FC2ブログ

仰天!?眼をつむるシロコブゾウムシ

チャームポイントはつぶらな眼

つぶらな瞳(?)が昆虫というより、動物(哺乳類)をイメージさせる!?






ゾウムシというとは口吻がゾウの鼻のように長い印象があるが、口吻が短いグループもいる。
くりっとした眼はつぶらな瞳の動物を思わせる。
シロコブゾウムシはゾウというよりアグーチという動物を思わせる。
アグーチ 画像





この落花生虫(?)──シロコブゾウムシは後翅が退化して飛べないらしい。
飛んで逃げる事ができないかわりに、近づくとコロッと落ちることがある。
天敵の視界からドロップアウトしてじっと動かずにいることで(擬死)敵の目をあざむく戦略なのだろう。
危険が迫ったとき、本能が叫ぶのだろうか。
「ピンチだぞ シロコブゾウムシ 落下せい(落花生)」

つぶらな眼を閉じて死んだふり!?

あるとき、葉にとまっていたシロコブゾウムシをみつけカメラを近づけたところ、例によってポロッと落ちた。
落ちることは想定内。このあたりと思うところの草をかきわると脚をちぢめて死んだフリをしている姿がみつかった。
ところが……拾い上げてみて、おどろいた。
チャームポイントの大きな眼を閉じていたのだ!?
昆虫にはまぶたなどない。それがどうして眼をつむることができるのか!?
よくみると……触角で大きな目を隠していたのだった。


襲われそうになったとき、葉から落ちてじっとしていれば天敵の目をごまかせるかもしれない。そのさいクリッとした眼は目立つので隠しておいた方がみつかりにくくなり生存率を高められるのではないか。
そんな理由で眼を隠すというワザを身につけるようになったのだろうか。






コサージュでおしゃれ!?

このときみつけたシロコブゾウムシは肩のあたりにバラのコサージュをあしらってオシャレをキメていた!?




よくみると、コサージュの正体は脱皮したクモの抜け殻っぽい。
(※やらせではありません)
ところでこの画像ではシロコブゾウムシの翅鞘が少し開いている。後翅は退化しているらしいが、翅鞘はくっついているわけではないようだ。オサムシの仲間も後翅が退化して飛べない種類が多いそうだが、マイマイカブリに至っては左右の翅鞘がくっついてしまっていて離れないという。


スポンサーサイト



コメント

No title
不思議な虫ですね。こんな硬そうなのははね開いて飛んだりするのもビックリですけど。
それにしても死に真似のしかた、脚の感じとかがすばらしく死んだみたいに見えます。クワガタなんかも脚をたたんで死んだふりしますがこちらのほうが数段上を行ってますね。
No title
シロコブゾウムシは、カブトやクワガタに比べれば地味ですが、おもしろい風貌の虫ですね。ちょっとSFやファンタジーのキャラクターっぽい味わいがあるというか。
「死にマネ」も大した役者です(笑)。

最後の画像で左右の翅鞘が開いているのはもしかすると外力が加わったためかもしれません。この個体、体表面の白いコーティングがだいぶはげて黒っぽくなってるでしょう? あるいは踏まれたりした可能性があるのかも。
シロコブゾウムシについては「飛べる」と書いているサイトもありましたが、「後翅が退化して飛べない」としているところが多いようですし、僕も飛んだり飛ぼうとしているところは見た事が無いので、やはり「飛べない」のではないかと考えています。
No title
落下せい!ね。
よく落ちられますが
確かに飛ぼうとしているか飛んだところは見てませんネ。
No title
見ようによっては落花生っぽいのでシャレてみました。
昆虫は撮ろうとすると飛ぶか落ちるか──これで苦労することも多いですが、シロコブゾウムシは落下専門みたいですね。
No title
コメントありがとうございました。。。

こんなSFにでも出てきそうな昆虫が居るんですね。。。
昆虫の世界に、はまってしまいそう。。。
No title
>>クルーゾー警部

昆虫は身の回りにあるSF世界みたいなところがありますね。
小さいので気がつかない事が多いですが、よくみると興味津々です。

虫関係の検索であちこちのぞいて歩く事があるので、またおジャマするかもしれません。
No title
こんにちは。突然お邪魔します。
息子が散歩中に見つけた虫を調べて!というもので、検索していたところこちらのブログにいきつきました。
シロコブゾウムシ、はじめて知りました。
正直、虫が苦手なのでこちらにたどり着くまでにたくさんの昆虫画像をみて辟易していたのですが、知りたい昆虫が見つかり、また楽しい文章で紹介していただいていたので若干親しみがもてました。
息子にも、『死んだフリが上手な虫さんなんだって』と教えたいと思います。
No title
> miz**ing_08*8さん

コメントありがとうございます。拙ブログが何らかのお役に立てたのだとしたら光栄です。
昆虫は《自然の結晶》のような存在で、科学する心を育てる教材にもなりうるはずなので、お子さんの好奇心に応えていくということは大切な事だと思います。

管理者のみに表示

トラックバック