FC2ブログ

シモフリトゲエダシャクのペア他

シモフリトゲエダシャクのペア

先月、シモフリトゲエダシャクのメスを確認した後も、オスを数匹目にしている。昆虫の発生は年によって変動があったりするが、今年は多めなのかもしれない?










シモフリトゲエダシャクのオスは特に変わったところがない平凡な蛾だが、メスはオスとはかけ離れた風変わりな姿をしている(フユシャクの仲間なのでメスは翅が退化している)。オスをたて続けに見ていると、そろそろユニークな姿のメスにも出会えるのではないかと期待が高まってくる。そんな中、サクラの少し高いところにシモフリトゲエダシャク♂の姿を見つけた。


ふだん鉛直面では頭を上にとまっていることが多いフユシャクで、オスが下を向いている時は交尾していることが多い気がする(上を向いたメスと交尾するさいにオスが下向きになる)。シモフリトゲエダシャクの交尾は見たことがなかったが、これはちょっとアヤシイ!? そう思って目を凝らすと……。


やはりオスの翅のかげにメスの姿があるようだ。夜行性らしいので日中に交尾が見られるとは予想していなかった。願ってもないシーン……だったのだが、接写するには位置が高い(遠い)。腕をいっぱいにのばしズームMAXで撮ってみるが、拡大すると画像がかなり粗くなってしまう。
「しかたない……撮りやすいところにいるのを見つけた時に撮ればいいか……」とあきらめかけたが、次にこんなシーンに出くわすのはいつになるかわからない。フユシャクの活動期間は短い──この期間に見られなければ、翌シーズン以降に持ち越しとなってしまう。来年また見られるとは限らない。そう考えると、このチャンスを見逃すのは惜しい気がして、プチ木登りを敢行。


プチ木登りで被写体に近づくことはできたものの……撮影は不安定な状況で、体を支えながらカメラを構えるというプルプル状態。画像はイマイチだが……とりあえず、色も形もまったく違うメスとオスのペア・ショットをゲット。


ウスバフユシャク&クロテンフユシャク

オスとメスでは違いが顕著な性的二型はフユシャク(冬尺蛾)の特徴の1つ。フユシャク亜科のウスバフユシャクやクロテンフユシャクでも交尾が見られた。


擬木にとまっていた同ペア↑↓。


ウスバフユシャクとよく似たクロテンフユシャク↓。


ウスバフユシャクとクロテンフユシャク──オスはかろうじて見分けられるが、メスは単独では(僕には)区別がつかない。別種のオス同士・メス同士の方が、同種のオス・メスよりも、ずっと似ている。フユシャクではオスとメスはまるっきり違う種類に見えるのがおもしろい。


翅がすっかり退化したフユシャク亜科のメス↑。腹端の化粧筆のような毛束が目をひく。この毛は産卵時に卵をコーティングするのに使われる。先月撮った、フユシャク亜科の卵塊↓。




スポンサーサイト



コメント

No title
お早うございます。
わたくしも先日、
似たような蛾の交尾姿を撮りました!
冬シャクガだと~!
詳しい名前は分かりませんでした"(-""-)"
ポチっと✽
No title
> kaneo93さん

拝見しました。かねおさんが撮られたのもシモフリトゲエダシャクのペアだと思います。メスだけでも出会うとラッキー感がありますが、ツーショットはさらに特典感(?)があるような(笑)。いいシーンに出会えましたね。
No title
やはりは星谷さんですね。すごいです。かねおさんもよく見たと思います。見たいです~>ナイス!!
No title
> 四季の風さん

シモフリトゲエダシャク♀は見ることができなかった年もあるので、出会えるとうれしい虫のひとつです。交尾のシーンが見られるとは思ってもいませんでした。

管理者のみに表示

トラックバック