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産卵後のシモフリトゲエダシャクと産卵中のシロフフユエダシャク

産卵後のシモフリトゲエダシャクと卵

今シーズンは産卵前の単独ショットペアショットを確認しているシモフリトゲエダシャクのメス。その後、産卵して腹が凹んだメスを見ているので記しておく。






腹はしなびてボリュー感はかなり目減りしてしまっているものの、それでもフユシャク(冬尺蛾)のメスとしては大きめで存在感がある。体をおおっている毛足の長い鱗毛は、獣の毛皮を思わせる。撮っているときは気づかなかったが、周辺の凹みに卵を産みつけていた。


しなびた姿だけでは寂しいので、2013年2月の記事【雪豹フユシャクふたたび+産卵&卵】から(画像は悪いが)立派なシモフリトゲエダシャク♀画像を再掲載↓。




産卵前の大型のメスは見応えがあるのだが、なかなか再会がはたせずにいる。シモフリトゲエダシャク♂の方は、ペアショット確認後もサクラの幹でいくつか目にしているのだが……。








産卵中のシロフフユエダシャク



前の記事でも紹介したが、この時期よく見られるシロフフユエダシャク。擬木で産卵している♀をみつけた。


体をおおう鱗粉は短冊状。シモフリトゲエダシャクの長い毛足の鱗毛とはずいぶん違った印象。


(ついでに)交尾中のウスバフユシャク





擬木にとまっていた別のペア↓。


ウスバフユシャクのペアは12月から見ている。活動期間がけっこう長いフユシャクだ。

昔は冬に活動する昆虫などいないと思っていたが、こうして冬を選んで繁殖活動する蛾がいるというのは興味深い。


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コメント

No title
結局今年も、念願のフユシャク蛾の姿が見つけられずに終わりそうです。
去り行く冬を惜しむかのようにいそしむ多種多様なフユシャク蛾の営み・産卵シーンを、こちらのお部屋で観、楽しませて頂けたことは、とてもありがたいことでした。
厳しい冬季を乗り切るために厚手のコートを着込んでらっしゃる種もいれば、比較的薄手の上着でOKの種もいること・・・
一言でフユシャク蛾と言えども、種々特徴、違いがあるのですね・・・それもまた不思議であり楽しいところ。
魅力満載のフユシャク蛾に、今年末こそは何とか出会ってみたいものです・・・(毎度のセリフですけれど・・・)☆
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

春が近づいてくると、フユシャクと出会うチャンスが残り少なくなってきたような焦燥感にかられますね(笑)。
もう終わってしまったフユシャクもいますが、まだこれから出てくるフユシャクもいますので、あきらめるのは早いかも。シロトゲエダシャクやトギレフユエダシャクは今シーズンまだ見ていませんが、これからチャンスがあるのではないかと期待しています。
No title
シモフリトゲエダシャク、産卵後にしんなりとしてしまって
お疲れした!と声をかけたくなります。
♂もけっこう見られるんですね。
前回の記事になりますが、交尾が見られたのはすごいですね!
プチ木登りしている所に遭遇したかったです…。
来年は真似して探し回ってみようかと思います。

シロフフユエダシャクは擬木の隙間に産卵するのですね。
毛で覆うタイプではないのですね。
No title
> noriさん

他の蛾でもそうなのかもしれませんが、フユシャク♀の場合は翅が小さい(もしくは消失している)ので、産卵後の腹のしなびた感がもろに目立ちますね。ライザップもビックリ!(笑)
ネット情報ではシモフリトゲエダシャクの交尾は《日没後かなり時間を経過してから》だそうで《交尾ペアは樹幹の上方に移動する傾向がある》のだとか……。
プチ木登では普段使わない筋肉を使って、肉体の衰えを痛感しました……。
シモフリトゲエダシャクもシロフフユエダシャクもちょっとした隙間や凹みに卵を隠すように産みつけるようですね。これだと毛で覆わなくても目立たないからOKなのかも。

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