まだ携帯電話もポケベルもなかった時代に書いた通信もの(?)だ。
自分としては気に入っており、このエピソードを序章とする長編が書けないかとストーリーを模索した。「男の子は、なぜ《カサの通信》を知っていたのか?」「《カサの通信》を物語の中でどう使うか?(この通信法ならではの展開や解決策)」を主軸に「必然性を備えた意外性」を検討しつつ試行錯誤をくり返した。
短編版(本作品)は東海ラジオ放送<ミッドナイト東海>(兵藤ゆきの童話コーナー)で放送され(1982年10月16日)、この年のリスナー投票による童話大賞第2位に選ばれている。
「全てが、素晴らしい」と、ため息をつきました・・・
以前、星谷さんがお描きに成ってらっしゃった四コマ漫画的な絵のタッチとは又異なった雰囲気の挿絵にも仰天!ため息!・・・
「素晴らしい~~~」
「雨の日の通信」のファンタジーの発想に、驚かされました!
・・・どこをどうひねれば、この様な発想が生まれるのか!?
私、読んでて体にジンマジックが・・・ジンマシンが・・・
驚き、驚愕、感動のジンマジック!が出て参りました!!!☆
ありがとうございます。自分でも好きな作品なので、嬉しいです。
ファンタジーというと剣と魔法の世界──みたいなイメージを持たれがちな気もしますが、何気ない日常の中に「ふしぎ」を発見する──そんなスタイルが僕の好みです。
これは身近に暮らす虫の世界に「おどろき」を発見するというのと近い感覚ですね。
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