ツマアカセイボウ

今年5月に撮影した【ツマアカセイボウ】という美しいハチ。
去年も今年も同じ時期に何度が出会っているが、せわしなく動き回り、すぐに飛んでしまうので、なかなか撮影させてもらえなかった。
セイボウ(青蜂)の仲間はその名の通り青~緑がかった金属光沢の美しいものが多いが、ツマアカセイボウの腹の虹のようなグラデーションは特に美しい。
ツマアカセイボウはハラナガハムシドロバチというハチに寄生するらしい。
(※【追記】月刊むし/2010年6月号の「日本のセイボウ類の宿主」表では、
ツマアカセイボウの宿主はシブヤスジドロバチとなっていた。)
セイボウの仲間ということで【イラガイツツバセイボウ】の画像(2006年9月撮影)もついでに貼っておく。こちらもブルー~グリーンのメタリックなボディが美しい(撮影しているときは気づかなかったが翅の先が損傷している)。

イラガイツツバセイボウはイラガ(「刺されると痛い幼虫」で有名な蛾)に寄生する(硬い繭に穴を開けて産卵するらしい)。「イツツバ」というのは腹端にある歯状突起の数に由来するだそうだ。他にフタツバ・ミツバ・ヨツバ・ムツバの名を持つセイボウもいる。
小さな虫とはいっても採ってきた餌を食べてくれるとホッとします(笑)。
普段はあまり目にとまらない小さな存在ですが、こうした機会に人工物にはない生命の不思議を実感しますね。
このハチは雑木林ぞいの遊歩道や雑木林に接するひらけた場所で、ときどき見かけます。
「月刊むし」という雑誌の2010年6月号には日本のセイボウの特集がのっているのですが、これによると──、
ツマアカセイボウは山地にひかく的多く、5月から9月ごろまでみられるとか。分布は、北海道・本州・四国・九州・口永良部島・朝鮮半島・ヨーロツパ。
イラガセイボウ(イラガイツツバセイボウ)は、6月から7月にかけてイラガのマユから成虫が羽化するとあります。分布は、本州・四国・九州・台湾・中国・東南アジア・ヒマラヤ。
セイボウの仲間は日本に38種類いるそうですが、植物の蜜腺やアブラムシの落とした甘露に来たりもするそうで、砂糖水や蜂蜜溶液を植物の葉にふりかけて、よびよせることもできるみたいです。
コメントありがとうございます。セイボウはどれもキレイですね。
僕の場合、出会いは偶然であることが多く、見ようとおもって探してもなかなか見つからない印象があります。
宿主が少なくなってしまうとセイボウの数もぐっと減ってしまうのでしょうね。
「昆虫」関連のキーワードで検索することが良くありますので、僕の方もおジャマするかも知れません。こちらこそ宜しくお願いします。
(「手で持っても刺さない」と記してあるサイトもありましたが)
ちなみにハチの毒針は産卵管由来の器官なので、オスにはありません(オスは刺さない)。
セイボウのメスは長く伸びる産卵管(腹部第4節以降の腹節が組合わさっている)を持っています。
セイボウ科の蜂はなかなか見かけないので、貴重な画像を見させて頂きました。
まぁ捜しても見つかるものではないですが…
カミキリやゼフィロスを捜してるときや、草むらに蝶などを追いかけて入り込んだときには、アシナガバチとかスズメバチに気を付ける方が先になっちゃいますしね。
凸ヾです。
こ、こんな綺麗なハチもいるのですか・・・・
それにしても、僕の住んでいる地域ではコイツを見かけないので、
貴重な写真を見せていただきありがとうございました。
セイボウの仲間にはキレイな種類が多いです。
先日はツマムラサキセイボウという種類を撮ることができたのですが、残念ながら片方の翅が大きく欠けていました……。
またおじゃますることがあるかと思いますが、よろしくお願いします。
昆虫は色々な不思議や驚き・おもしろさを感じさせてくれますね。
自分なりに感じたり考えた事を少しずつ記事にしていけたらと考えています。
今年はイラガの幼虫が多いように感じているのですが、イラガセイボウも増えないだろうか……と期待しています。
とっても美しいのに肉眼で鑑賞するには小さいのが、ちょっと残念(笑)。
これでもう少し大きかったらなぁ……と思わないでもありません。
オオスズメバチくらい大きかったら……それはそれで怖いと感じる人もいるかも知れませんね。
ツマアカセイボウも初めて知りました、日本にも綺麗な昆虫がいるんですね、本当にありがとうございました、感謝です
僕は昆虫に詳しいわけではないのですが……身近な虫を見るようになって、感心したり驚いたり不思議に思ったり疑問に感じたりすることが多くなりました。
注意してみると身近なところにも、けっこう見応えのある虫はいるものですね。


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