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ヘリグロチビコブカミキリ飛翔またNG

《冬に飛ぶ極小カミキリ》というイメージが僕の中ではできあがっているヘリグロチビコブカミキリ。何度も飛翔する場面を目の当たりにしていながら、そのキャッチフレーズ(?)を象徴するテイクオフ・ショットがなかなかキレイに撮れずにいる……というのは前回の記事にしたばかりだが、その続報──前の記事の後に見つけたヘリグロチビコブカミキリなど。

ヘリグロチビコブカミキリの飛翔・続NGショット

擬木や欄干・柵などの日向で見かけることが多い気がするヘリグロチビコブカミキリだが、このときは日陰側で停止モードだった。


先日、暖かかった日に見つけた個体は、最初触角を広げていたが↓


カメラを近づけると広げていた触角をゆっくりたたんだ↓






落ち葉に乗せると活動モードにスイッチして歩き回り、落ち葉の柄の先端へ。




触角はやや前方に持上げられ《飛翔モード》!?──上翅を開きかけたが、この時は飛ばず、1度上翅を閉じたが、触角の表情は飛ぶ気満々。はたして──、


──というわけで、ほんのわずかシャッターが遅れた。体はだいぶ浮き上がってブレブレ。翅の先がフレームアウトして……やっぱり残念なショットになってしまった……。

同じ日に見つけたヘリグロチビコブカミキリは、見つけた時は薄陽のさす柵の上で、砂漠に棲むサカダチゴミムシダマシみたいに体を斜めにし、太陽光を効率よく浴びる体勢をとっていた。以前にも擬木の上でこうした姿勢をとっているヘリグロチビコブカミキリを見たことがある。活動温度を得るため(体温を上げるため)の日光浴ポーズっぽい。その時はそのポーズを撮ろうとして近づいたら解除してしまったので、今回はそーっと近づいたのだが……気配を感じたのかヘリグロチビコブカミキリは早々に日光浴ポーズ(?)を解除。触角を左右に広げた《活動モード》に入って動き出した。


撮りづらいので例によって落ち葉に乗せる──と、せわしなく歩き回って……、


──ということで、シャッターのタイミングとしては合っていたが、ピントが合っていなかった……。
今回も「冬に(も)飛ぶ」という「証拠写真」程度の残念なショットになってしまったのであった……。
極小昆虫のテイクオフ・ショットは難しい……。

ぷちカミキリ!?──まぎらわしい甲虫類

この日は暖かく、見られる虫たちの種類も多かったのだが……そんな中で、極小カミキリと見間違えそうな、まぎらわしい甲虫を──。
まずはヘリグロチビコブカミキリを見つけた近くで目に入って「えっ!?」と思った虫。


細長い体型&大きさは裸眼ではヘリグロチビコブカミキリっぽく見える。しかし上翅(翅鞘)がえんじ色!?──「これは別種の極小カミキリ!?」と胸をときめかせてカメラを向けて拡大した画面を見ると……カミキリではなかった。
やけに平べったいのでヒラタムシの仲間だろうと見当をつけ、帰宅してから検索してみたら、クロムネキカワヒラタムシというのに行き当たった。




クロムネキカワヒラタムシは樹皮の下にいて(だからこんなに平たいのだろう)昆虫などを捕食する虫らしい。この日はあちこちでこの昆虫を見かけた。今回の画像は全て別個体。
また、この日やっぱり裸眼ではヘリグロチビコブカミキリと見間違えそうな大きさ&シルエットの極小ハネカクシも複数見られた。



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コメント

No title
暖かい日はヘリグロチビコブカミキリの他にも色々な虫が活動しますね。
ヘリグロチビコブカミキリのテークオフ見て見たいです。
No title
> 市川さん

甲虫類はやはり暖かいときに多くみられますね。日によってさっぱり見られないこともあって、この時期のギボッチは当たり外れが大きい気がします。
No title
こんにちは。

・・・極小なヘリグロチビコブカミキリの側面・・・テークオフ他のお写真!・・・
綺麗にお撮りに成ってらっしゃって!私には、撮る事も出会う事すら夢に感じられて「凄い!凄い!」の言葉と一緒に見入ってしまいました!!!☆
(あの前転体勢を想わせるテークオフのお写真も(涙)たまりませんね~!)

他のチャーミングな極小ヒラタムシにハネカクシの仲間達!
こういったお写真を拝見させて頂きますと・・・とても触発されて・・・(星谷さんの眼差しに成ったつもり的メガネ)をかけて欄干虫探しに出掛けたく成ってきます・・・
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

イマイチ画像は僕の腕が悪いせいですが、小さな被写体を簡単に撮れるようになったのはカメラの進歩ですね。昔じゃシロートがこんな小さな虫を撮るのは容易ではなかったろうと思います。

テイクオフで前方に回転しかけているようなシーンがあったことは画像を見て初めて気がつきました。このときは体を垂直に立てた状態に近い体勢からの飛翔だったために《揚力を得る飛行体勢(前傾姿勢)》まで体を回転させねばならず……その回転の勢いがあまってこうなったのだろうか……それとも、たまたまなのだろうか……などと考えてしまいました。

昆虫は撮ってみて気がつくことが、けっこうありますね。

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