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肩甲骨カミキリ

肩甲骨カミキリ!? ハイイロヤハズカミキリ



ハイイロヤハズカミキリもちょくちょく見かけるカミキリ。
「ヤハズ」は「矢筈(矢の弓のつるをうけるところ)」のこと。翅端の形が「矢筈」に似ているということで、こう呼ばれるようになったらしい。
幼虫は竹や笹の節の内側を食べ、そのまま竹の中で羽化(秋)し、翌春に出てくるという。


翅鞘の上部に特徴的なコブがあり、これが「肩甲骨(けんこうこつ)」に見えてしまうので、ひそかに【肩甲骨カミキリ】と呼んでいる(個人的ニックネーム)。
ところで、この「肩甲骨」だが、何か意味があるのだろうか?

肩甲骨(コブ)はふんばるための支点!?



この「肩甲骨」(筋状隆起)、最初は翅鞘の強度を高めるためのものかとも考えたが、竹(笹)の中で成虫になると知って、もしかすると竹(笹)の節から脱出するさい──脱出孔をあけるときに「ふんばる」ために発達したのではないか……と想像してみた。
竹(笹)の内側から壁に穴を食いあけるとき、背中のコブを反対側の壁に押し当てて脚を踏ん張れば大あごを強く壁に押しあてることができ、効率的に削る(かじる)ことができそうな気がする。



同じように竹や笹の節に入るカミキリはどうなっているのだろう……と思い、ハチジョウウスアヤカミキリを検索してみたら、ハイイロヤハズカミキリのようなコブは無かった。しかし掲載されていた個体の画像では背面中央の微毛が禿げているように見える。もしかすると竹(笹)から脱出する際に壁にその部分が押しあてられた痕なのではないか……という感じがしないでもない?
翅鞘が硬い種類なら微毛が禿げる程度で問題ないが、翅鞘があまり丈夫でなさそうなハイイロヤハズカミキリでは押しあてられる部分が限定的に強化されて「肩甲骨」となった──などという可能性を想像してみたが……実際のところどうなのだろう?

ハイイロヤハズカミキリの「肩甲骨」の役割・意味のようなものは解明されているのだろうか?

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コメント

No title
こんばんは^^
ハイイロヤハズカミキリですか~!!^^
名前は解らないけど・・・こんな昆虫は良く見たような気がしますね^^:

肩甲骨みたいな硬そうな突起は何の為に発達したのでしょうね???
星谷さんのイラストの解説を見ていると、私もそうだろうな~って
納得していますよ^^
やはり、肩甲骨?見たいな形になったのも生態と関係しているのだろうと思わずにはいられませんね^^
まだ、専門家にも解明できていないのでしょうか???

昆虫って面白いですね~~~(* ´艸`)

イイね☆
No title
昆虫をみていると形や行動がおもしろいことに気づく事もあり、「なんでだろう?」と想像力を刺激してくれます。
虫屋さんなら詳しく調べている人もいると思うし、専門家の間ではきっといろんな情報が共有されていると思うので、あるいは「肩甲骨」の理由も解明されているのかもしれませんが……。

とりあえず素人の思いつきを記してみました。
当たっているか的外れかはわかりませんが、あれこれ想像をめぐらせるのは楽しいですね。

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