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コノハムシ:卵と1齢幼虫

タイ産コノハムシの4代目が誕生したので、あらためて卵と1齢を紹介。

コノハムシの卵



コノハムシは羽化すると3週間~1ヶ月ほどで卵を産み始める(単為生殖ができるので♀1匹でも繁殖可)。
産卵が始まると毎日2個ほどの卵を勢い良く飛ばすように産み落とす。
卵は湿った砂の上などに移すと水分を吸って形が変わる(膨らむ)。




孵化直後の1齢幼虫



誕生したばかりの幼虫は赤い。
腹を丸めるように反らしてアリのようによく歩く。
孵化直後の幼虫は高い所を目指して歩く──こうして枝先の若葉(餌となるやわらかい葉)へ到達できるようになっているのだろう。

孵化時のトラブル

孵化がうまくいかないこともある。脚がひっかかっていたり、卵の殻を引きずっているようなときは、卵をおさえると自力で離脱できることがある。それでも脚が抜けない場合は脚と卵の接点あたりに注射器型のスポイト(化粧品用?)などで水滴をたらしてやると、しばらくして抜けることがある。




赤から緑への変身(1齢のうちの変化)





1齢幼虫の餌

若齢幼虫は硬い葉を食べることができないので若葉などの柔らかい葉が理想。



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コメント

No title
初令が餌を食べることができると成長への難関を1つクリアしたと思えますね。
それにしても卵にフタがある生き物てあんまりいないですよね。コノハとナナフシくらいでしょうか。
No title
そうですね。与えた葉にちみっと齧ったあとを見つけるとホッとします。
粉のような糞を確認して「よしよし」と思ってみたり。

最初の脱皮がクリアできるかどうかが次の難関というところでしょうか。

フタつきの卵といえば、カメムシの中にもそんな構造のものを産む種類がいますね。僕が見たものではクサギカメムシの卵もそうでした。
孵化を英語でハッチングというそうですが、コノハムシの卵蓋は潜水艦や戦車の丸形ハッチを連想してしまいますね。
No title
ドキドキヒヤヒヤですね!
コノハムシの卵は草の種にも見えます~(^^♪
No title
コノハムシの卵を初めて見たとき、僕も植物のタネみたいだと驚きました。
オーストラリアでは種子に擬態した卵をアリが(種子と間違えて?)巣に運び込む事で外敵から守られて孵化するコノハムシがいるそうです。僕は未見なのですが、アッテンボローの『Life in the Undergrowth(2005)/4.Intimate Relations』の中でそのことが紹介されているとか。
卵のときから植物に擬態しているというのがスゴイですね。
孵化したコノハムシ4代目は次々と2齢になっています。

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