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シロフフユエダシャクも出てきた

シロフフユエダシャクほか冬尺蛾



1月下旬になってシロフフユエダシャク♀を見かけるようになった。フユシャク(冬尺蛾)の仲間なのでメスは翅が退化している。木製デッキの手すりにいた↑同個体↓。


その近くにいた別個体↓。




直径20mmの1円玉と比較すると、こんな感じ↓。


同じ木製デッキの側面──鉛直面にとまっていたシロフフユエダシャク♀↓。


退化した小さな翅が確認できる。このメスは不明瞭だが、個体によって腹の背面にクッキリ模様が現れているものもある(*)。
ガードパイプにとまっていたシロフフユエダシャク♀↓。


シロフフユエダシャクは、狭山丘陵ではもっともよく目にするフユシャク。1月~3月まで比較的長い期間見ることができる。今シーズン、♀は1月下旬に入って見かけるようになったが、♂は例年よりやや早く12月下旬から出ていた。
ユニークなメスとは違って平凡なオス↓。


シロフフユエダシャクはシャクガ科>エダシャク亜科のフユシャクだが、シャクガ科>フユシャク亜科のフユシャクも見かける。やはりオスは平凡な蛾↓。


オスとは容姿がかけ離れているフユシャク亜科のフユシャク♀↓


翅は退化し消失している。同個体↑↓。


フユシャク♀は壁や柵など人工物にとまっていると見つけやすい。


サクラの古木では、12月下旬から正月あたりが見頃だったイチモジフユナミシャク(シャクガ科>ナミシャク亜科のフユシャク)はすっかり減った。1月下旬の産卵後(腹がしなびた)個体↓。


ついでにカメムシ/擬木の虫は少なくなった…

サクラッチ(桜ウォッチ)をしていると、幹の凹みで集団越冬しているヨコヅナサシガメ幼虫が見つかりがち……。


冬でもカメムシの仲間はちょくちょく目にする。






これ↑も擬木で見かけたツヤアオカメムシ。
冬でも色々な虫たちが見られたギホッチ(擬木ウォッチ)コースだが……最近めっきりその姿が減った。
隣接する雑木林から歩道上に伸びていた木の枝(枝のアーケード?)が最近大胆にカットされたり伐採されたりしており(頭上の枝から落ちて擬木にのぼってくる虫が減り、発生木とおぼしき木も切られたりしている)、また晩秋から擬木まわりの落ち葉撤去作業が頻繁に行なわれていること(落ち葉とともにそこにいる虫も撤去される)などが原因のような気もするが……以前もっとも虫が多く見られたコースは、昨冬あたりから閑散としている。以前はギボッチ(擬木ウォッチ)コースを一周りすればフユシャク♀もいくつ見たか覚えられないほど出会っていたので「フユシャク♀カウンター」を持参していたこともあったのだが……。


3年前のギボッチ(擬木ウォッチ)コースのフユシャク状況↑。この日確認したフユシャク♀の大半はシロフフユエダシャクだった。


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コメント

No title
シロフフユエダシャクも出てきたのですね。
2014年、48個体でしたか… すごいです!
それだけ多いと、確かにカウンターを使わないと分からなくなりますね。
ヒゲナガサシガメの幼虫は、見ていて楽しくなるデザインですね!

今年の冬は、柵で見られる虫が圧倒的に少ないと
神奈川方面の方も嘆いていたので、なにか気象等の条件もあるのでしょうか…
狭山丘陵では昨シーズンから減っているので、伐採やそうじの原因も重なっていそうですね(- -;
No title
> noriさん

今冬は虫が少ないですね……。
何年か前には冬にも擬木の上にはフユシャクはもちろん、小さな甲虫類やカメムシ、ハチ、クモ、イモムシなど色々見られたものですが……昨冬あたりから激減した感じがします。

今冬は神奈川方面でも少ないようですか……。そういえば、千葉方面で今季(昨年11~12月)はクロスジフユエダシャクが少ないというハナシがありました(その方は記録的に早かった11月の初雪も影響しているのではないかと考えていたようです)。
狭山丘陵周辺だけでなく、他でも虫が少なめだとすると、何か気象的な原因もあるのかもしれませんね。

ヤスデの葉をみつけるとちょろっとめくってみるのですが、ハズレばかり……負けが込んでくるとやめられなくなりそうなので、すぐに放棄……ということで、葉の裏の虫とも疎遠です。

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