葉の上にすむ小さな龍!?










怪獣ならぬ怪虫シリーズ第2弾:ウコンカギバ幼虫
怪虫シャッチー(シャチホコガ幼虫)の次はコレかな……と思っていたとき、タイミングよく遭遇したウコンカギバ(蛾)の幼虫。これもなかなかユニークなスタイルのイモムシだ。見ようによってはドラゴンに見えなくもない──「イモコレ!」の第3弾があるなら候補に推したいイモムシでもある。
今回は柵の上で遭難しかかっていた幼虫をみつけ、撮りやすい場所へ移動。コナラの葉にとまらせて撮影を始めると、飢餓状態にあったのか葉を食べ出したので、コナラが幼虫の食植物(のひとつ)であることが確認できた。






それにしても、ウコンカギバの幼虫は長い突起がユニークだ。この特徴は一見、シャッチー(シャチホコガ幼虫)やカシワマイマイ幼虫にも似ているが「突起構造をもつことで昆虫食の鳥などが敬遠する?」といった忌避効果があるのだろか?
クモザルの尾を連想させる先端がカールした突起は角度を変えることでだいぶ印象が変わるが、クモザルの尾と違ってものをつかむようにはできていないようだ。
移動中や食餌中など活動しているときは(天敵に見つかりやすいので)突起をバラバラと立て、天敵への忌避効果を果たしているのかもしれない(?)。一方、静止しているときの突起を束ねて倒している姿は、とてもイモムシには見えず、しおれた枯葉のように見える。
「シャッチー」に対して「ウッキィー」──同系列の響きで、怪虫コンビとしても、ちょうど良い感じがする。
ということで、これからは「ウッキィー」を見かけたら、「グッドモーニング!!」と呼びかけてみよう!……あ、あれは「ウッキィー」ぢゃなくて「ウィッキー」さんか……(と、古いネタ)。
蛾は成虫が目をひくものも多いですが、幼虫がユニークなものも少なくありませんね。
・・・(笑)(笑)(笑)・・・
「ウッキィー」・・・ナイスです!!!☆
「ウィッキーさん」・・・更にナイスです!!!(笑)
ウコンカギバの幼虫・・・チャーミングですね・・・
葉に着く糞らしきものは、虫なのではと願いつつ写真を撮る様にしてますけど・・・ほんものの糞である場合の方が多くて!
「ウッキィー」は枯れ枝・枯葉に化けてるのでしょうか?
こんなに素敵な幼虫見付けてみたいです。最近、虫探しになかなか行けてませんが、芋虫探しに出かけたくなってきました!!☆
「ウッキィー」もなかなかイイでしょう?(笑)
僕も虫かと思って糞にカメラを向けてしまうコトがあって……「今のは、なかったことにしよう……」と心の中でつぶやくこともしばしば……。
虫はその姿だけ見ると奇抜なデザインでも、生息環境では周囲に溶け込んでしまうものが多いですね。
ウッキィーも突起を畳んで寝かせ、じっとしていると、縮れた枯葉と見分けるのが難しいかもしれません。
僕も初めてこの虫を見たときは異形と感じ気味悪さもあったのですが、ドラゴンっぽく見えることがわかると、面白みを感じるようになりました。
もう少し大きくなると思うのですが、このくらい小さいと可愛げがありますね。
かっこいいのに、顔はやっぱりキティちゃん系なんですね。
この角たちをたたんでしまうと、意外と枯葉とかゴミにしか
見えないのでしょうね。
こんなに派手なのに、でもなんか地味って、不思議です。
ホント、ドラゴンですよ!
こちらで、昆虫の姿をいろいろ見せて頂いていると
、色、形の神秘性に驚きます。
昆虫専門の画家さんとかいてもよさそうなのに。。。そんな風に思ってしましました。
^^
ドラゴンに見えるアングルから撮るとカッコ良い画になるでしょう? キティちゃん系の顔とのギャップにもおもしろ味を感じますね。
ウラギンシジミ幼虫とウコンカギバ幼虫は、どうしても尻の方から撮りたくなってしまいます(笑)。
デザインは奇抜で、虫だけで見るとインパクトがあるのですが、これが枝先にいると意外に目立たなくなるんですよね。
半分(?)空目ネタですが、ドラゴンに見えると感じてくださる方がいてホッとしています(笑)。
ホントに昆虫のデザインや色彩には驚く事が多いですね。
昆虫を描く画家さんでは、以前一緒に狭山丘陵を歩いたことがある安永一正さんという方も緻密な昆虫を描いています。
昆虫って、よく知っている種類でも絵にするとイメージ通りに描くのがけっこう難しいんですよね……写真以上にその虫らしく描く技術と観察力はスゴイと感心したことがありました。
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