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ウバタマムシとフユシャク♀2種

相変わらずなウバタマムシとフユシャク♀2種

実感は薄いが……とりあえず12月に入った。相変わらず見られる昆虫もいれば、今シーズン初の昆虫も出てきた。大きな昆虫が少なくなってきた冬──ボリューム感があるのが、ときおり擬木上で日光浴しているウバタマムシ。






ウバタマムシはヤマトタマムシと形や大きさはよく似ているが、ヤマトタマムシが夏限定の虫というイメージなのに対し、ウバタマムシは季節にかかわらず出会う虫だ。過去に撮影した画像をふり返ってみたら、1月~12月まで、全ての月でウバタマムシの撮影記録があった。

「まだ頑張っている」感のあるのが、リジロヒゲナガゾウムシ。11月下旬には擬木の上で亡くなっていた個体があったが、12月に入っても健在な個体もいたということで。オスはメスにくらべて触角が大きく、ちょっとユニークなヒゲナガゾウムシだ。


12月のフユシャク♀

一方、冬が旬な昆虫と言えばフユシャク(冬尺蛾)だろう。11月下旬から出現していたクロスジフユエダシャク♀は12月に入ってもひきつづき見られる。フユシャクの仲間はオス(のルックス)が平凡なのに対し、メスは《蛾(成虫)なのに翅が退化している》というユニークなスタイルをしている。なので、ついメスを重点的に撮ってしまいがちだ。メスの翅の退化の度合いは種類によってかなり違う。クロスジフユエダシャク♀は退化した小さな翅がかわいらしくアクセサリーのようにも見える。


擬木上のクロスジフユエダシャク♀↑と欄干にいたクロスジフユエダシャク♀↓


クロスジフユエダシャクに続いて今シーズン2種目のフユシャク♀はクロオビフユナミシャクだった。今シーズン初のクロオビフユナミシャク♀↓


同日、少し離れたところにいた別個体。


クロオビフユナミシャク♀はクロスジフユエダシャク♀に比べると翅がだいぶ大きい。これでもオスに比べれば小さく、メスは飛ぶことができない。ちなみにオスはこんな姿↓。



昨シーズン初めて目にしたフユシャク♀は11月11日のチャバネフユエダシャクだったが、今年はまだオスしか見ていない。


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コメント

No title
ウバタマムシが一年中出逢えるのは羨ましいです。
クロオビフユナミシャクは進化の途中の様な形で面白いですね。ナイス
No title
> 市川さん

意外なことに?ウバタマムシは1月~12月まで全ての月に撮影しています(全て成虫)。飼育昆虫は別にして、野外で出会う昆虫では珍しいかも?
フユシャクの♀は種類によって翅の退化の度合いが違っていたりして、そんなところにも面白味を感じてしまいます。
No title
ウバタマムシもヤマトタマムシモ ももう何年も見ていません。
久しぶりに見れて良かったです。
No title
> すぬーぴーさん

金属光沢が派手なヤマトタマムシにもシブい味わいのウバタマムシにも、それぞれ魅力がありますね。形や大きさはよく似ているのに対照的なところも面白いです。
No title
人工的な擬木は昆虫には好まれていて、探す早道は擬木の上を見ることですね。探してみます。
No title
こんにちは。
・・・フユシャクの仲間に出会い、眺める事に憧れてますけど!
それと同じくらい、ウバタマムシを観てみたい!と言う強い想いがあります。
・・・今年は、虫探しに集中できないケースがしばしばありましたので、上の様なお写真を拝見させて頂くだけで・・・ヨ○レが出て来そうになります・・・
まったり、ゆっくり、じっくり・・・こっそり(虫探し散策!)
あ~近いうちにやりた~い!・・・です。☆
No title
> nika4さん

擬木はパターンが単純なので、虫などの異物がとまっていると見つけやすいのが利点です。寒くなってくると陽当たりが良い擬木は昆虫達が活動温度を得るのに良い場所なのかもしれません。接続部分の隙間で越冬している虫もいます。雪が積もった時期、擬木の周りから雪が溶け始めるのを見て虫たちが集まるのも判る気がしました。
No title
> 今日も、こっそり自然観察!さん

冬は見かける虫の数自体は減りますが、この時期にしか見られない顔ぶれ、この時期に目立つ顔ぶれもあって、それなりに楽しいですね。
虫見・虫探しは、ちょっと「宝探し」のようなワクワク感があります。
(人為的な)ゲームとは違って「誰かが用意した正解」があらかじめ仕込まれているわけでなく、予想もししなかったシーンに出会うこともあるので、驚きや新鮮さがあるように思います。

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