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トギレフユエダシャク&なんちゃってフユシャク:メスコバネマルハキバガ

気象庁は3月16日に、東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言をした。平年と比べて10日、昨年よりも15日早いそうだ。
そろそろトギレフユエダシャクが見られるのではないかと、週末、多摩湖周辺を歩いてみたところ、16日に♂を、17日に♀をみることができた。
去年トギレフユエダシャク♀を最初に見たのは3月27日だったから、桜の開花のように虫の発生もいくらか早いのかもしれない。

トギレフユエダシャク





♀の翅は、ふちがピンキング鋏で切ったようにジグザクになっているのが、なんだかオシャレ。背景が擬木の柵だとわかりにくいので、手に乗せて撮ってみた。


次に近くの桜の幹にとまらせて撮ってみたが、予想通りというか予想以上に樹皮の背景に溶け込んでしまう。


翅の模様もギザギサの輪郭もボディラインをかく乱・隠蔽するのに効果的なデザインだということがよくわかる。
フユシャクが冬に出現するのは天敵が少ないという利点があるから──というのが自然な解釈だと思うが、それでも天敵に狙われることはあるのだろう。とくに♀は見つかってしまえば飛んで逃げることもできない。生き残りをかけて背景に溶け込むデザインが洗練されてきたのだろう。
ちなみに前日撮った♂との比較↓。フユシャクはどの種類も♂と♀の姿が全く違っているのがおもしろい。


今季初のトギレフユエダシャク♀を見た日、やはり今季初のメスコバネマルハキバガの♀も見ることができた。

なんちゃってフユシャク:メスコバネマルハキバガ



以前、初めてこの蛾(の♀)をみたとき、てっきりフユシャク(の♀)だと思った。フユシャクの時期に出現し、フユシャク同様♀の翅が退化していたからだ。しかし、調べてみると、メスコバネマルハキバガは[メスコバネキバガ科]の蛾であり、[シャクガ科]ではないためフユシャク(年1回冬に出現するシャクガ科のグループ)には含まれないらしい。
ちなみに去年もメスコバネマルハキバガをトギレフユエダシャクと同じ日(3/27)に初めて見ている。メスコバネマルハキバガも去年より早め──ということだ。
なんちゃってフユシャク?

ヨツボシチビヒラタカミキリも出ていた



3月月16日にはヨツボシチビヒラタカミキリも出ていたのでついでに記しておく。このカミキリも今季初。去年は初めて見たのは4月9日だったから、これもやはり今年は早めに活動しているのかもしれない。ヘリグロチビコブカミキリ同様、小さなカミキリだ。

※【再追記】トギレフユエダシャク♂として追記していた画像が違う種類(シロテンエダシャク)だったようなので削除。




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コメント

No title
憧れのトギレエダフユシャク♀良いですね!
私は昨年、今年と2年続けて♂に出逢えたので
来年こそは♀に逢いたいものです。
No title
トギレフユエダフユシャク♀はちょっとユニークな感じがしますね。
去年は3月27日にトギレフユエダシャクの♀を、3月28日にフチグロトゲエダシャクのペアを見ているので、まだ(今年)フユシャクを見るチャンスはあると思います。この2種類はむしろ今がシーズンかも?

●なんちゃってフユシャク?(※トギレフユエダシャクなど)
http://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/29784510.html

●ゼフィルス的フユシャク!?(※フチグロトゲエダシャク)
http://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/29793337.html

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