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金緑色カミキリと樹液の間欠泉

金緑色にきらめくアカアシオオアオカミキリ





雑木林内の葉の上にアカアシオオアオカミキリが休んでいた。夜行性で樹液に集まるカミキリだが、7月初旬にも同じように日中、葉の上でまったりしているところを見つけて記事にしている。そのときは雑木林のふちにある葉にとまっていたが、今回見つけたのは雑木林の中だった。


金緑色にきらめく体は美しいが、緑色の葉の上にとまっていると意外に目立たないのかもしれない。赤みを帯びた長い脚や触角は植物の茎や枝っぽく見えなくもない……少なくとも日中に樹液ポイントにいるより、こうして葉の上でじっとしている方が目立たないのは確かだろう。日中は見つかりやすい樹液ポイントから離れて、こうして葉の上で休んでいるのがこのカミキリのスタイル(?)なのかもしれない。


枝の間からさしこむ日光があたると緑色のボディが金色がかってきらめく。


吹き出す発泡樹液!?樹液の間欠泉

アカアシオオアオカミキリが休んでいた葉の近くには樹液を出しているクヌギがあって、夜になるとここで食事をしているのだろう──そう思って昆虫酒場をのぞいてみると、いくらか客はきていた。樹皮の隙間に頭を突っ込んでいるカナブンにカメラをむけると──突然、泡立った樹液が噴き出してきた。


画面右下の数字は「時:分:秒」。


樹液が噴き出した瞬間は頭を突っ込んでいたカナブンもビクッと見をひいたが、すぐに食事を再開。
何年か前にも音を立てて樹液が噴き出しているクヌギを見たことがあった。ボクトウガの幼虫が穿孔した孔や樹皮下の隙間にたまった樹液が発酵して密閉空間でガスの圧力が高くなると間欠泉のように吹き出してくるのだろう。
子どもの頃、カブトムシやクワガタとりをしてクヌギやコナラが樹液を出すことは知っていたが、ゆっくりとにじむように染み出てくるものだとばかり思っていた。
突然の噴出には驚かさされたが、涌き出すポイントにいた虫にとってはラッキーだろう。カナブンが吹き出した樹液をなめる姿を見て、ねばっていたパチンコ台から出玉をひきあててウハウハのパチンコ親父を連想してしまった……。

ついでに、近くで見られた昆虫をいくつか──。


ウバタマムシ↑にセモンジンガサハムシのペア↓。


日中、カナブンなどが集まる樹液ポイントで見ることも多いアカボシゴマダラ↓。


アカボシゴマダラは特定外来生物】でも記したが、アカボシゴマダラは今年から外来生物法の特定外来生物扱いになっている。許可なく飼育したり放蝶すると処罰の対象となるので注意が必要だ。



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コメント

No title
こんばんは。
カミキリの指摘、ありがとうございます。
アカアシアオオアオカミキリ、綺麗ですね。ミドリカミキリやアオカミキリは北海道にもいますが、アカアシはいないカミキリです。

外来種とはいえアカボシゴマダラも綺麗ですね。

ナイス!
No title
> バタフライさん

アカアシオオアオカミキリは、初めて見た時、こんなキレイなカミキリがいるのかと驚きました。光沢昆虫は図鑑ではきらめき感がよくわからないので。
画像にするときらめき感は目減りしてしまうのが残念なところです。

アカボシゴマダラは大型で美しいチョウですね。だから放蝶する人がいるんでしょうが……これも、知らずに初めて見た時は驚きました。
こちらでは、今ではもっともよく見かけるチョウの1つです。

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