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謎のなんちゃって東屋!?(正体追記)


謎のなんちゃって東屋(あずまや)!?

《先日、天気予報で傘マークが無い事を確認して出かけたのに雨が降り出した。》──以前、そんなうらめしい書き出しで記事を綴ったことがあった(*)。その記事では次のように続く──《予報では晴れマークもあったし、雨は一時的なものですぐ上がるだろう……上がらねばならぬ……と思っていたのに、やむどころか雨脚は強くなるばかり。やがて土砂降りとなり雷まで鳴りだす始末!(中略)天気予報は、はずし過ぎ! 天文では何十年も先の月食まで正確に予想できるというのに気象の方は1時間先の雨すら予報できないのが情けない。》

外出先での予想外の雨はいまいましい。街なかであれば店や建物の軒下に入るなどして雨宿りができるが、緑地ではそれもままならない。そんなときに、がぜんとありがたみを発揮するのが「東屋」(あずまや=眺望を妨げないように壁を排し、柱と屋根で作られたシンプルな小屋)の存在だ。
突然の雨にあわてふためき、「駅まで走ろうか……いや、方向は逆だけど東屋が近い」──と、普段は気にもとめずにスルーしていた「東屋(あずまや)」の存在を思い出して、勇気と希望を奮い起こし、雨宿りに向かう──なんてこともあるだろう。
しかし──息せき切ってたどりついた「東屋」が、これ(冒頭の画像)であったとしたら……。
この建物は多摩湖(村山貯水池)を一望できる都立狭山公園の一角に比較的最近作られたモノだが……どうしたワケか、屋根は骨組みだけのフェイク(?)でついていない。
雨宿りしようと駆けつけた人が、はじめてそのことに気づいたら……「バンザーイ……なしよ」という欽ちゃんの声(古…)が脳内にむなしく響くのではあるまいか。

ふつう、東屋には屋根がありそうなものだ。いや、あってしかるべきものだろう。屋根がいらないというのなら、柱だって必要ないはずだ。役立たずの屋根もどきを支える柱をわざわざ設置する意味が、いったいどこにあるのだろうか?
しかし実際には、この、なんちゃって東屋(?)には屋根がない……。
せっかく骨組みまで作ったのに手抜かりで屋根の仕上げを忘れたまま放置された東屋──「耳無し芳一」ならぬ「屋根無し放置」!?
いったいどういうことなのか?

工事途中というわけではなさそうので、コレが完成型なのだろう。都立公園の施設なのだから、ちゃんとした業者が設計し施工しているはずだ。大福を作ってアンコを入れ忘れた──みたいな手抜かりはないだろう。
コレで完成型ということは……コレはホントは東屋ではなく、何か別の施設なのだろうか?
ひょっとしてパーゴラ(藤棚のような、つる棚)?──とも考えてみたが、肝心の蔓植物やそれを生けるスペースが見当たらない。
予算が通って設置された施設なのだから、きっとちゃんと意味があるのだろろうが……いずれにしても、これを(雨宿りができる)東屋と認識している来園者は多いのではないかと思う。突然の雨に見舞われ、「バンザーイ……なしよ」的な経験をした人もいるのではあるまいか?
「屋根ぐらいつけたらいいのに……」と思ってしまうのは僕だけだろうか?

緑地歩きで昆虫を見ていると不思議に感じることは多いが、ときには人工物で不思議を感じる事もある……ということで。
ちょっとしたプチ・ミステリー!?



【追記】正体は「防災パーゴラ」

※mixiの方でコメントをいただき、謎の東屋(?)の正体が判明──「防災パーゴラ」なるものでした。
ふだんは休憩施設として利用し、災害時には屋根や壁にあたるホロをかぶせてテントのような形にして、救護室や倉庫などに使うようです。

平常時に壁(目隠し)にあたる部分を外して、眺望を確保できる「休憩施設」として利用するというのは理解できますが……ただ、屋根くらいつけたままにしておけば雨宿りもできる「東屋」として使えるのに(その方が便利なのに)……と、そんな気がしないでもありません。

あるいは……屋根が常設されていると、ここで寝泊まりする者が居着いてしまいがち!?──と、そんな危惧でもあって、あえて「屋根無し放置」にしているのか……。
いずれにしても、(東屋と思い込んでの「バンザーイ……なしよ」の悲劇を減らすためにも)この施設が「防災パーゴラ」だという周知はもっとして良いのではないかと思います。


*うちゅうのモグラ捕獲!?!

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*雨でも傘は濡らさない
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コメント

No title
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
藤棚?でも地面がコンクリですね。
考えることで、頭の体操でしょうか?気になります。
No title
> あめふらしさん

てっきり「東屋」だと思っていたので、屋根がないと気づいた時には「えっ!? どうして?」と驚いてしまいました。
こんな形にも、きっと意味や目的があるのでしょうが……ちょっと思いつきません。

今年も宜しくお願い致します。
No title
予算が余ったから作りました、的な道路や構築物がいっぱいありますね。
屋根無し放置、上手い!
ナイス!
No title
> nika4さん

骨組みまで作ったところで予算を消費しきって屋根が作れなかったとか?
だとしたら、「耳無し芳一」ならぬ「金無し放置」ですね(笑)。
No title
こんにちは・・・

・・・にしても、いつもながらの星谷さんの(脳内言葉変換)の巧みさには驚き楽しませて頂いてます!
それに比べて、この(屋根なし放置)の技には巧みさがうかがえませんね・・・いったいどうしたものか?
・・・最初、私はよくあるパーゴラなのかな?と想いましたが、よくよく見ると、屋根の形(構造)がパーゴラではありませんね!雨水が流れ、雪を落とす(屋根の構造)に成ってる・・・だのに、雨水をしのぎ、雪を避けるものが無い!
「これおかしいわ!」
・・・その(変!)に気付ける感性がイイナ~~~!(笑)
流石の観察眼が、こういった事にも活かされてて・・・
日々の観察が、如何に大切であるか!を改めて感じさせて頂きました!!!☆・・・
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

翅が退化したフユシャク♀にも驚きましたが、屋根が(骨組みしか)無い東屋(?)にも「!?」でした(笑)。
予算をとって作られたモノである以上、ちゃんと目的はあるのでしょうが……パッと見、屋根が無い東屋に見えてしまいますよね。

このベンチの下は鍵つきのボックスになっています。もしかすると、ここにホロでも入っていて、必要に応じて(?)張るのだろうか……などとも考えてもみたり?
それでも、立派な柱は常設でホロだけ収納というのは腑に落ちない気もしますが……。
No title
謎の東屋(?)の正体が判明したので、本文に追記。
「防災パーゴラ」なるものでした。
No title
ばんざーい…なしよ、がウケました~。
雨宿りとか、あと夏の暑い日に日陰を求めてさまよっているときとか
間違いなく欽ちゃんになりますね。
屋根ぐらいつけておけばいいのに、ってまったく同意です。
あのあたりで寝泊まりする人って、みかけないですよね…
狭山湖周辺はいい東屋が多いだけに、不思議ですね。
No title
> noriさん

テレビを離脱してから、最近のキャグには疎いのですが……脳内ではコント55号や小松政夫が活躍を続けています(笑)。

立派な柱が常設なのに屋根が常設ではないというのが不思議ですよね。この防災パーゴラの周りには擬木があるので、そこはよく見ていたのですが、屋根がないことに気がついたのは最近。
noriさんのアズマーなブログを拝見していたので、「ここにも東屋ができたな」と、なんとなく見上げてみたら……なんと屋根は骨組みだけ!?
ホントに屋根ぐらいつけておけばいいのに……と思ってしまいます。

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