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オオホシカメムシの臭腺開口部/ヒメホシカメムシとの比較追記

オオホシカメムシの腹面と臭腺開口部



アカメガシワの幼果にオオホシカメムシ(成虫)が来ていた。なんとか撮れる位置ではあったが、腹面しか見えない……腹面が見えているので、この機会に撮っておくことにした。


オオホシカメムシに良く似たヒメホシカメムシというのがいて、両種ともにアカメガシワの花穂で目にすることがある。虫見を始めた頃は、このオオホシカメムシとヒメホシカメムシの違いがよくわからなかった。当時、虫屋さんに腹面に違いがあると教わり、腹部が赤い→オオホシカメムシ/黒い→ヒメホシカメムシと見分けられるようになった。これは腹部腹面が赤いのでオオホシカメムシ。カメムシがニオイを発する部分──臭腺開口部(開孔部)も見えていたので、アップで撮ってみた。




カメムシの臭腺開口部は成虫では腹面にある。中脚の付け根と後脚の付け根の近く──中胸と後胸の境い目に開口している。ちなみに、カメムシの幼虫では臭腺開口部は腹部背面にある。
腹面を念入りに撮ったので、背面ショットも……と思ったのだが、オオホシカメムシは幼果から落下。ツツジの葉の上に着地した。


臭腺開口部を確認したのだから、ニオイの方も確かめておこうと、この成虫をてのひらに握って軽く揉んで嗅いでみた。
今回は(?)かすかに薬品のような(?)ニオイがしただけだった。元々あまりニオイが強くない種類なのか、個体の(コンディションの)問題なのか……キマダラカメムシやクサギカメムシのような強烈な悪臭ではなかった。
とりあえずオオホシカメムシの背面ショットも撮れたので、比較用に以前撮ったヒメホシカメムシの画像もあげておく↓。見慣れてくれば背面を見ただけで見分けられるが、デザインがよく似ているので最初は違いがわからなかった。


前胸背がツートンのオオホシカメムシ



その後、同じアカメガシワの幼果にオオホシカメムシが背中を向けてとまっていたので、背面ショットを改めて撮ってみた。


撮影中は気づかなかったが、このオオホシカメムシ、前胸背が上下(前葉・後葉)で2色に分かれていた……。


前胸背が前葉と後葉で色違い(というより後葉の色が異常?)のオオホシカメムシを見たのは初めて。何かの疾患・不全のようなものなのだろうか? それとも時々、こんなタイプ(?)も発現するのだろうか……?

【追記】ヒメホシカメムシと腹/オオホシカメムシとの比較

オオホシカメムシがいた同じアカメガシワにヒメホシカメムシが来ていたので、その画像を追加。




オオホシカメムシとヒメホシカメムシの違い──腹部腹面の比較↓。


オオホシカメムシの腹部腹面は赤いが、ヒメホシカメムシは黒い。


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