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便利なブログの不安なところ…

01同人誌&個人誌

昭和世代の同人誌経験者からするとブログと言うツールは画期的だったということはこれまで何度か記してきた。
僕が同人誌活動をしていた頃は、インターネットもワープロ(パソコンの登場で絶滅した?日本語ワードプロセッサ)もまだ無かった。原稿用紙のマスを1文字1文字、手書きで埋めていた時代。自分の文章が活字になることにあこがれがあった。また、個人が不特定多数の人たちに向けて情報発信できるツールなど無かったから、自作品を発表(公開)することに強いあこがれを抱いていた。そこで同人誌や個人誌に作品発表の場を求めたり、出版社などの公募に応募したりすることになるわけだが……同人誌や個人誌を発行するのはなかなか大変だ。苦労して作った同人誌も、そう多くの人に読んでもらえるわけではない……。コンテスト等への応募も大半は落選するわけだから狭き門。運良く入選して出版がかなっても作品が書店に置かれているのはほんの一時だ。読者(閲覧者)がいつでも簡単にアクセスできる《場》に継続的に作品を公開しておけるブログは、夢のようなツールと言える。

僕は個人誌の延長のような感覚でブログを利用してきた。画像や動画も自由に添付できるので、紙媒体よりもずっと使い勝手が良い。とりあげてきたテーマには統一性がないが、自分の興味のあるもの(自分がおもしろがれるもの)を取り上げているので、たまに読み返してみると(当然ながら自分には)とてもおもしろい。

手軽に利用できるブログは多くの可能性を感じさせる便利なツールだ。ただ、ひとつ大きな問題(懸念)をあげるとすれば、《サービスの終了》だろう。同人誌や個人誌など(紙媒体)は廃刊になっても発行した号(掲載誌)は残るが、ブログはサービスが終了すると、それまで蓄積してきた記事が消滅してしまう。僕もこれまでにfreemlやYahoo!ブログなどで《サービスの終了》を経験してきた。
その時点でブログ主が健在ならば他のブログへの移行なども可能だろう(このFC2ブログにはYahoo!ブログから移行してきた)。しかし、故人となった人のブログは引き継がれることなくネット上から消滅してしまう……これは寂しいし、もったいないことだ。企業が運営するブログサービスにも寿命があると考えると、便利なブログにも儚い一面があるのかもしれない。



同人誌回顧録(freemlから)
Yahoo!ブログの可能性
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昭和世代のインターネット雑感
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コメント

No title
確かにblogのサービスが終了すると、来てなくなってしまうのは寂しいですが、故人となった場合はそれもまた良いのじゃないのかなと思います。
Web上の遺産や負の遺産がこれから問題になる時代ですね。
どこにどんなことにkしているのかしっかり書いておいた方が良いかも。パスワードが分からなくて色々トラブルが起こりそうですね。
Re: No title
その人(ブロガーさん)の人生とともにブログも幕を閉じるということを望むケースもあるでしょうね。
一方、自分が死んだ後も自分の軌跡や作品を残したいと思う人、あるいはそのブログは残しておく価値があると思う閲覧者がいる場合は、《消滅》は《損失》ということになるのだろうと思います。

個人的にバックアップをとっている人もいると思いますが、記憶媒体はどんどん移り変わっているので、デジタルデータの長期保存は(記憶媒体の更新なしには)難しい……結局、再生装置なしに読める紙媒体が一番安定しているのかもしれませんね。
ひらめきました
 つまり竹簡に墨書き最強……!


 一般人には、サービス終了時のブログ移行を子々孫々に遺言するぐらいしか対策はないかと思われます。平安の昔から無数の物語が散逸してきたことを思えば、記事の消滅も歴史の必然ということなのでしょう。

 菅原さんちの娘さんが熱狂したやつなんかも現存していれば、誰かが『あさきゆめみし』みたいにコミカライズしたり『私本・源氏物語』みたいに翻案したりしたでしょうに。
 せめてあらすじぐらいは知りたいなぁ。何故昨今のなろう系みたいにタイトルが本編の要約になっていないのか【なっててたまるか】。
Re: ひらめきました
デジタル・データはとても便利なのだけど、再生装置がないとどうにもならないというのと、記憶媒体がどんどん移り変わっていくから、長期保存の安定性からいうと、結局「再生装置がなくても読める」メディアが最強と言えるのかもしれませんね。
そのあたりのコトは以前も記しています↓

うつろう記憶媒体〜失われし記憶ハ痛イ〜
https://hoshtani.blog.fc2.com/blog-entry-516.html

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