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とりとめもなく、猫顔…人面…狐顔!?

とりとめもなく、ネコ顔…人面…キツネ顔!?

トビモンオオエダシャク幼虫やヒトツメカギバ幼虫など(ネコのような虫!?)、またウコンカギバ幼虫モンクロギンシャチホコ幼虫等々、ネコ顔に見える虫は意外と少なくない。先日見つけたギンシャチホコ幼虫もネコ顔系だったので記しておくことに。




シャチホコガ科の蛾は幼虫時代の姿がユニークなものが少なくない気がする。シャチホコガ幼虫ほどではないけれど、このギンシャチホコ幼虫もなかなかユニーク。背中の棘状突起が印象的だ。先端が枝分かれした突起を見てカブトムシの前胸のツノを連想してしまったのは僕だけであろうか?


頭部はかわいくデフォルメされたネコ顔──キャラクターのキティーっぽい……といっても、最近「サンリオのハローキティは猫ではない」という記事が世界で話題になっていた。猫がモチーフと思われるキャラクターで、名前が「キティ(kitty=子猫)」なら、猫だととらえるのが普通だと思うのだが……ハローキティは「猫」ではなく「(猫を擬人化した)キャラクター」ということらしい(?)。
ハローキティの件はさておき……キャラクター猫っぽいギンシャチホコ幼虫の愛称は「ギンシャチホコ・キティ」──略して「ギティ」ではどうであろうか?


ただ、ギンシャチホコ幼虫の猫耳状は終齢幼虫になると目立たなくなってしまうみたいなので、《ネコ顔》はこの頃が旬なのかもしれない。


ところで、明るい緑と茶系の入り交じった体色は、ホソバシャチホコ幼虫モンクロギンシャチホコ幼虫とも似ている。虫だけ見ると鮮やかだが、葉についていると緑色の部分が葉の緑に溶け込み、茶色っぽい部分が分離して枯れた部分に見える効果があるのだろう。
緑色の幼虫は多いし、それは葉に溶け込む保護色の意味合いからだろう。しかし、全身緑一色の昆虫が葉に止まっていた場合は、やはり葉と体の微妙な色調の差からボディラインが識別されてしまうことはあるだろう。そこで茶系の模様を入れ、《(背景の)「葉の緑」と「体色の緑」の色調ギャップよりも大きな(目立つ)色の格差》をあえて作ることによってボディラインを分断し、天敵に識別されにくくする──ギンシャチホコたちのカラーリングにはそんな効果があるのではないかと思う。
バッタやカマキリ、ナナフシなどは同じ種類でも個体によって緑色や茶色があるし、アゲハの蛹なども緑と茶のタイプがある──そういったことを考えると、緑と茶は出現しやすいセットの色なのかもしれない?
アゲハの蛹もおもしろいが……ギンシャチホコの繭も面白い。ときどきみかけるギンシャチホコの繭は脱出孔がキレイなので感心する。


今回見つけたギンシャチホコ幼虫は猫耳状突起が目立つ小さいものだった……その大きさがわかるように、最近よくみかけるコミミズク幼虫との比較↓。


そして……、


人面蜘蛛つづきで……例によって、


人面虫つながりで……、


同じエサキモンキツノカメムシ幼虫をひっくりかえすと……、


という、とりとめもない最近の空目ネタ……。

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コメント

No title
色々な顔に見えるのが多く面白いです。
此れからカメムシの幼虫が目に付く様になりますが何に見えるか楽しみです。ナイス
No title
もう少し「新顔」を見つけたいところですが……見かける虫は常連が多いです(毎年同じコースを歩いているので無理もありませんが……)。
常連の顔ぶれの変化を見ながら、季節の変化を感じるこの頃です。
No title
素晴らしいですね。
画像を見ていて笑ってしまいます。
一人笑いはやめようと思うのですが・・・(´▽`*)アハハ
ナイス!
No title
昆虫学的には意味の無い「空目」ですが……何かに見える隠し絵(?)をみつけると、つい撮ってしまいます(笑)。
No title
面白いですね。
気合いいれなくても、猫に見えますよ🎵
意識すると面白い発見ありますね🎵
No title
こんばんは。
・・・虫の魅力の一つに「擬態」がありますけど・・・
・・・その「擬態」に負けず劣らず・・・
・・・「空目」も加えさせて頂きたいと思います!!!☆
こうして拝見させて頂きますと、面白いですね~・・・
「ヒバゴン」って!ひょっとしますと・・・
あの広島県県北の比婆山で何人もの方が視た!と証言された!?・・・あの「ヒバゴン」ですか?・・・あの形からしてもそうですよね?・・・あの「ヒバゴン」を!?素晴らしいです!
・・・「ヒバゴン」登場に、感動しました!!!・・・
No title
>>すぬーぴーさん

よくみると猫顔のイモムシって、けっこういたりするんですよね。
かつて人気マンガ『とりぱん』でもヒメジャノメ(蝶)の幼虫が猫顔だというコトでネタになっていたことがありました(第3巻の第56羽)。
No title
>>今日も、こっそり自然観察!さん

言葉の(音の)ダジャレはありがちですが……「視覚のダジャレ」ともいうべき「空目」──これもなかなか外せません(笑)。

アズチグモの♀は誰かに似ているなぁ……と思ったのですが(イメージとしてはウド鈴木?)、逆三角形の頭から「ヒバゴン」が思い浮かびました。あのヒバゴン騒動……正体は何だったんでしょうね(笑)。
No title
猫顔・人面・狐顔!!皆面白いですね~(≧▽≦)

写真を 解説を読みながら観ていると、笑ってしまいました~

ヒバゴン???は分かりませんでした^^:
楽しい記事ですね~(^^♪


ナイス☆
No title
「顔に見えてしまう」ものって、けっこうありますね。「空目」にヒトの認知の面白さを感じています。

ヒバゴンは雪男の日本ローカル版というか……幻の生き物として一時話題になったことがありました。いわゆるUMAですね。
No title
ギンシャチホコ幼虫って、すごいデザインなんですね。
幼虫なのにこんなに凝っているなんて。。。
成虫になるのがちょっともったいないような気さえしてきます。
こちらでいろいろな幼虫を拝見していますが
ネコ顔幼虫って意外と多いのですね。

それにしてもいろいろな空目を発見されていますね!
空目&イラスト、もいつも楽しみにしています。
No title
シャチホコガ科の蛾の幼虫にはユニークなのが多いですね。その割に成虫になると地味なので、成虫は撮ったことが無いものも多くて……シャッチー(シャチホコガ)も、このギンシャチホコも成虫の画像はありません……。
ムラサキシャチホコだけは成虫を撮ってみたいと思い続けているのですが、まだチャンスに恵まれずにいます。

僕がカメラを向けるのは「(個人的に)オモシロイと思うか否か」なので、造型がユニークなものとか空目がちなものに偏りがちです。

そうそう……最近は歩道の上でケバエ集団のかたまりを見るようになりました。路面にしっとりとした土のかたまりがあったら要注意です(笑)。
No title
ジンメンカメムシを代表として、カメムシには人の顔に見える模様をしたものが多いですね。
昆虫の模様は色々なものがありますが、見ていると飽きることがないですね。
ナイスです。
No title
「ジンメンカメムシ」というと外国産の種類になっちゃいますが、国内でもけっこう人面に見えるカメムシはいますよね。
生存率にかかわるだろう「擬態」も面白いですが、「擬態」とはまったく関係なさそうな「空目」の人面模様も面白いと感じて、つい撮ってしまいます。

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