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謎のフユシャク♀?Part2

前回に続いて、よくわからないフユシャク♀?



先日、擬木を登っているところを発見。最初はフユシャク亜科のメスかと思ったのだが……よく見ると体の右側に、それにしては大きな翅がついている。形が不自然なので羽化不全!? その不自然な翅が左側にはない……羽化不全で左翅は脱落してしまったのだろうかと考えた。
擬木の上ではわかりにくいので、指にとまらせ落ち葉へと移動。


腹や腹端の感じからプロポーション的にはフユシャク亜科のフユシャク♀っぽいような……しかしそれにしては右の翅がやけに大きい。
触角もクシ状だし……ひょっとして、メスではなくオスで、翅は羽化不全で縮れたものなのだろうか? 翅の下縁のフサフサした長い毛はオスっぽい雰囲気もないではない?
しかし、腹の形からするとオスではないような……いったい何者なのか?


フユシャク♀は翅が退化しているが、蛹の段階で一度形成された翅がアポトーシスで消失するという。この個体はメスだったが、蛹段階でアポトーシスのスイッチが入らず不完全な翅が形成されたのだろうか?
あるいは、雌雄モザイクで左翅は♀影響(退化)・右の翅に♂影響が表れたのではないか?
──などと、あれこれ想像をめぐらせてみたものの納得できる答えはみつからず。
とりあえず、よくわからないモノということで、記録しておくことにした。素人の僕には昆虫をみて解らないことも多いが、そのうち正体がわかることがあるかも知れない?

ついでに最近見たフユシャクから










このところ見かけるイチモジフユナミシャク♀やチャバネフユエダシャク♀は産卵後の個体ばかり。見かけるフユシャク♀の数は少なくなった感じだが、シロフフユエダシャク♂が増えてきたので♀も増えてくるだろう。
このところ見かけなくなった産卵前のチャバネフユエダシャク♀の画像(1/3撮影)もついでに↓。





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コメント

No title
こんばんは。
・・・これまで、3種のフユシャク♀しか目にした事がないものですから!・・・
♀の種名判別が、こうも難しいものだとは気付きませんでした。
チャバネフユエダシャク♀のホルスタイン模様を、こうも有り難く感じる日が来ようとは・・・

・・・蛹の段階で一度形成された翅が消失する・・・なんて事が行われてるんですか?(知りませんでした~)
これまた、凄い神秘の世界ですね!!!
・・・様々な記録と疑問を(探るためにあれこれ観察、考察)は脳にも心にも大変ようございますね!・・・☆
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

フユシャク♀は、その姿もユニークなのでカメラを向けがちなのですが……種類を特定するのが僕には難しくて、よくわからないものも多いです……。

♀の退化した翅は、形成が中途半端なまま途中でストップしたのだろうと思い込んでいたのですが……何かの記事で、蛹の段階でアポトーシスでああなるのだと知って「へえ!」と驚きました。
色々と知るほど神秘性が高まるというかユニークさに深みが出てくるというか……フユシャクは面白いですね。
No title
またまた中途半端な…。w
これはキビシーですね。
フユシャクってホント深いですね~。
チョットかじっただけで恐ろしくなってきました。w
No title
> 辺蟲憐さん

正体、何なんでしょうね……。
フユシャク以外で冬に出現する蛾の♀の羽化不全だったりして?

僕は虫屋ではないので(標本を作る訳でもないので)同定しなければならない必要性はあまり感じていないのですが……それにしても、よく判らないのが多すぎます……。

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