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葉上のドラゴン:ウコンカギバ幼虫

葉の上にすむ小さな龍!?





















怪獣ならぬ怪虫シリーズ第2弾:ウコンカギバ幼虫

怪虫シャッチー(シャチホコガ幼虫)の次はコレかな……と思っていたとき、タイミングよく遭遇したウコンカギバ(蛾)の幼虫。これもなかなかユニークなスタイルのイモムシだ。
見ようによってはドラゴンに見えなくもない──「イモコレ!」の第3弾があるなら候補に推したいイモムシでもある。
今回は柵の上で遭難しかかっていた幼虫をみつけ、撮りやすい場所へ移動。コナラの葉にとまらせて撮影を始めると、飢餓状態にあったのか葉を食べ出したので、コナラが幼虫の食植物(のひとつ)であることが確認できた。












それにしても、ウコンカギバの幼虫は長い突起がユニークだ。この特徴は一見、シャッチー(シャチホコガ幼虫)やカシワマイマイ幼虫にも似ているが「突起構造をもつことで昆虫食の鳥などが敬遠する?」といった忌避効果があるのだろか?
クモザルの尾を連想させる先端がカールした突起は角度を変えることでだいぶ印象が変わるが、クモザルの尾と違ってものをつかむようにはできていないようだ。
移動中や食餌中など活動しているときは(天敵に見つかりやすいので)突起をバラバラと立て、天敵への忌避効果を果たしているのかもしれない(?)。一方、静止しているときの突起を束ねて倒している姿は、とてもイモムシには見えず、しおれた枯葉のように見える。

ところで、「ウコンカギバの幼虫」は呼び名として長い。それに「ウコンカギバ」は「うんこ嗅ぎ場」と誤読されかねないデンヂャラスな文字列でもあったりする。以前「ウコン」を知らずに「ウコン茶」なるペットボトルを食品陳列棚で初めて目にしたときは(誤読して)どれだけたまげたことか。そういった危険を回避する意味も含めて、この虫にも「シャッチー」同様、呼びやすい愛称があってしかるべきだろう。

「ウコンカギバ(Ukonkagiba)」を詰めて(onとbaをとって)「ウッカギ(Ukkagi)」……これだと響きが今ひとつ。さらに詰めて(agを外して)「ウッキィ(Ukki)」、最後の音を伸ばして「ウッキィー」はどうだろう?
「シャッチー」に対して「ウッキィー」──同系列の響きで、怪虫コンビとしても、ちょうど良い感じがする。
ということで、これからは「ウッキィー」を見かけたら、「グッドモーニング!!」と呼びかけてみよう!……あ、あれは「ウッキィー」ぢゃなくて「ウィッキー」さんか……(と、古いネタ)。

それはさておき、やっぱり《葉の上のちっちゃなドラゴン》っぽく見える──と思うのは僕だけであろうか?


※イラスト付きで追記




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コメント

No title
まさにドラゴンです。ああ、奥深い世界ですねー。ただ感嘆するばかりです。ナイス。ナイス。
No title
きたえた空目力をもってすれば「見える」ハズ──ということで、こんな視点で撮ってみました。
No title
凄いですね~!!
コナラを狙ってみます。朽ちた枯葉のような・・・探せるでしょうか?^^;
No title
雑木林沿いの擬木やフェンス、柵などを這っていると見つけやすいのですが、枝についているのを探すのは難しいかも?
でも、なんとか見つかるといいですね。
No title
面白い形の幼虫ですね。
私は蛾に会いたくて探していますが未だ出会えません。
ドラゴンも狙って見ます。ナイス
No title
とりあえず、おもしろい虫がいたら撮るようにしているのですが、この幼虫はユニークなので目に止まりました。幼虫は何度か撮っていますが、成虫(蛾)の方はまだ撮っていません。目についてもスルーしていたかも……。
蛾は成虫が目をひくものも多いですが、幼虫がユニークなものも少なくありませんね。
No title
こんばんは。
・・・(笑)(笑)(笑)・・・
「ウッキィー」・・・ナイスです!!!☆
「ウィッキーさん」・・・更にナイスです!!!(笑)

ウコンカギバの幼虫・・・チャーミングですね・・・
葉に着く糞らしきものは、虫なのではと願いつつ写真を撮る様にしてますけど・・・ほんものの糞である場合の方が多くて!
「ウッキィー」は枯れ枝・枯葉に化けてるのでしょうか?
こんなに素敵な幼虫見付けてみたいです。最近、虫探しになかなか行けてませんが、芋虫探しに出かけたくなってきました!!☆
No title
アップでみるとグロテスクですが、指の上に乗っているのをみるとちっちゃくてかわいいですね。
No title
>>今日も、こっそり自然観察!さん

「ウッキィー」もなかなかイイでしょう?(笑)
僕も虫かと思って糞にカメラを向けてしまうコトがあって……「今のは、なかったことにしよう……」と心の中でつぶやくこともしばしば……。

虫はその姿だけ見ると奇抜なデザインでも、生息環境では周囲に溶け込んでしまうものが多いですね。
ウッキィーも突起を畳んで寝かせ、じっとしていると、縮れた枯葉と見分けるのが難しいかもしれません。
No title
>>佛生山孝恩寺さん

僕も初めてこの虫を見たときは異形と感じ気味悪さもあったのですが、ドラゴンっぽく見えることがわかると、面白みを感じるようになりました。
もう少し大きくなると思うのですが、このくらい小さいと可愛げがありますね。
No title
これもかっこいいですね!
かっこいいのに、顔はやっぱりキティちゃん系なんですね。
この角たちをたたんでしまうと、意外と枯葉とかゴミにしか
見えないのでしょうね。
こんなに派手なのに、でもなんか地味って、不思議です。
No title
おはようございます、
ホント、ドラゴンですよ!

こちらで、昆虫の姿をいろいろ見せて頂いていると
、色、形の神秘性に驚きます。

昆虫専門の画家さんとかいてもよさそうなのに。。。そんな風に思ってしましました。

^^
No title
>>noriさん

ドラゴンに見えるアングルから撮るとカッコ良い画になるでしょう? キティちゃん系の顔とのギャップにもおもしろ味を感じますね。
ウラギンシジミ幼虫とウコンカギバ幼虫は、どうしても尻の方から撮りたくなってしまいます(笑)。
デザインは奇抜で、虫だけで見るとインパクトがあるのですが、これが枝先にいると意外に目立たなくなるんですよね。
No title
>>りんさん

半分(?)空目ネタですが、ドラゴンに見えると感じてくださる方がいてホッとしています(笑)。
ホントに昆虫のデザインや色彩には驚く事が多いですね。

昆虫を描く画家さんでは、以前一緒に狭山丘陵を歩いたことがある安永一正さんという方も緻密な昆虫を描いています。
昆虫って、よく知っている種類でも絵にするとイメージ通りに描くのがけっこう難しいんですよね……写真以上にその虫らしく描く技術と観察力はスゴイと感心したことがありました。
No title
円谷プロが怪獣のモデルにしそうな姿ですね。
ナイスです。
No title
なかなかイカしていますよね。自然の造型には驚いたり感心したり……。
身近なところに隠れているネタ(?)を発見するのが楽しかったりします(笑)

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