脱皮の前兆(*後述)があったので、撮影用に用意した枝に移動して撮ったもの(デジカメの内蔵フラッシュ故障のため室内の照明のみで撮影)。足場の枝は水を入れた容器(フタに彫刻刀で穴をあけたもの)にさしてある(洗濯バサミで枝が回転して下を向かないように軸をおさえている)。

足場を決めたあと、前脚を浮かせ体を反らせて、肩の背面を縮めるような動きをする。※画像の下の数字は撮影した「時:分」。

その縮めた部分を反転して伸ばし、背中をつきだすようにして古い皮を破る。体をS字に曲げて腹面でもつっぱっているもよう。古い皮と新しい体が剥離した部分が白っぽくなってく。

背中の裂け目から新しい体がでてくる。幅広の脚も細い関節部分をすり抜けていく。

広い腹はたたまれ、ロールしたようになって出てくる。白い糸のように見えるのは古い気管。

腹端を抜け殻にひっかける形で逆さになる。ロールしていた腹が開く。

前屈するように抜け殻・葉をつかみ、腹端を抜く。

しばらくじっとしていたのち、抜け殻を食べはじめる。
今回の脱皮の時間経緯(2009.09.19)
・脱皮開始・・・・・・・・07:54
・反転して腹端を抜く・・・08:24
・抜け殻を食い始める・・・09:34
・抜け殻を食べ終える・・・10:07
◎スライドショー(今回の脱皮の抜粋画像31枚)
*コノハムシの脱皮~前兆と経緯~*
・同じ場所でじっとしているようになる。
(通常もじっとしているが、餌を食べたり移動のさいに動く)
・葉を食べなくなる。
(葉に新たな食痕ができないことで確認できる)
・糞がとまる。
(コノハムシの下に落ちる糞の量で確認できる)
・呼吸するようにゆっくり腹をあおるようになる。
(気管?の通りが悪くなるためか?)
・ときおりはげしく腹をあおる。
・体を反らせ、Sの字にして背中の皮を破り、脱皮が始まる。
・腹端をひっかける形で逆さ吊りになる。
・前屈して抜け殻にとまり、腹端を抜く。
・体が固まるのを待つ。
(羽化の場合はそのまま翅がひろがるのを待つ)
・抜け殻を食い始める。
(※何かの加減で抜け殻を食わないこともある)
・葉を食い出す。
(翌日以降になることが多い)
●コノハムシ~卵から成虫まで~ ※タイ産コノハムシ まとめ編


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