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町の中でも見られる瑠璃色のぷちカミキリ



市街地でみられるルリカミキリ

そろそろ出ているのではないかと思い、先日、市内のカナメモチの植え込みを見に行ってみた。


葉のうらを探していくと、特有の食痕(葉脈が齧られて黒っぽく変色)を発見。




成虫はよく葉の裏にとまって葉脈をかじっていたりする(後食)。




小さいが美しくてキュートなカミキリ。ナシやリンゴなどの害虫だそうで、昔からいたのだろうが、僕が子供だった頃には見たことがなかった。当時は生け垣と言えばマサキやヒノキが主流で、カナメモチは少なかった気がする。いつの頃からか新芽の赤さが目をひくカナメモチ(やベニカナメモチ・レッドロビン)が増えたことでルリカミキリも市街地で見られるようになったのではないかと思う。
僕が初めてルリカミキリを見たのは2006年、市内のカナメモチの植え込み(画像の場所)でだった。飴色に光沢のある美しい瑠璃色、カミキリのイメージをデフォルメしたようなスタイル──こんなかわいい昆虫が町の中で見られるとは驚きだった。











園芸方面の人たちにとっては「害虫」なのだろうが、市街地でこんな虫と出会うと、ちょっと心がはずむ。
見た目の美しさ・可愛さも、もちろん魅力だが、日常の中にひそんでいた非日常を見つけたような──そんな高揚感もあったりする。

ヒトがヒトのために意図し、設計・改変した世界(人為的環境)の中で、ヒトの意図・都合とは別のところで生命活動を続けている存在──瑠璃色の小さな虫に「自然の意志」のようなものを感じないでもない。
人工的に管理された街の中に密かに存在する小さな自然──日常空間の中に垣間見える異世界……センス・オブ・ワンダーを刺激する小さな昆虫の1つがルリカミキリだったりする。

カナメモチやレッドロビンの生け垣をみかけたら、葉の裏をのぞいてみると、意外にあっけなく見つけられるかもしれない。

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コメント

No title
こんなカミキリがいたのですね。
ハムシみたいな感じです。
これから気をつけて探してみたいです。
星谷さんは虫に本当に詳しいですね@@。
No title
可愛らしいカミキリでしょう?
色合い的には、ちょっとクロウリハムシに似てる感じもしますね。

僕は特に詳しいということもないのですが……身近な所で見られる虫について、おもしろいと感じたものを少しずつ調べてみるようになりました。

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