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東京のトウキョウトラカミキリ

トウキョウトラカミキリ@東京都

気象庁が東京都心の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表したのは3月22日。平年より12日早く、統計を取り始めた1953年以降、最も早かった2002年に次ぐ2番目の早さだというが──その翌日、東京郊外で今季初のトウキョウトラカミキリを見ることができた。
名前に「東京」が入ったこのカミキリ──東京都東大和市・武蔵村山市~埼玉県所沢市周辺では春にしばしば見かける。去年初めて見た日は4月12日(今回同様東大和市)だったから、桜の開花同様、今年は早めの出現なのかもしれない。






トウキョウトラカミキリは今季見たカミキリではヘリグロチビコブカミキリ・ヨツボシチビヒラタカミキリ・ナカジロサビカミキリに続いて4種目。
今年最も早くから活動していたヘリグロチビコブカミキリは、この日もいた……と思ったら、お亡くなりになっていた。


擬木の上にとまってナチュラルな姿勢で死んでいた。この極小カミキリは1月・2月・3月と活動しているのを見ているが、この時期すでに繁殖活動を終えて寿命がつきた──ということなのだろうか。
(※追記:ヘリグロチビコブカミキリは3月28日にも活動している個体を確認)

トウキョウトラカミキリが現れる1週間前──気象庁が東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言をした3月16日──今季初のヨツボシチビヒラタカミキリ@東京を確認。これもこの周辺では春にはよくみられる小さなカミリキリ。去年の初確認日が4月9日だったから、こちらも今年は早めに活動しているのかもしれない。


※大きさが判る画像を追加↓


東京の桜満開翌日にみられた昆虫

トウキョウトラカミキリを確認した日、一瞬あざやかなカミキリに見えてしまったのが↓。


まだ実物を見たことがないアカネカミキリの画像が脳裏に浮かんだのだが──よく見ると、触角がカミキリぢゃない……なんちゃってアカネカミキリ!?
帰宅後調べてみると、アリモドキカッコウムシという肉食性の昆虫らしい。アリモドキというくらいだから……胸の赤いアリに擬態しているという説もあるようだ。しかしアリよりアカネカミキリに断然似ている。アカネカミキリもアリモドキカッコウムシも胸の赤いアリの警告パターンに擬態して、結果としてアリより甲虫仲間同士で似通ってしまったということなのだろうか。

春先ときおり目にするミヤマシギゾウムシ。これも今季初。



小振りながらキレイな蛾・ベニモンアオリンガ(*)も今季初。2匹確認。


明るい黄色にピンク色の模様が鮮やか。翅の縁はパープルでオシャレ。ツツジやシャクナゲを食害するそうで、春にツツジ類の植え込みがある近くで見かける事が多い。
美しいが目立たぬ蛾(ベニモンアオリンガ&アカスジアオリンガ)
リンガとガリン~春の擬態

追記:錨模様がないトウキョウトラカミキリ

「東京」を表す(?)「T」マーク(「錨(イカリ)もよう」という人もいる)がつぶれてしまったトウキョウトラカミキリとおぼしき昆虫を見かけたので、その画像を追加。






フーテンの寅カミキリ

「トウキョウトラカミキリ」をみて「東京」の「トラ」さん──「フーテンの寅(とら)」さんをイメージしてしまうのは僕だけであろうか。「寅さん」──車(くるま)寅次郎(とらじろう)は言わずと知れた「男はつらいよ」シリーズで渥美清が演じた人気キャラクター。柴又駅前には銅像までたっているという(寅さんの故郷は東京の葛飾柴又)。
なにゆえ「フーテンの寅カミキリ」なのか……、


トウキョウトラカミキリの背中の「T」は「東京」の頭文字ともとれるが「寅さん」の頭文字でもある。さらに翅鞘の端にある2つの紋は「2点」と記すことができる。「2」は「ひい(1)、ふー(2)、みい(3)…」の「ふー」。
すなわち「2点のT(寅)カミキリ」→「フーテンの寅カミキリ」……というわけ。
頭を下にしたときの背中の「顔」もようが、もうちょっと渥美清似なら、いうことがないのだが……。






追記:トウキョウトラカミキリの大きさ

ヘリグロチビコブカミキリやヨツボシチビヒラタカミキリの大きさを1円硬貨と比較した画像をあげていたので、トウキョウトラカミキリも1円硬貨との比較画像を追加。


昆虫の大きさについては、ふつう体長をミリメートルであらわすことが多いが、(個人的には)この数字から昆虫のボリュームをイメージするのは、ちょっとピンとこないところがある。誰もが大きさを知っている硬貨との比較であれば、体長だけでなく体表面積の比較などもできるので感覚的な大きさがイメージしやすそうな気がしないでもない。

追記:トウキョウトラカミキリonミズキの花







この日はもう一匹、トウキョウトラカミキリをガードレールの上で確認できた。


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コメント

No title
おー、ゾウムシ懐かしいです。
小学生の頃には体慮捕獲して遊んだものです。

あー、今の時期ではないですが、長い笹状の葉をチマキ状の正4面体に折り込んで巣を作る蜘蛛も・・・。
No title
子供の頃はカブト・クワガタ、セミなどはとったりしましたが、当時ゾウムシにはあまり関心がありませんでした。

ドングリを大量に拾ってきて、大切にしまっておいた引き出しにドングリからで出たと思われるイモムシが発生して驚いたり、ときにポケットに入れた指先にそのイモムシがぷにゅんと触れてビックリしたり……なんてコトがありましたが、そのイモムシがシギゾウムシの仲間の幼虫だと知ったのは大人になってからでした。

なので(?)、シギゾウムシには、ちょっと親しみ(?)を感じたります(笑)。
No title
失礼しました、体慮捕獲→大量捕獲。

昔は新興住宅地でも、新興住宅地故の清水の湧き出る森があったり、林があったり、草ぼうぼうの空き地があって、小学校への帰り道で、そういうことも出来たんでしょうねぇ。
No title
学校の帰り道で虫をとった記憶は僕にもあります。
当時、小学校のすぐ裏にしょぼい雑木林があったのですが、放課後ここでなんとオオクワガタをとったことがありました。自分でもビックリ! 書道の道具箱に入れて持ち帰ったのを覚えています。
後にも先にも、オオクワガタをとったのはこのときだけです。
No title
こんにちは~(^^♪
いつもご訪問ありがとうございます^^

トウキョウトラカミキリ初めて見ました
^^
体の背部の模様はTの字、横にすればEの字に見えますね^^
そして微笑んでいるような人面にも見えますね^^
全体的にはトラのもようでしょうか!?面白いですね。
随分小さなカミキリですが探す(気付く)のも大変でしょう?

ベニモンアオリンガ、綺麗な色合いですね^^これなら手でも触れそうです(笑)
これからは昆虫達が沢山出てきますね^^星谷さんにとっても楽しい季節ですね(#^.^#)

ナイス☆
No title
トウキョウトラカミキリは、こちらでは春になると、しばしば見かけます。
でもやはり、注意して見ないと、いても気づかないかもしれません。

背中の模様は船のイカリにも似ているので「錨模様」と呼ぶ人もいます。
そのトレードマークの模様が消失した個体をその後見かけたので、その画像も追加してみました。

出会う虫の種類が増えてきたので、楽しい季節です。

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