FC2ブログ

シモフリトゲエダシャク♀の毛皮感!?

3年ぶりのシモフリトゲエダシャク♀



ふと見上げると、苔むした桜の枝にフユシャク♀の姿が……。産卵後で腹がしなびているが……にもかかわらず大きい!? 「これは!」と思いよく見るとシモフリトゲエダシャクだった。標準和名に「フユ」は入っていないがフユシャク(冬尺蛾)のひとつ。


産卵前はパンパンだったはずの腹はすっかりしぼんで見すぼらしい感じになっていたが……シモフリトゲエダシャクはフユシャク♀としては国内最大級だそうで、以前そのボリューム感あふれる姿を目の当たりにして圧倒されたことがある。♀をみたのは3年ぶりだ。


僕はシモフリトゲエダシャク♀を見るとユキヒョウのイメージが浮かぶ。気品ただよう美しき獣。が、この個体はしなびた腹がペタンコになってしまい、まるで毛皮の敷物のよう……「トラのラグマット」ならぬ「ユキヒョウのラグマット」を思い浮かべてしまった。


シモフリトゲエダシャク♀の白地に黒のカラーリングがユキヒョウのイメージと重なるのだが、この時期よく見られるシロフフユエダシャク♀(色合いにはかなり個体差がある)の中にも似たような色合いのものがいる。同日撮影した2種♀を並べ見ると↓。


色合いは似ているのだが質感的にちょっと違う!? シロフフユエダシャク♀はシモフリトゲエダシャク♀よりだいぶ小ぶりだが、印象の違いは大きさの違いだけではない。シロフフユエダシャク♀では腹の表面を短冊状の鱗粉が瓦のように覆っている。


シロフフユエダシャク♀別個体↓。こちらは産卵前で(卵がつまった)腹がふくれている。




これはこれでキレイだが……シロフフユエダシャク♀の短冊状の鱗粉に対し、シモフリトゲエダシャク♀の腹を覆っているのは獣の被毛のような鱗毛。高級毛皮感(?)が漂っている気がしないでもない!?




毛皮チックな鱗毛は、やはりユキヒョウを思わせる。産卵後のプロポーションでは本来の魅力が伝わらないので、4年前の記事から画像を再掲載↓。


(※↑【雪豹フユシャクふたたび+産卵&卵】より)
「フユシャク(冬尺蛾)界の女王」と呼びたくなる立派な風貌だ。

鳥ではないミミズクと牛ではないカメムシ



雑木林沿いの欄干を歩いていたのはミミズクの幼虫。平たい体から、海底を泳ぐヒラメやエイを思い浮かべてしまった。


脚は体にぴったり隙間なく収納できるデザインになっている。ボディラインを隠す効果があるのだろう──静止して脚をたたむと葉や幹に密着できる。なんともユニークな昆虫なので、これまで何度もネタにしてきた(*)。
冬にも虫はそれなりに見られるもので、ウシカメムシもその1つ。


カッコ良くてユニークなフォルムが魅力。


この虫も色々ネタにしてきた(*)


スポンサーサイト



コメント


管理者のみに表示

トラックバック