
またまた虹色にきらめくアカガネサルハムシ
光沢美麗昆虫アカガネサルハムシ──今月既に2回記事にしているのだが、開いてみると、あまりキレイぢゃない……。タマムシに引けをとらない美しさをアピール&後押し(?)するつもりで投稿したのに、画像では実際の輝きは感じられず、アカガネサルハムシに申し訳ない……。このままでは、「アカガネサルハムシの名誉を傷つけた」としてアカガネサルハムシ連盟から「今後は撮影禁止!」と処分されかねない?実際の輝きを再現することは無理だとしても、もう少し「虹色にきらめくメタリックな感じ」が出せないものかと、再々リベンジ。





金属光沢のある昆虫は陽射しや映り込む周囲の状況などの撮影環境で写り方が変わってくる。くもりがちな日にいくらかひらけた場所で良いモデル(あまり動かない)に出会ったときがチャンスだと思っているのだが……。
前回より良い条件で撮れたのではないか……と撮影してる時は思ったのだが……やっぱりイマイチ感は否めない。実際はもっと輝いているので脳内補正してみておくんなまし。今回のアカガネサルハムシ画像はすべて同一個体。
鮮やかなビロードハマキ(ビロウドハマキ)

クワの葉の上に風変わりな蛾が頭を下にとまっていた。漆黒のビロード地に黄色の水玉と赤い帯が鮮やかなビロードハマキ(ビロウドハマキ)。緑の葉の上でいっそう映えて見えたので、角度を変えながら撮ってみた。



ビロードハマキはハマキガ科の中で最大種だそうで、その上この配色なのだから、かなり見映えがする。こんなに目立ってしまって良いのだろうかと心配になってしまう。とまっているときの姿も、なんとも不思議な形に見える。こうした配色や体型には何か意味があるのだろうか?
目立つ配色には警告色のような効果でもあるのだろうか? 一見蛾には見えない形は、「目立っても、虫に見えない」ことで昆虫食のハンターからスルーされがちだったりするのだろうか?
こうしたデザインがもし生存率に有利に働いているのだとしたら、他に似たようなデザインの種類がいても良さそうな気がする。しかし、実際は似たような種類はいないようなので、「たまたま、こんなユニークな姿になっちゃったけど、生存率には支障がなかった」感がないでもない?
昆虫自体の姿や生態に対する関心とは別に、個人的には昆虫に対するヒトの反応──認知の仕組みにも興味を覚える。
ビロードハマキにしてみれば、そんなヒトの認知よりも、昆虫食のハンターたちにどう認知されるかが重要なのだろうが……。
角度によっていろいろな色に変化する様子がよく撮れているなあと
感心して見させていただいてました。
なかなかじっとしている個体も少なくて、たまにおとなしくしてくれているとありがたいですよね。
ビロードハマキは未だ見たことがなく、今年こそ見たいと思っていますが…
捕食者からはトゲトゲしているように見えたり、毒があるように見えたり
たわしが落ちてるように見えたり?するのでしょうかね。
たしかに、私も今は見たいと思いますが、虫に興味のなかったころだったら「気持ち悪い!」と思いましたね~。
そういうメガネをかけてしまっているんですよね。
アカガネサルハムシは構造色っぽい感じが出ている画像を選んでみたのですが、投稿した画像を見ると、なんか色合いが安っぽくなってしまっている気がして……(画像ソフトを使ってキャプションなど入れる段階で若干色がにじんでしまうのかも?)。
うまく撮れるかどうかは基本的にモデル(虫)次第のところがありますね。食事している時(かフンをしてる時!?)が狙いめ。光の反射具合(空の映り込み?)のキレイなアングルを模索して撮るようにしているのですが……光沢昆虫は難しいです。
それに比べるとビロードハマキのような虫は(逃げなければ)撮りやすいかも。
最近関東でも増えてきたんですかね? 何年か前から、見かけるようになったのですが、これまであまり撮らせてもらえず、今回初めてマトモに撮ることができました。
興味がないモノ(虫)に関しては、「何コレ!?」的な異形感で「気持ち悪い!」と感じてしまうのかもしれませんね。
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