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雪とセミ!?他

1月22日に降った雪は東京都心でも20cm以上の積雪となったらしい。東京都と埼玉県の境にある狭山丘陵では、それ以上。寒さが続いているので(さいたま市では26日に最低気温が-9.8℃まで下がり1977年観測開始以来の最低記録を更新)、雪はまだ少しのあいだ残りそうだ。
雪のあとは目につく虫も減る。フィールドの状況を、ちょろっと見に行ってみた。

冬の風物詩「雪」と夏の風物詩「セミ」のコラボ!?





フユシャク探しで冬に木の幹を見てまわるようになって気づいたことだが、セミの抜け殻は意外にあちこちに残っている。「セミの抜け殻」というとセミが活動している夏のイメージがあって、ほどなく落ちたり朽ちたりしてしまうのだろうと思っていたが、気をつけて見ていると1年くらい残っているものもあったりする。
虫見をするようになって、冬にセミの抜け殻を目にすることは珍しくなくなったが、その状況が一見してわかるシーン──雪を背景にサクラに残されたセミの抜け殻を撮ってみたしだい。
そしてレアな(?)セミの成虫の姿も!?




やはりサクラの幹にとまっていたセミの成虫──もちろん生きているわけではないが、冬にセミの成虫にでくわすと意外感があってビックリする。このセミ(死骸)は暮れにみつけたものだが、まだ残っていたので、これも雪を背景に撮ってみた。

降雪の後のフユシャク



(成虫の)出現は2月の中旬頃だろうと予想していたヒロバフユエダシャクだが、意外に早く確認。
その近くのサクラの枝にはチャバネフユエダシャク♀の姿も↓。


やはりサクラの幹にとまっていたシモフリトゲエダシャク♂↓。




雪がしっかり残っているところでも、擬木は雪融けが早い。そんな擬木にとまっていたフユシャク亜科のフユシャク♀↓。


このメス↑は腹端の毛束もわずかで腹も縮んでいるので産卵後のようだ。
擬木にはりついていたシロフフユエダシャク♂↓。


陽当たりの良いところでは、地表が露出しているところも──そんなところにいたフユシャク亜科のフユシャク♀↓。


腹端の毛束(産卵時に卵塊をおおうのに使われる)もたっぷりあって腹も大きいので産卵前だろう。同♀↓。





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コメント

No title
初めて、冬になっても樹にとまっている成虫のセミの姿を目にしました。ビックリ仰天です!
まず、夏季でさえ、樹にとまったままの息絶えたセミを目にしたこともありませんでした。ので、冬季までそのまま、さらには雪が降っても(と言うことは強風のなかでもということになるのでしょうか?)そのままのセミの姿には驚かされるばかりでした。
・・・と言うことは、捕食者の鳥は、いくらセミでも死んだ活きの悪い状態では食べないのか?とか、アリは?皆で巣に運べばいいものを?と思ってみたり、バクテリアは?キノコの胞子は?・・・そう考えれば、綺麗なまま?そのままの状態で冬を越すセミの成虫(死骸)は、おっしゃる通り「激レア!と言えると想います!」
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

実は1月に木にとまって絶命しているセミを見たのは、これが2例目。初めて見た時は、かなり驚きました。ふつう寿命がくると地面に落ちそうなものですが、どうして木にとまったままなのだろう?──と不思議に思いました。そのときは口吻が木の表面に生えた苔に引っかかっているのだろうか……と思っていましたが、改めて考えてみると、死んだままとまっているというのは菌類に侵された可能性が高いかもしれませんね。
以前見たセミの死骸は頭を上にしてとまっていましたが、今回撮影したものは、半分(?)クモの糸にひっかかって横向きになっていて、風が吹くと揺れていました。

この時期、セミの抜け殻は見慣れましたが、セミは(死骸とはいえ)ちょっとビックリしますね。

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