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笹のマシンガンホール

笹の葉ミステリー

クマザサの葉を横断する点線のような穴。
誰が何のために作ったのか──なんともミステリアスな趣がある。

戸隠では『九頭龍(くずりゅう)の食み痕』『九頭龍の歯型』と呼び、戸隠神社(御祭神である九頭龍大神は水を司る神様であるとともに虫歯の神様)では、この熊笹を「九頭龍様のお歯形」として、虫歯予防のお守りとしているそうな。

最近、これがマシンガンホールと呼ばれている事を知った。
イメージが描きやすいので僕もこの呼び名を採用したい。

さて、この穴の正体だが……笹の葉が展開する前──筒状に巻かれているときにあけられた穴だろうということは想像がつく。
おそらく虫の仕業だろう。ホソハマキモドキ(蛾)の産卵痕という説もあるようだが、ちょっと納得できない。
連続穴の大きさに格差があるケースも多いこと、連続穴がつながり葉が切断されていることもあることから、これは口吻や産卵管のようなもので「刺した痕」ではなく、「食痕」だろうと考えている。
イメージとしては蛾の幼虫あたりが浮かぶのだが、犯人は特定できていない。
そこで「犯人は誰か」ということはさておき、どうしてこのような不思議な形状の食痕(?)ができるのかについて考えていることをまとめてみたいと思う。

マシンガンホール





虫が葉の外周を食い進むのではなく、内部へと穿孔して食い進むのは内側の方が柔らかくて食べやすいからかもしれない。








当初、この中途半端な(?)食痕跡(葉を縦断するミシン目のような穴=マシンガンホール)は、巻いた葉を食っている途中に犯人(幼虫?)が天敵に補食されることで「たまたま」できるのではないかと想像していたのたが、それだと切断痕(天敵に襲われること無く食べきった?)に対して(みつかる)マシンガンホールの割合が多すぎるように思われた。
巻いた葉の中心に届かない穴はみつかるが中心を超えた痕跡はみつからないことから、この虫は、もともと「中心までしか穿孔しない食べ方」をしているのだろうと考えた。
犯人(幼虫?)がなぜ、葉の外側=外周を食べ進まず葉の内部へと穿孔するのか──だが、外側よりも中心部の方が葉が柔らかく食いやすいからではないかと考えている。
また巻いた葉に穿孔するとき、中心部までは凸状の葉の裏面を食い進むことになるが中心を超えると凹状の葉の表面に直面する。凹状の表面は齧にくいため(?)、そこで進行を止め、齧っていた穴を広げる、あるいは別の場所に新たな穴を開け始めるという食い方をしているのではないだろうか?──と推理したわけである。













──というのが、僕の推理の現時点でのまとめ。
もちろんこれで謎がとけたわけではない。
笹のマシンガンホールはあれこれ想像をかきたててくれる。

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