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『フェレットinジャケット』フェレット漫画第1作

フェレットinジャケット

『フェレットinジャケット』は初めて描いたフェレット漫画。当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌が募集していた《第6回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》で「回し車賞」と「編集部期待賞」を受賞。【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】2002年8月号に掲載された。
稚拙さが目立つ作品だが、記念すべき(?)フェレット漫画第1作ということで。
オリジナルはモノトーンだが、パソコンで彩色。ブログ用に手を加えたもの。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】では3ヶ月ごとに《ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》を開催していた。賞には、グランプリ/金賞/銀賞/ハムスター賞/回し車賞/ひまわりの種賞/編集部期待賞とあって、ハムスター賞以上でデビュー、回し車賞以上の作品が掲載されるというシステムだった。
『フェレットinジャケット』はその《第6回》に応募。ありがたい事に「回し車賞」+「編集部期待賞」に選んでいただき、デビューには至らなかったものの、作品の誌上掲載がかなった。
初めて描くフェレット漫画であり、新人まんが大賞のたぐいに応募するのも初めて。そもそも漫画を描く習慣もなかったため、ダメ元で応募していたのだが、予想以上の結果にビックリ。下手なので心苦しい部分はあったが、自分の描いたブランカやグランジのエピソードが多くの人が読む雑誌で紹介されるというのが嬉しかった。

ふだんあまりマンガを読まない僕に【ハムスター倶楽部スペシャル】(のちに【ハムスペ】)の存在を教えてくれたのはフェレット仲間だった。「フェレットの漫画が載っている」というのでさっそく購入。その号に《新人まんが大賞》の公募が載っていたのだ。

フェレットは素材として魅力的なのに、その割にマンガが少ない──と不満に思っていた僕は、この公募ページを見て「既製フェレット漫画が少ないのなら、自分で描いてみようか」と考えた。もちろん初めて描くようなマンガを応募したところで、すんなり受賞とはいかないだろう。けれど、漫画という形にしておけば、落選しても「我が家のフェレット記」として残すことができるではないか──そこに意義を感じて取り組んだのが『フェレットinジャケット』だった。

『フェレットinジャケット』はタイトル通り「上着のふところに入って散歩に行くフェレット」のアウトドアなエピソードを、4コマ漫画形式で構成してみた作品。
これまでの小動物漫画というと、舞台が室内に偏り勝ちのきらいがあるが、そんな中にあって散歩派のわが家のフェレットのアウトドア中心のエピソードはユニークなのではないか……という狙いもあった。

当初は、この1作のつもりでいたのだが『フェレットinジャケット』を描き上げた時点で、達成感や満足感のようなものは得られなかった。むしろ描ききっていない物足りなさ──不完全燃焼のモヤモヤ感が残り、そのままでは気持ちが悪いので、すぐにフェレット漫画第2作『ふぇレッツ・ゴー』にとりかかった。《第6回》の発表前だったが、結果に関わらず、これを《第7回》に応募するつもりでいた。

『ふぇレッツ・ゴー』を描き上げて、「まぁ、今の自分のレベルではこんなものか」と、ようやく諦めをつけて(?)ちょっと落ち着いた頃、《第6回》に応募していた『フェレットinジャケット』が掲載になることを知り、驚くことになる。
そしてその後、《第7回》に応募した『ふぇレッツ・ゴー』が「ハムスター賞」に選ばれ、デビューが決まったのだった。

肩乗りイタチ・ベタなれになったブランカ



最初はおてんばで噛みフェレットだったブランカの変身後(?)のベタなれになったようす。いわゆる「しつけ」は一切していない。散歩による「抱っこフェレット効果」で信頼関係が構築したと考えている。

初めてお迎えしたフェレット・ブランカは当初かなりお転婆で噛み癖もきつかった。僕の腕はいつも傷だらけだったが、フェレットについてあまり知識がなかった当時は傷の痛みよりも「これが【攻撃】的に行われているのか、それとも【遊び】がエスカレートしたものにすぎないのか……そこらへんが気になっていた。
フェレット同士がじゃれあうようなつもりで僕の腕と遊んでいるのなら、まあいい(その程度で裂けて出血するやわな人間の皮膚が悪い?)。しかし、ストレスや恐怖からくる攻撃的色合いがあるとしたら問題だと思ったのだ。

そして「もし、ストレスがあるのなら、広い場所で遊ばせてやればいくらか解消されるかも知れない」などと考え、ある日近所の公園へブランカを連れていった。
広い場所でのびのび遊ぶ姿を想像してのことだったのだが……ブランカは意外にもすぐ僕の懐に飛び込んできては周囲への警戒をあらわにしていた。
これには僕も驚いた。室内ではブランカをじっと「抱っこ」するということは不可能だったからだ。
それが外へ連れ出したとたん、自ら僕の懐に飛び込んでくる「抱っこフェレット」になり、「噛みフェレ」から(僕にはベタベタの)「舐めフェレ」に大変身したのである。

振り返って考えてみると、遊び好きのフェレットにとって室内での「抱っこ」は「拘束」だったのかもしれない。遊びをじゃまされるのをいやがり「抱っこ」を嫌っていた。
ところが勝って知ったる室内から未知の野外へつれてこられたことで、ブランカの内に警戒心や不安が呼び起こされた──そんな状況下で安心できる場所を求めたとき、僕は唯一頼れる存在だと認識され位置づけられることになったのではないかと解釈している。

とはいっても、屋外はただ恐いだけの場所では決してなかったようだ。ブランカは僕のふところを基地に野外でも遊ぶようになった。
野外では警戒心も働くが好奇心もまた刺激されるらしい。【好奇心】と【警戒心】は「イタチがハンターであると同時に他のハンター(より大きな哺乳類や猛禽など)に捕食される存在」であることを示しているのだろう。

※フェレット漫画『ふぇレッツ・ゴー』 ※カラー加筆復刻版
しっぽの役割:編【フェレット:尾の役割&しっぽ振りの意味(漫画版)】
超魔術イタチ:編【フェレット漫画:超魔術イタチ!?】
グランジ目線で散歩:編【フェレット漫画:いたち目線で散歩】
イタチと迷信!?:編【フェレット漫画:イタチは不吉!?】
ニオイでほんろう:編【フェレット漫画:最後っ屁対決!?】
すっげ~:編【フェレット漫画:最大のハプニング!?】
忍者イタチ:編【フェレット漫画:忍者イタチ!?】
ハムスペ新人まんが大賞受賞作:編
『フェレットのいる風景』

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コメント

No title
フェレット、今ではすっかり大人気のペットになりましたよね。
星谷さんの漫画、フェレットへの愛を感じました。
こんなふうになつかれると可愛くて仕方ないですね。
漫画のラスト。58コマ好きです。^^
「本日の探検終了」のセリフ、「探検」に「ミッション」とルビをうちたくなりました。^^ヾ
ココにも傑作ポチ☆
No title
よっこさん、コメント&ポチ☆ありがとうございます。

僕が飼い始めた頃はまだフェレット専門の飼育書なども出ていなくて、小動物の飼育書の中に「餌はドッグフード」なんて紹介されていた時代でした。
(今はちゃんとフェレットフードが普及しています)

当時はわからないことも多かったのですが、実際にお迎えしてみると予想以上にフレンドリーなのにビックリ。
その実体験を漫画で記録しておくのもいいのではないか……そんな思いもあって描いてみた作品でした。
No title
まわりの反応も予想以上に面白くて、フトコロのフェレットは暖かそうですね(^^♪
子供が小さい頃、カナヘビをポケットに入れて散歩していたのを思い出しました!
No title
僕がフェレットを飼い始めた頃は、まだあまり知られていない動物だったので、散歩に連れていくたびに色んなリアクションがありました。
ふところイタチ、冬は暖かいですが、着ている服の素材によっては静電気が起こり、鼻先が触れると(?)パチパチ放電してました。
寒い時期は首にまくと生きた毛皮のマフラーは温かかったです(笑)。
逆に暑い時期は凍らせた保冷剤やポットボトルをタオルにくるんでフトコロに入れてました。

カナベビの散歩はしたことがありませんでしたが……カメレオンの日光浴で公園にでかけることはよくしていました。
(陽当たりの良い植え込みの枝にとまらせて日光浴)

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