと同じ──おそらく鳥にゲットされ、連れ去られて行くアブラゼミの断末魔だったのではないかと思われる。その後、雑木林は静かになった……。
終鳴日(シーズン最後に鳴き声を聞いた日)ならぬ終接写日(10/29)のアブラゼミ↓

(※【10月29日の油蝉】参照)
もしかすると、遅めに出て来てしまい繁殖活動を果たせなかったオスが意外に長く生き続けることで(未交尾成虫は長生きしがち?)、こんな時期まで鳴き続けることがあるのではないか……などと思ってみたりもしたが、本当のところはわからない……。
場所は違っていても同時期にフユシャクとセミが出ていたとは!
こちらでは今月の後半あたりからクロスジフユエダシャクあるいはチャバネフユエダシャクが出てくるのではないかと予想しています。
ロマンティックといえばロマンティックかもしれませんね。
切ないといえば切ない気もするし……集合する時間を間違えて1人だけ大遅刻で集合場所に来てみたら誰もいなかった……みたいに擬人化すると、ちょっとマヌケな感じもするかも?
フユシャク、お隣の県でしたか! それなら、アブラゼミとフユシャクを同じ日に確認できた可能性は充分ありましたね。
加齢による時間の加速感で年々、フユシャクが来る時期が早くなっているような気がしてなりません(笑)。
一説によると、セミは1週間しか生きられないと言うのは、短い命だと言う意味で実際はもっと生きられると聞いたことがあります。事実がどうかは不明ですが。
セミの成虫に寄生する蛾(セミヤドリガ)の幼虫もいて、セミが生きているうちに終齢幼虫まで育たなくてはならないので、セミの寿命が1週間ではちょっと厳しいかもしれませんね。
セミは成虫になって1ヶ月ほど生きるそうですが、それにしても11/10にまだ鳴いているアブラゼミがいたのには驚きました。



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