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桜の開花とヨツボシチビヒラタカミキリ

桜の開花宣言の頃にあらわれるヨツボシチビヒラタカミキリ

桜(ソメイヨシノ)が咲く頃になると出てくるのが【ヨツボシチビヒラタカミキリ】──《早春のカミキリ》もしくは《春のカミキリ》というイメージが僕にはある。
早い時期に出てくるカミキリではナカジロサビカミキリなどもいるが(今年は3月27日に初確認)、これは晩秋まで、けっこう長い間見られるから《春のカミキリ》という感じはしない。これに対し、ヨツボシチビヒラタカミキリが見られるのはソメイヨシノの開花あたり(3月後半)からGWの頃までだろうか(あくまでも擬木ウォッチによる個人的認識)……春にしか見たことがないので《春のカミキリ》と呼ぶにふさわしい気がする。
ネット情報では出現時期は「晩春~初夏」とか生息地も「局地的」とあったりするが、個人的にはピンとこない。早春に探せば(他の地域でも)もっと見つかるのではないかと思わないでもないが……確かめたわけではないのでよくわからない。
さて、今年(2015年)の東京における桜(ソメイヨシノ)の開花宣言(東京管区気象台発表)は3月23日だった。狭山丘陵の開花は「東京の開花宣言」より少し遅れるが、ぼちぼち咲き始めた3月30日に今年初のヨツボシチビヒラタカミキリを確認することができた。




パッと見、《冬のカミキリ》(と、これも僕が勝手に呼んでいる)ヘリグロチビコブカミキリとちょっと似ている小さな黒っぽいカミキリ。






今年の初ヨツボシチビヒラタカミキリをみつけたのはギリギリ埼玉県側。
2匹目↓は東京都側でみつかった……のだが。




いつになくおとなしく撮らせてくれるな……と思っていたら、すでにお亡くなりになっていた。そこで腹面も撮ってみた。


羽脱したばかりだったろうに、何がこのカミキリにあったのであろうか? 擬木の上にはサシガメや徘徊性のクモなどもいるから、その餌食になってしまったのかもしれない? とりあえずこれも1円玉を使って大きさ比較。


1匹目よりも大きな個体だった。ネット情報によれば、ヨツボシチビヒラタカミキリの体長は3.5mm~6.0mm。個体によってけっこう大きさに差がある。
翌日、3匹目が東京側で見つかった。撮影している時は気づかなかったが……ボケているものの、背景に開花した桜も写りこんでいた↓。




ついでに、ヨツボシチビヒラタカミキリ発生初期の周辺での桜の開花状況↓。


少し前にイチモジフユナミシャク探しでサクラッチ(桜ウォッチ)した桜も、いつのまにか開花を始めていて、季節の展開は早い……と実感。この実感は年々早くなる(※時間の加速感)。

というわけで、3月下旬にして見つけたヨツボシチビヒラタカミキリは今年4種類目のカミキリだった。これ以前に今年確認したカミキリはヘリグロチビコブカミキリキボシカミキリ(いずれも1月)、ナカジロサビカミキリ

ちなみに、ここ4年の《東京の桜(ソメイヨシノ)開花日》と【狭山丘陵のヨツボシチビヒラタカミキリ出現確認日】をふり返ってみると次の通り。

2012年……《3月31日》/【4月9日】
2013年……《3月16日》/【3月16日】
2014年……《3月25日》/【3月31日】
2015年……《3月23日》/【3月30日】

その後の画像を追加:ヨツボシチビヒラタカミキリ









白い四つ星模様は大きな個体ほど鮮明な傾向があるような気がする。

さらに、だいぶ咲いてきた桜(だいぶボケてしまっているけれど)を背景にヨツボシチビヒラタカミキリを追加。


擬木や柵の上ではどうも輪郭がわかりにくいので、別個体を指に乗せて撮影↓。




さらに別の個体↓。





ヨツボシチビヒラタカミキリ※2013年のヨツボシチビヒラタカミキリ
小枝片的コブスジサビカキリほか早春の昆虫※2014年のヨツボシチビヒラタカミキリなど

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コメント

No title
こんにちは。
・・・今年に入って、早々に4種類目のカミキリですか!・・・
しかも極小なものが多い!(驚きです!・・・)

虫と植物の繋がりは、切っても切り離す事はできませんね!
虫は、花の開花時期を予知して姿を現す!と聞いた事があります。

・・・ヨツボシチビヒラタカミキリを見詰めながら・・・
今年こそは、極小!・・・とまで言わなくても、5種くらいのカミキリには出会いたいな~・・・と!
桜の花観と一緒に・・・
ヨツボシチビヒラタカミキリ観をさせて頂きました・・・☆
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

極小カミキリは見つけることができても、なかなかキレイに撮れず「残念」なコトが多いのですが……やはりカメラを向けてしまいます。

虫と植物の関係は深そうですね。どちらかが無ければ今の形への進化はなかったでしょうし。
桜の開花以降、緑が急加速して展開するのとシンクロするように昆虫も増えてくるのを見ると実感としてわかる気がします。
今年もこれから虫と植物のインフレーションを実感できることでしょう。

カミキリはこれから枯れ枝にしがみついている、やや小振りなのが出てくると思います(○○サビカミキリとか)。
No title
ヨツボシチビヒラタカミキリの輪郭がイマイチ不鮮明だったので、指に乗せての画像などを追加。

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