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ヒロバフユエダシャクのツーショット

今季初のヒロバフユエダシャク♀

今シーズン初のヒロバフユエダシャクを確認したのは1月24日。サクラの幹にとまっていた♂だった。姿を見せるのは2月中旬ごろからだろうと思っていたので予想より早め。ユニークな姿のメスを探してみるが……その後もオスの姿はたびたび見かけるものの、メスにはかなか出会えないまま、2月も中旬になってしまった……。








今シーズン見かけたヒロバフユエダシャク♂の一部↑。サクラの幹にとまっていることが多い。幼虫時代を過ごしたサクラ(幼虫食餌植物の1つ)の近くで羽化したものなのか、翅が退化して飛ぶことができない(幼虫時代を過ごした樹から離れられない)メスがいるサクラに飛来してきたものなのか……。
この日もサクラの幹でヒロバフユエダシャク♂を撮影↓。


擬木でもヒロバフユエダシャク♂の姿が目にとまった。「またオスか」とスルーしかけた……が、とりあえず擬木バージョンも撮っておこうと、おざなりに撮影。


撮影した画像のチェックもせずに移動。その後、シロフフユエダシャクやフユシャク亜科のメスは見るが、期待していたヒロバフユエダシャク♀には出会えずじまい。引き上げようかと思って、撮影した画像を改めてチェックしていると……なんと! 擬木で撮ったヒロバフユエダシャク♂の画像にメスが写っているではないか!? オスの姿をみていながら、そのすぐそばにいたメスに気がつかなかったとは……何たる不覚!


あわてて擬木ポイントに引き返すと、ヒロバフユエダシャクのオスとメスは同じ場所にいた(戻るまでに1時間が経過していて、じゃっかん位置は変化していた)↓。


体色と背景の色合いにもよるが、ヒロバフユエダシャク♀は「卒」の文字っぽく比較的見つけやすい(*)──そう思っていたが……今回はオスの方に意識が向いていたこともあって、画像をチェックするまで全く気がつかなかった。
ということで、今シーズン初のヒロバフユエダシャク♀の確認日は2月12日となった。




オスと比べればその差が明らかなように、ヒロバフユエダシャク♀の翅は退化して小さい──その小さ前翅が左右に張り出し、(前翅に比べれば)長い後翅が後方に伸びているのが魅力(だと個人的には感じている)。ネット上には「長い翅が前翅」という情報もあるが、それは間違いだと思う。

《卒》的ヒロバフユエダシャク♀
ヒロバフユエダシャクのペア/♀の前翅はどっち?

シロフフユエダシャク





シロフフユエダシャクもフユシャク(冬尺蛾)の仲間なので、メスは翅が退化して飛ぶことはできない。退化した4枚の小さな翅が確認できる。
近くにいた別個体↓。


このシロフフユエダシャクのオスはヒロバフユエダシャクのオスとよく似ている──フユシャクを見始めた頃、画像を見てそう感じていた。翅の模様が似通った個体がいて、その識別ポイントがよく判らなかったためだが……両種を比べてみると、ずいぶん印象が違う。


※↑【ヒロバフユエダシャクとシロフフユエダシャク】より
個体差もあるが……ヒロバフユエダシャク♂はシロフフユエダシャク♂よりも大きめ。そして翅が丸みをおびてフォルムがふっくらしている。これに対してシロフフユエダシャク♂は前翅の前縁が直線的もしくは反っていてシャープな感じがする。

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コメント

No title
お早うございます。
やはり、メスは翅が退化して飛ぶことが出来ないんですね!
ポチっと✽
No title
> kaneo93さん

フユシャクの仲間はどれもメスは翅が退化して飛べないようですが、翅が消失したものもいれば、小さいながら残っているものもいて、翅の大きさや形にも色々あっておもしろいです。

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