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胸赤マメコガネ!?



ムネアカマメコガネ!?前胸背が赤いマメコガネ



マメコガネはごくふつうに見られるコガネムシの仲間。光沢のある緑色の体に上翅(翅鞘)は小豆色、腹の側面に白い房毛の列がのぞいていて、なかなかオシャレな昆虫だ。色々な植物の葉や花を食べているのを目にする。








子どもの頃から緑と小豆色のカラーリングが美しい虫だと思っていた。見た目はキレイで可愛らしいマメコガネだが、明治時代にアメリカに持ち込まれたものが大発生して農作物に大打撃を与えたそうで、アメリカでは「ジャパニーズ・ビートル(Japanese beetle)」と呼ばれているそうな。


この本来(?)緑色──だと思っていた前胸背板が赤っぽい個体がいることに、最近、気がついた。「赤っぽいのがいるな」と意識するようになったためか……前胸背が赤いものが目につくようになった気がする。昔は「緑型」ばかりいたような気がするが……きちんと見ていたわけではないので、はたして「赤型」の割合が近年増えきているのかどうかは定かではない。
マメコガネの光沢のある緑の前胸背板は光線の具合や見る角度で赤っぽく見えたりする。




光沢昆虫で緑⇔赤に見える現象はアオマダラタマムシアオクチブトカメムシでもあった。だから単に光の加減による「見え具合」の問題かとも考えた。
しかし……やっぱり、「赤く見える」マメコガネがいる。


「どうして赤みの強いものが目につくようになったのだろう?」と考えているうちに、ふと頭に浮かんだのがキリギリス。「チョン・ギース」という鳴き声が、いつの頃からか「チョン」の部分が聞こえづらくなり、「ギース」の部分だけ聞こえるようになっていることに気がついて愕然としたことがあった(*)。加齢によって、若い頃には聞こえていた音域が聞こえにくくなったことで起こる現象だろう。
聴力もくたびれてきた感があるが……視力の方も老眼が進み心もとなくなってきている。フォーカス機能のみならず、(聴覚同様に)加齢によって、かつて見えていた色調が見えにくくなるという現象があるのではあるまいか?……昔は緑色に見えていたマメコガネの前胸背が(加齢によって緑の感知能力が落ちたことで)赤みを強く感じるようになったのでは?──そんな考えが脳裏をよぎる。
しかし、昔同様に前胸背が緑色に見えるマメコガネもいるし、撮影した画像を見ても、赤⇔緑の格差は確認できる──単に「見え方」の問題ではなさそうだ。


前胸背が「緑」と「赤」のツーショット画像も撮れたので、光の加減とは別に、色違いが存在することは確かだろう。






というわけで、マメコガネに前胸背が赤いものがいるということに最近気がついて、いささか驚いたしだい。しかし、考えてみれば、これまでマメコガネをしっかり観察したことはなかった。おそらく僕が気がついたのが最近というだけで、きっと昔から赤みの強い個体はいたのだろう……。






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コメント

No title
こういうのもいると言うことでしょうか。マメコガネは沢山見ますね。ナイス!!
No title
> 四季の風さん

マメコガネはよく見かけるので、目に入っても「ああ、マメコガネか……」と、ほとんどスルー状態でした。
気がついてみると、けっこう赤っぽい個体も見かけるので記事にしてみました。
No title
私も、”胸赤マメコガネ”を見つけました。
このブログを見せていただいていましたのですぐにマメコガネの色変わりであることが分かりました。 ありがとうございました。
No title
> iseno245さん

マメコガネは普通に見られる昆虫ですが、前胸背が赤いと印象が変わって「!?」と思うことがありますね。

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