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脱皮後の抜け殻落とし@アカスジキンカメムシ

アカスジキンカメムシ:脱皮後の《抜け殻落とし》



アカスジキンカメムシ幼虫が集まっていたゴンズイの葉──8月末に見た時には5齢(終齢)幼虫1匹と4齢幼虫が4匹とまっていたが、今回のぞくと5齢幼虫ばかり3匹になっていた。他のメンバーは……と周囲を見ると、隣の葉の裏に──↓、


脱皮直後のアカスジキンカメムシ5齢(終齢)幼虫と抜け殻があった。


この状況は、(個人的に注目している)《抜け殻落とし》が行なわれる前──これからそのシーンが展開されることが期待できる。
《抜け殻落とし》は、僕が勝手につけた呼び名で、脱皮後の幼虫や羽化後の成虫が抜け殻を落とす行動のこと。2012年にエサキモンキツノカメムシの羽化で初めて目にし、驚き、不思議に感じたものの、当時はその意味するところは想像できなかった。その後アカスジキンカメムシの羽化や脱皮でも《抜け殻落とし》を確認し、今は《自分や仲間が生活しているエリアから抜け殻を排除することで、寄生蜂・寄生蠅などの天敵に察知されるリスクを減らしたり、(抜け殻を残しておけば大挙してやってくる?)アリを避ける効果があるのではないか》と考えている──が、確証はない。
そんなカメムシの《抜け殻落とし》を観察するにはうってつけの状況──ということで、このアカスジキンカメムシ新5齢幼虫(と抜け殻)に注目した。
今年は5月に羽化後のアカスジキンカメムシの《抜け殻落とし》を確認しながらマトモな画像が撮れなかったので、この機会にちゃんと押さえておきたいしいう思いもあった──のだが……。
実は今回も《抜け殻落とし》は目の前で確認できたものの、例によってあっという間の出来事で、またしても撮り逃してしまった。
なので、《抜け殻落とし》が行なわれる2分弱前に撮っておいたシーンと、《抜け殻落とし》直後のピンぼけシーンを……画面の隅の数字は撮影時刻(時:分:秒)。


今回も《抜け殻落とし》は、何の予兆なく、あっという間だった。
《抜け殻落とし》をはたしたこの新5齢幼虫の体色の変化は、こんな──↓。


しばらくすると向きを変えた。


《抜け殻落とし》から1時間程すると黒い部分がだいぶ濃くなってきて、なじみのある模様がハッキリしてきた。


今回は(も)《抜け殻落とし》のシーンが撮れなかったので、以前撮った画像から、その行動がわかるものを──↓。


※↑【アカスジキンカメムシの抜け殻おとし】で観察した個体。

カマキリの抜け殻



抜け殻つながりで(?)、8月末に撮っていた、葉の上に残されていたカマキリの抜け殻。カマキリなら(肉食なのだから)脱皮したあと、抜け殻を食ったらよさそう(効率的)な気もするが……抜け殻はしばしば目にする。よく見るとこの抜け殻↑にはアリが1匹きていた。
こちらの抜け殻↓にはすでにアリが数匹きていた。


葉の上に残されたカマキリの抜け殻にアリが来るということは……カメムシの抜け殻も葉の裏に放置しておけば、それを見つけたアリが仲間を呼び大挙してカメムシの生活圏に押し掛けてくるかもしれない。そう考えると、アリ対策的な意味でも《抜け殻落とし》はカメムシにとって意味があるように思えてくる。


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