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青リンゴ亀虫!?を再び嗅いでみた

オオクモヘリカメムシ成虫の臭腺開口部&ニオイ



頭から小楯板にかけての緑色の部分がトランプのダイヤ型(菱形)に見えるオオクモヘリカメムシ成虫。ハート型の紋をもつエサキモンキツノカメムシが「ハート亀虫」なら、オオクモヘリカメムシは「ダイヤ亀虫」といったところ。
このオオクモヘリカメムシについては、「青リンゴのような匂い」がするという噂があって、以前試したことがあった。そのときは、さわやかな香りをイメージして嗅いだのだが……キツいニオイに「オエ~」っとなった(*)。僕には不快に感じられたニオイだが、「青リンゴのような匂い」という人もいる……。その時々の個体によって放出されるニオイの強さ(密度)に違いがあって印象が変わるのだろうか? あれから7年あまり経った今、もう1度、オオクモヘリカメムシのニオイを確認しなおしてみることにした。
カメムシの成虫は胸部腹面に1対の臭腺開口部(開孔部)があって、ここからカメムシ臭のする分泌液を放出する。




オオクモヘリカメムシ成虫の臭腺開口部を確認した後、つまんでニオイを嗅いでみることにした。


7年前は爽やかな香りをイメージしていきなり吸い込んだので悪臭との落差に衝撃を受けたが、今回はクサさに警戒しながら嗅いだためか、さほどショックは受けなかった……しかしやはり「オエ~」なニオイ。匂い始めはチラッと「稀釈すれば青リンゴ系になるのかもしれない?」という気もしたが、やはり「爽やかな香り」とはほど遠い。
指先に付いたニオイは1度流水で手を洗ったが落ちず、15分程経って、もう一度流水で洗うと、ほとんど臭わなくなった。

オオクモヘリカメムシ幼虫の臭腺開口部&ニオイ



成虫がとまっていたのは松の枝先だったのだが、その近くにおそらく終齢と思われる幼虫も何匹かいたので、オオクモヘリカメムシ幼虫でもニオイを確かめてみることにした。
カメムシの幼虫は(成虫と違って)、臭腺開口部(開孔部)が腹部背面にある。科によってその位置や数に違いがあるようだ。


ヘリカメムシ科幼虫の臭腺開口部は、第5&6番目の体節の背中側にある。
ということで、オオクモヘリカメムシ幼虫の腹部背面をアップで──、




このあと、オオクモヘリカメムシ幼虫を右手でつまんで嗅いでみたが、放たれたニオイは成虫と同じだった。
今回、オオクモヘリカメムシの成虫と幼虫を1匹ずつ嗅いでみたが、それぞれ強い不快臭を確認できた。

ついでにマツヘリカメムシ成虫も嗅いでみた…

こうなると、これまでニオイを確認することができなかったマツヘリカメムシ(*)のニオイを確かめてみたくなる……。


ということで、マツヘリカメムシ成虫をつまんで嗅いでみたが、無臭……これまで、マツヘリカメムシ成虫を5匹嗅いでみたわけだが、全てニオイを確認することができなかったことになる。


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コメント

No title
しっかりと、臭いを確認されるところが凄いな!と想います。
私も、是非見習わせて頂きたい!との意気込みはあるのですが・・・イザッ!ささっ・・・イザイザイザッ・・・!っと、心の内で(ファイト~~~)と勢いづけても結局試せず終いで・・・(´;ω;`)ウゥゥ
・・・まだまだです・・・( ;∀;)
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

カメムシといえば、真っ先に浮かぶのがニオイ(?)。
色や形なら図鑑やネット上の画像を見れば確認できますが、ニオイに関してはどんなモノかわからないので……確かめるには自分で嗅いでみるしかなかろうということで。
嗅いだニオイをブログではお伝えできないのが残念です(笑)。

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