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ハート亀虫羽化 見守るキリスト!?

エサキモンキツノカメムシの羽化

先日、遊歩道の手すり(擬木)でエサキモンキツノカメムシが羽化しているところにでくわしたので記録。空目ネタとからめてまとめてみたしだい。キアイを入れれば、こんなふうに見える……かも!?



















エサキモンキツノカメムシは冬でも(越冬中の)成虫と幼虫をみかける。冒頭の人面虫(幼虫)は昨年12月中旬に撮影したもの。羽化の画像は先日(10月24日)のもの。翅が伸びるのは完全に古い殻を抜け出した後だろうと思っていたが、羽化中に翅は広がり続け腹部背面をどんどん覆っていくのがちょっと意外だった。
(*ちなみにコノハムシの羽化の場合は翅は脱皮後のびていく)

ハート(愛)亀虫は卵やふ化した幼虫を守る





羽化後の気になる行動?

羽化したあと、成虫は後脚で器用に翅をなでつけ、整えていた。そして、ちょっと不思議な行動に出た。
抜け殻に何度も攻撃(?)をしかけ、ついには落としてしまったのだ。この行動には何か意味があるのだろうか?


とりあえず思いつく可能性をあげてみると……、
羽化個体のすぐそばに抜け殻があると(無い場合よりは)天敵から見つかりやすくなる(だろうから)──そのリスクを減らすため?
例えば羽化のさいの離型剤(脂?)のようなものが抜け殻に残っていて、そのニオイを嗅ぎつけて寄生蠅が集まりやすくなる……といったような事でもあるのだとすると、天敵誘因源を遠ざける行動として解釈できそうな気がする。

それとも、成虫にとって抜け殻は他者(非自己)と認識され、近づく他の虫と同じように追い払おうとしただけなのか?
以前某氏のブログに、スコップで切断されたムカデの上半身が下半身を敵だと思って(?)噛み付いている衝撃的な画像が紹介されていたことがあったが……それが脳裏によみがえった。
羽化や脱皮で体から分離をしてしまえば、もはやそれは他者(非自己)と認識されるのだろうか?
脱皮したぬけがらを食べてしまう虫も多いが、カメムシの場合は口の構造からそれはできないのだろう。

あるいは……僕がずっとカメラでのぞきこんでいたため、羽化したてでまだ飛んで逃げることができない成虫が、僕の注意をそらすために陽動作戦としてぬけがらを落とし「かわり身の術」を試みた──なんていう面白すぎる可能性は……無いだろうが。



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コメント

No title
お邪魔します。なるほど、このカメムシの様に子供を守るんですね!ご指導感謝します。
No title
多くの虫は卵を産みっぱなしですが……こうして卵や子どもを守るカメムシがいると知った時は「へえ~!」と思いました。
それが背中にハートマークをつけているのですから、ちょっと出来すぎているなと(笑)。
小さな虫の世界もよく見ると、なかなかおもしろいです。

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