FC2ブログ

なんちゃってフタオトカゲ!?

第2のしっぽ?なんちゃって双尾トカゲ!?



尾が二股に分かれたトカゲがいた。
猫又ならぬトカゲ又!? 双頭のヘビならぬ双尾トカゲ!?!




これは再生した尾が二股に分かれていたヒガシニホントカゲ。尾が2本あるトカゲは時々みつかるようだ。
トカゲの仲間は敵に襲われた時など自ら尾を落とすことがある(自切)。切り離された尾はピチピチと跳ね回って敵の注意を引きつけ、そのスキに本体は逃げる──捨て身ならぬ捨て尾の陽動作戦というわけだ。切れた尾は再生するが、自切が中途半端で(?)捨てたはずの尾が完全に切れていない状態で新たな尾が再生すると尾が2本のトカゲができあがる。また、自切後、再生した尾が傷つくなどすると尾が2本できることもあるそうだ。
この個体も再生した部分で尾が二股に分かれていた。一つは短めだが、背面に突き出しているのでサメの第2背ビレっぽくて、ちょっとカッコ良かった。

このなんちゃって双尾トカゲがいたのは、雑木林沿いの石垣。最近ハリサシガメを見に行く場所だ。この石垣はトカゲ密度が高い。


ただ、いつでもたくさん見られるわけではなく、いるときには石垣のあちこちで目にするのに、いないときはほとんど見かけない(炎天下で石垣が熱く焼かれているときは少ない)。
この時は曇りがちで(あまり暑くなく)石垣のあちこちでヒガシニホントカゲの姿が見られた。その中に、なんちゃって双尾トカゲを見つけたので撮ってみたしだい。
瑠璃色に輝く尾が美しいヒガシニホントカゲの幼体(*)もでていた。


また獲物を探して活発に動く個体も多く、蛾やイモムシ、ミミズなどを捕食するシーンも見られた。中にはシオヤアブを捕まえた個体もいた。


シオヤアブはスズメバチやオニヤンマも捕食するそうで「最強の暗殺昆虫」なんて呼ぶ向きもあるみたいだが……そんな相手をハンティングするヒガシニホントカゲ、あっぱれ!
ピンチの時には自ら尾を切り離して逃げる──そんな大胆な生存戦略まで取り入れて生きのびてきたヒガシニホントカゲ。つまりそれだけ狩られることが多い小動物なのだろう。しかし、そんなヒガシニホントカゲも立派なハンターであることを見せつけるシーンであった。

スポンサーサイト



コメント

No title
双尾トカゲを初めて観ました!
こういった現象もあるのですね~~~・・・
双尾を手に入れた事で、何だか、より勇ましく観えるのは(大きな勘違いなのでしょうかね!)

私は、トカゲをカメラに収めようとしても、大概は直ぐに逃げられてしまいます。
トカゲを、この様にバッチリとカメラに収める事ができません・・・
「何か、トカゲに近づけるコツでもあるのでしょうか?」
・・・と、(夏休みこども相談室)のような質問をしてしまいそうです・・・☆
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

あまり立派な「双尾」ではなかったんですが、それなりにカッコ良く見えたのでネタにしててみました。

トカゲは見つけてもなかなか撮られてくれませんね。この双尾個体も近づくと隠れてしまいそうなので、ちょっと遠目からの撮影になってしまいました。
できれば、もうちょっと近づいて撮りたかったのですが……その前に逃げられてしまい……やっぱり野生のトカゲに近づくのは難しいですね。
No title
そのうち最初の尾は消えるのでしょうか。蛇にもあいますが、これもなかなか撮ってもアップできないです。(嫌いな人が多いので)ナイス!
No title
> 四季の風さん

二股になった尾は、あるていど成長することはあっても、片方が吸収されることはないだろうと思っていました。根拠があってのことではなく、誤スイッチが入って2つになったのだから、その方向で形成されるのではないかという想像にすぎませんが。

昆虫もそうですが、ヘビも好きな人と嫌いな人が大きく分かれる生き物ですね。ヘビにも幼体と成体で模様がまったく異なるものがいて面白いです。
No title
横から見ると、カッコいいですね。十手みたい。
最強のシオヤアブもトカゲにはやられるのですね。
こんな場面に遭遇してみたいです。
人間にも再生能力があったらなと思います。
カナヘビは撮り易いのに、トカゲはすばしこっくて中々撮れたためしがありません。ナイス!
No title
> S-Birdさん

なるほど、「十手」──言われてみれば確かに似てますね。
この個体の愛称は「十手くん」に決定!(笑)

再生能力は憧れますね。トカゲの尾は骨までは再生できないそうですが、イモリ並みの再生能力がヒトにもあったらなぁ……と思うことはあります。特に眼とか歯は何度でも新品(?)に交換できればいいのにと……。

管理者のみに表示

トラックバック