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2019年05月の記事 (1/1)

ハリサシガメ@『アリの巣の生きもの図鑑』他

01針刺亀成虫A2再
02針刺亀成虫A3再
ベールを脱いだハリサシガメより⬆
2016年の夏、知らずに出会ってたちまち興味を引かれた珍虫ハリサシガメ。成虫は背中の特徴的な模様がハリサシガメの「ハ」に見えなくもない。幼虫は土粒をまとい、狩ったアリの死骸などを戦利品コレクションのように背中にデコレーションするという奇妙な習性を持っている。
03針刺亀幼虫01再
04針刺亀幼虫B1再
ハリサシガメぷちまとめハリサシガメ幼虫の装飾行動より⬆

ハリサシガメ@『アリの巣の生きもの図鑑』
なんとも風変わりなカメムシなので興味を持って観察しているのだが、おもしろい昆虫なのにその割に情報が少ない。『日本原色カメムシ図鑑 第3巻』にはちょろっと触れられている程度。『昆虫を見つめて五十年(II)』(岩田久二雄・著/朝日新聞社・刊/1978年)という本に紹介されているというので読んでみたが、僕の観察とは違い、「間違っている」と思われる箇所もいくつかあった(本とは違う!?ハリサシガメ)。
『アリの巣の生きもの図鑑』(丸山宗利・小松 貴・工藤誠也・島田 拓・木野村恭一/東海大学出版会/2013年2月)という本にもハリサシガメが紹介されているらしいと知って、気になってはいたのだが……蔵書検索して置いてある図書館に借りに行ってみた。
生活史の一部をアリに依存する生物を好蟻性生物というのだそうだが、その好蟻性生物を紹介した立派な本だった。図鑑といいながら生態写真も豊富で、「よくこんなシーンを撮ったものだなぁ」と驚きを通り越してあきれてしまうほど。ユニークな生態についても記されているので、ハリサシガメについても何か僕が知らない新情報が記されていないか期待したのだが……、
目的のハリサシガメについての記述はP.125の下半分に短い文と成虫の写真が2枚掲載されているだけであった。


分布:本州,四国,九州;朝鮮,中国.寄主:さまざまなアリ.体長:14-16mm程度.翅の特徴的な模様により,日本産の他のサシガメより区別できる.本属の種はアリを専門に捕食し,幼虫時代には捕食したアリを背中に背負う習性をもつ.特定のアリとの関わりはなく,成長段階に応じて好むアリの大きさが変わる.稀な種.(丸山)

「成長段階に応じて好むアリの大きさが変わる」と記されているが、成虫や大きな幼虫が小さなアリを捕食しているのも見たことがあるので、成長によって(体の大きさによって)狩りの対象となりうるアリの上限サイズが広がるということなのではないかと僕は考えている。

ハリサシガメは昼行性!?夜行性!?
というわけでわけで、『アリの巣の生きもの図鑑』という本からはハリサシガメについての目新しい情報は得られなかったのだが、インターネットの方でハリサシガメついて記した興味深い記事を見つけた。

ふしあな日記 私的UNA ハリサシガメ

この方はハリサシガメを夜行性だと考えているというので驚いた。僕の観察はすべて日中(昼前後)で、その間アリを捕食したり、食事後のアリをデコったり、交尾をしたり脱皮するものも確認していたので(脱皮を観察できたのは1回のみ)、僕はハリサシガメは昼行性だとばかり思っていた。しかし、夜に観察に出かけたことはない(活動していないことを確かめたわけではない)し、エサとなるアリは夜も活動しているというから、ハリサシガメも夜に活動していたとしてもおかしくはないのかもしれない。

昼行性のヒガシニホントカゲとの2ショット↓。

05針刺亀幼虫トカゲ1再
06針刺亀幼虫トカゲ2再
ハリサシガメの捕食〜擬装行動より⬆

ハリサシガメぷちまとめ2
好蟻性昆虫〜好虫性人間?『アリの巣をめぐる冒険』
昆虫など〜メニュー〜
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ブログの訪問者数比較

移行元と移行先の訪問者数比較
10年ほど利用してきたYahoo!ブログが12月15日で終了する(記事やコメントの投稿・編集ができるのは8月31日まで)というので4月に移行してきたFC2ブログ。移行元のYahoo!ブログや試しに開設してみたはてなブログではアクセス解析が標準装備されていて訪問者数がわかったが、FC2ブログのデフォルトではそうした機能がなく、訪問者がどの程度いるのかよくわからずにいた。
僕は訪問者数やランキングには興味が無いので「カウンター」がないことは気にしていなかったのだが、自分がFC2ブログで読みたいテーマの記事を探すのに難儀しているうちに、同じように僕の記事も他のFC2ブロガーさんに読まれる機会がないのではないかと気になってきた。
発信した情報が、欲する人の目にとまるようになっているのか──果たして訪問者がどれだけ来ているのか知りたくなった。
デフォルトではないが、FC2ブログには公式プラグインのFC2カウンターというのがあって、これを追加するとアクセス数が表示されるようになるらしい。そこで先日(5/22)設定してみた(FC2カウンターの設置手順)。

Blogアクセス数比較
移行元のYahoo!ブログと移行先のFC2ブログでは内容(コンテンツ)はほぼ同じ(移行前の記事は同じ)なわけだが……1日のアクセス数がまるっきり違う。内容が同じなら、以前からネット上にあって閲覧されているYahoo!ブログの記事の方が検索の網にかかりやすくなるということなのだろうが……それにしてもFC2ブログの訪問者の少なさは予想以上だった。これがYahoo!ブログであれば、カテゴリ検索やワード検索等でやってくる閲覧者がもう少しあっただろうにという気がする。興味のあるテーマでそのつど最新記事が表示さされる機能があれば、古参人気ブロガーの記事も新参者の記事も公平に読まれる機会がありそうなものだが、FC2ブログではその機能がないようだ(FC2ブログの検索はほとんど使えない)。ランキング表示機能はあるから上位ランカーの記事は読まれる機会も多そうだが、FC2ブログでは新たに開設したブログの記事が読まれる機会は少ないのではなかろうか……。

ブログの訪問者には大別して「ブックマークやリンクをしてお気に入りのブログを読む《固定読者》」と「ワード検索して記事を読む《フリの読者》」の2つがあると思う。人気ブログには前者が多そうな気がする。僕の場合、訪問者の多くが後者──《フリの読者》のようだ。《固定読者》が多ければ新しい記事へのアクセスが増えそうだが、僕のブログでは過去の記事へのアクセスが多い。昆虫の記事が多いためだろう──昆虫が少ない冬には訪問者が減り、昆虫の活動する春から夏ごろに訪問者が増えるという現象が顕著だ。個別の昆虫の発生時期にその昆虫の記事へのアクセスが増えたりする。「刺さない蜂!?ライポン」(コマルハマバチ♂)は2011年6月に投稿した記事だが、毎年その時期になるとアクセスが増え、コメントも100を越えている(*FC2ブログには最新の20件しかコメントが移行できていない)。最近多い検索ワードは「キアシドクガ」だ。5月26日は「キアシドクガ大発生」(昨年の記事)へのアクセスが158件あった。

僕のブログ訪問者は「ワード検索して記事を読む《フリの読者》」が多いようだが、僕自身もそういう使い方──ワード検索でブログを読むことが多い。閲覧者としては、欲する情報に速やかにみつかりアクセスできることが望ましいし、自分が発信した記事も興味がある人の目にとまるようであってほしいと思う。

ブロガーの中には訪問者数を増やすことやランキング順位を上げることに関心が高い人も少なくないようだ。アフィリエイトで稼ごうとするならそれが目的や励みになるのは当然かもしれない。
それを批判するつもりはないが、僕はブログ記事の価値は訪問者数やランキングではなく記事の内容にあると考えている。閲覧者としては、アクセスした記事が充実した内容であれば嬉しいし、自分の記事も訪問者にとって充実した内容でありたいと思う。
また、そうした記事の充実度がワード検索にも反映されるべきだと考えているが、実際は必ずしもそうではない。
移行元のYahoo!ブログと移行先のFC2ブログでは記事のタイトルも内容も同じ(コンテンツとしては等価)なのに訪問者数にかなりの隔たりがあることが確認できた。これは単純に記事の内容(価値)が、検索順位に反映するわけではなという例ともいえる。

僕としてはYahoo!ブログにしろFC2ブログにしろ、欲する人に記事が届くのであれば、どちらでもかまわないわけだが……沈みかけたYahoo!ブログの方に訪問者が集中し、移行先のFC2ブログの方は閑散とした状態はしばらく続きそうな気がする。Yahoo!ブログが消失した後、それまで読まれていた記事が移行版(FC2ブログ)で読まれるようになるのか……ちょっと気掛かりだったりする。



刺さない蜂!?ライポン
キアシドクガ大発生
沈みゆくYahoo!ブログの記録
ブログ引っ越し騒動:ひと区切りついて
FC2ブログ版〜抜粋メニュー〜

新成虫vs羽化殻@アカスジキンカメムシ

1月にカメラが壊れてから撮影はしていないが、虫見はぼちぼち続けている。以前は美麗昆虫や面白いシーンに出会うと「なんとか記録せねば」とカメラごしに虫を見ることが多かったが、最近はその負担がないので気が楽だ。「カメラがあれば撮るのになぁ!」と残念に思うシーンもないではないが、記録撮影の負担から解放された感がなくもない。
とはいえ、観察のようすをブログにまとめるにあたっては、その状況を文章だけで説明するのはやっかいだ。現場を見ていない第三者(閲覧者)にはわかりにくいに違いない。公開している場でわかりづらい記事を投稿することには躊躇が働く……。

今年もアカスジキンカメムシの羽化シーズンを迎え、「見られる時に見ておかねば」と《抜け殻落とし(羽化殻落とし)》を観察している。これまでは記録画像を撮影するため接写距離に近づかなくてはならず、それがカメムシを警戒させ行動に影響(羽化殻落としを止めたりなかなか始めなかったり)を与えていたのではないかと気になっていた。しかし今シーズンはカメラが無いので、カメムシをおどかさないように少し離れたところからの観察をしてみた。離れて観察していれば羽化後早いタイミングで羽化殻落としを見られるのではないかと予想していたのだが……個体によって抜け殻落としを始めるタイミングはバラバラだった。
そんな今シーズンの観察も少し記録を残しておきたい。といっても画像ナシではイメージが伝えにくいので、過去の記事からの抜粋画像を交えて紹介していくことにする。

アカスジキンカメムシの羽化〜羽化殻落とし
01赤筋金亀虫成幼R1
まずは、アカスジキンカメムシというのは、こんな昆虫⬆だということで。カメムシは不完全変態なので蛹にはならず、終齢幼虫の背中をやぶって成虫が出現する。アカスジキンカメムシの羽化前後の行動は、これまでの観察からすると──、

①終齢幼虫は葉の裏で頭を下にしてとまり、
②前胸の背面が割れて羽化が始まる。
③殻から離脱した新成虫は羽化殻と向き合う形で対峙(頭を上にしてとまる)。
④羽化殻を頭で押して葉から落とす。
⑤葉の表側に移動してまったり(体色の定着&体が固まるのを待っている?)。


というのがデフォルトのようだ。過去の記事(複数)からの抜粋画像で紹介するとこんな感じ⬇。
02赤筋金亀虫羽化AR1
03赤筋金亀虫羽化AR2
04赤筋金亀虫羽化AR3
05赤筋金亀虫羽化AR5
06赤筋金亀虫羽化AR6
07赤筋金亀虫羽化AR8
08赤筋金亀虫羽化AR11
09赤筋金亀虫羽化後aR
10抜殻落シーンR1
11抜殻落し前後R
12赤筋金亀虫羽化R5
13抜殻落シーンRR
14赤筋金亀虫羽化殻落FR
《抜け殻落とし(羽化殻落とし・脱皮殻落とし)》の意味については【カメムシの奇行!?抜け殻落としプチまとめ】に考察をまとめているのでここでは割愛。
今シーズンは、羽化直前の終齢幼虫をみつけ、羽化〜羽化殻落としまでを観察しようと注目した──のだが……。

10:14(時:分) トウカエデわきのツツジの葉の裏で頭を下にとまっている終齢幼虫を見つけた(2019.05.16@東京)。
10:25 腹をあおるような動きを始め、少し間をあけて断続的に繰り返すことから羽化が近いと判断して、これを観察することにする。
10:29 脚を踏み直す(移動したり向きを変える気配はない/足場の確認?)。
10:50 黒い上半身(前胸背と頭部)の間に白い隙間(裂け目)が入り羽化が始まる。
10:56 前胸背の裂け目から白っぽい前胸が盛り上がってくる。
10:58〜11:00 前胸がほぼ脱出。
11:02 体の大半が脱出し腹端を羽化殻に残して逆さ吊り状態になる。
11:03 脚を殻から引き抜く。
11:12 新成虫が葉につかまる。
11:21 ほぼ離脱(腹端が羽化殻と接している状態)
11:22 スポンと羽化殻から腹端が離れる(気管が抜けた?)。
11:23 向きを変え羽化殻と向き合う(新成虫が頭を上にしてとまる)。
12:03 羽化殻との距離を詰める。
12:43 羽化殻を頭で押す《抜け殻(羽化殻)落とし行動》に出る。
12:44 頭で押して浮き上がった抜け殻の下にもぐり込み、葉の縁まで押して行くが、抜け殻は落下せず、宙に浮き上がった状態になる。
クモのしおり糸等に引っかかったのだろうかと確かめに近づくと、新成虫の体か葉の裏に羽化殻の爪がひっかかっているもよう。
のぞき込んだこともあってか新成虫は抜け殻をかついだまましばらく動きを止める。
12:51 少し動くが状況は変わらず
13:30 新成虫が葉の表へ移動/羽化殻は葉の裏に残される。
新成虫が葉の表側に移動したので葉の裏に残された羽化殻を回収したが、もしかすると羽化殻落としをしに戻る可能性もあったかもしれない。

4〜5mほど離れて展開を見守っていたが、この個体は殻から離脱したあと、40分後に羽化殻との距離を詰め、抜け殻落とし行動にでたのは更に40分経ってからだった。この個体の観察に2時間半ほどかけたわけだが、《抜け殻(羽化殻)落とし行動》は確認できたものの《抜け殻(羽化殻)落とし》は未遂に終わった。

新成虫が羽化殻と泣き別れになる羽化別れ!?
アカスジキンカメムシの新成虫がとまっている葉の直下には《羽化殻落とし》によるものと思われる羽化殻が落ちていることが多いが、葉の裏に抜け殻が残されていることもある。今回の観察のように未遂で終わるケースもあるのかもしれないが、羽化のさいに新成虫が羽化殻と離れてしまう泣き別れならぬ《羽化別れ(と勝手に命名)》もその原因の1つかもしれない。

今シーズンの観察では、羽化中の新成虫が羽化殻と泣き別れになるケースも確認できた。図にするとこんな感じ⬇。
15羽化別れ図解510
こうした羽化別れの状況でも、下の葉に移動した新成虫が羽化殻落としをするために上の葉に戻ることもあるようだ。以前の記録から⬇。
16赤筋金亀虫羽化殻落E再
今シーズン観察した《抜け殻落とし》確認例など「同じ葉の裏でみつけたアカスジキンカメムシの新成虫と羽化殻」の4つのケース⬇。
17羽化殻落A図
18羽化殻落B図
19羽化殻落C図
20羽化殻落D図
過去の観察例では羽化殻落としがあっというまに完了してうまく撮れないことが多かったが、今シーズンは意外に、新成虫がてこずるシーンが多かった。
羽化後(新成虫が古い殻から離脱後)、羽化殻落としを始めるタイミングも、バラツキがあるようだ。
アカスジキンカメムシの観察をしていて、新成虫が落としたとおぼしき直下の羽化殻をアリが運びんで行くシーンも見ることができた。葉の裏にとどまっているアカスジキンカメムシの羽化殻をアリが運び去るシーンは以前にも記録しているが、羽化殻は「アリが嗅ぎつけてやってくるターゲット(獲物)」と成りうることが改めて確認できた。天敵のターゲットとなる羽化殻を生活圏から排除する《羽化殻落とし》の意味を示唆するシーンともいえるだろう。

カメムシの奇行!?抜け殻落としプチまとめ
アカスジキンカメムシぷち実験で輝き復活
アカスジキンカメムシの臭腺開口部
アカスジキンカメムシ幼虫の臭腺開口部

昆虫など〜メニュー〜

非公開コメントについて

ブログの考え方は人によって様々──という認識は以前からあったが、コメントについても感覚は人によってかなり差があるのかもしれない──と、FC2ブログへ引っ越して来てから感じている。ひょっとするとYahoo!ブログとFC2ブログでは、コメントについて違った文化?みたいなものがあるのだろうか?

先日こんな↓FC2ブログ記事を読んだ。

吉丁虫色の日々>昆虫採集と私。

昆虫採集を続けてきたブログ主が、自分にとっての昆虫採集の意味を自問するような内容で、虫を殺すことへの罪悪感のようなものもについても触れられており、若干ネカティブな自覚も感じられる。
僕も昆虫は好きだが、虫屋ではないので面倒な標本づくりは回避している。だから、きちんと標本にして手間のかかる管理をしている虫屋さんには一目置いてきたわけだが、「採集をしながらこんなふうに感じている虫屋さんもいるのか」と興味深く拝読した。
おそらくこの記事に対して虫屋さんから色々な意見が寄せられただろう──そう期待した通り、コメント欄はにぎやかに見えた……のだが──なんと、そのほとんどが非公開コメント!
FC2ブログでは(設定によって)、訪問者がブログ主だけに読める非公開コメントを投稿することができる(Secret:□管理者のみに表示)。そのさい、他の訪問者には「このコメントは管理人のみ閲覧できます」と表示され、内容は公開されない。

問題の記事では、ブログ主さんが、非公開コメントに対して公開コメントで答えていたのだが、肝心の元コメントが読めないのだから、これではフラストレーションがたまる。
「どうして非公開コメントなのか?」と激しく違和感を覚えた。
ブログ主が公開している記事に関する内容ならば、コメントも公開するのが自然な気がする。特にこの記事で取り上げられたテーマは他の閲覧者にとっても興味のあるところだろう。なのに、コメント投稿者の多くが、わざわざ非公開にしたのはなぜだろう?

僕はこれまで公開された記事にコメントしたり、Re:コメントするときは、基本的には「公開の場でのやりとり」と考えてきた。《公開の場》に投稿された記事には《公開の場》で応える……ブログ主⇔訪問者の個人的な会話のように見えても、それを読む他の閲覧者がいることを意識している。
時には非公開コメントを受けたり送ったりすることもあるが、その場合は内容に連絡先等の個人情報が含まれていたり、ブログ主だけに内々に伝えるべき内容だったりと、「非公開にする理由」がある場合というふうに考えていた。

ところが、(沈没が決定しているYahoo!ブログから)FC2ブログへ引っ越してきて、非公開コメントの多さに少々驚いている。僕のブログ記事にも非公開コメントが寄せられている。特に「非公開にする理由」があるとも思えないのに、どうしてだろうとよくわからずにいる。非公開コメントを目にする機会が多いのは、たまたまなのか、それともFC2ブログでは、これが普通なのか……?

FC2ブログでは非公開コメントに対して、非公開で答える設定はないようだし、非公開コメントに公開コメントを返すのも妙な気がする……。
そんなわけで、非公開コメントに対してはRe:コメントしないことにしている(もちろん「非公開にする理由」があるケースについてはメッセージやメールで対応する)。
僕の感覚や判断が正しいとか他の人もそうあるべきだというつもりは無い。ブログがそうであるように、コメントについての考え方も人それぞれなのだろう。
ただ、僕の非公開コメントについて思うところを記してみたしだい。

ブログ引っ越し騒動:ひと区切りついて

Yahoo!ブログ→FC2ブログへの引っ越し
Yahoo!ブログからFC2ブログへの引っ越しが、ようやく一区切りついた。引っ越し自体はすんなり運んだが、その後の荷解き整理に時間がかかったといったところ。そのあたりの経緯や感想など。

YBからFC2

僕が10年ほど利用してきたYahoo!ブログが突然「サービスを終了する」と宣言したのが今年(2019年)2月終わり。実はYahoo!ブログは2017年にはブログの「リニューアルをする」と宣言していた。その後リニューアルを延期をするとの訂正を発表したものの、そのあとは何のアナウンスも無いまま放置状態……。リニューアルの話はどうなったのだろうといぶかしく思っていたところへ、いきなりの「サービス終了」宣言である。突然ではあったが、それまでの利用者への対応を考えると「さもありなん」という印象だった。
サービス終了の告知では、影響を受けるいわば《Yahoo!ブログ終了難民》に対して「他のブログへの移行ツールを準備している」と救済の道を約束して理解を求めていた。しかしその移行ツールも、リリース日直前(僕がYahoo!ブログで【移行ツールを利用するさいの注意点】という記事を投稿した3時間後)になって「延期」となった。リニューアル騒動の時も、すんなり進まず「延期」を発表しておきながら何のフォローも無いまま、いきなり「サービス終了」を打ち出してきたのだから、今回の移行ツールの「延期」も、どうなることやら……と、疑いたくもなってしまう。

僕は自分の感じたこと・考えたこと・書いた(描いた)り撮ったりしたものをまとめ保管するするツールとしてYahoo!ブログを利用してきた(Yahoo!ブログの可能性)。また、そうしてまとめた記事が、同様の関心をもつ人の目にとまり何かの参考になればと思い公開してきた。僕にとってブログは個人誌のようなものであり、記事は個人誌に掲載した作品のようなものであったともいえる。10年かけて蓄積して来きた記事(作品)をYahoo!ブログのサービス終了で消失させるのはしのびない。あれこれ考え、迷いもあったが、Yahoo!ブログでまとめてきた情報は、Yahoo!ブログが準備しているという移行ツールのリリースを待たずに、FC2ブログへ引っ越してみることにした。FC2ブログはすでに移行ツールを備えており、もし移行に失敗したり移行後問題があったとしても、移行元のYahoo!ブログはそのまま保全されているので「試してみて損は無い」という考えがあったからだ。

*FC2ブログに引っ越ししよう!~Yahoo!ブログ編~
https://fc2blogstaff.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

これ↑を参考にFC2ブログインポートツールを使ってYahoo!ブログからFC2ブログへの引っ越しを実行。午前中にインポート登録をすると、その日の夕方に「引越し処理完了」のメールが届いた。
移行した記事の数は892件。一部レイアウトの崩れなどがあったが、文書の内容や画像はすべて無事に移行できたようだった。

移行後の問題
移行自体は案外楽だったが、移行した記事内の別記事へのリンクは移行元のURL(やがて消滅するYahoo!ブログの記事)のままなので、これを移行したFC2記事のURLに書き換える必要があった。また、Yahoo!ブログの「Wiki文法使用」で作成した記事では引用記号を使った部分がテンプレートの文章枠の外へはみ出すという現象が発覚──この修復もしなければならなかった。引っ越し(移行)そのものは思っていたより楽だったが、引っ越し後の荷解き整理に時間と労力がかかった──といった感じ。

移行によって発生した問題を改めて整理すると──

①隙間無しの設定で作成した組画像が分断されてしまう
01FC2ブログ移行画像分断

②Wiki文法記事の引用記号で囲った文章が、文章枠外にはみだしてしまう
03引用個所FC2ヤニC

③レイアウトの乱れ
FC2割付乱れA

④移行されたコメントは20件まで

⑤内部リンクの再構築(移行元のYahoo!ブログ記事のURLを移行先のFC2ブログ記事のものに書き換えなくてはならない)


①の組画像が分断されてしまう問題については、これを修正する方法があるのかどうか、現在のところわからない。分断した画像は見苦しいものの、とりあえず必要な内容そのものは表示されているので、(現段階では)許容の範囲内と判断。
(※FC2ブログへ移行してきて気づいた問題点

②の文章が枠外にはみだしてしまう問題は、見苦しいばかりでなく、一部読めなくなっているところもあったので、修復は必須。この現象が発生している記事を探し、編集画面でタグを書き換えることで修復した。
(※FC2ブログ移行記事の不具合

③レイアウトの乱れ
移行した892件の記事の中で、レイアウトの乱れがあったのは(今のところ確認できているのは)2件のみ。これも見苦しいので直せるものなら直したいと思ってFC2ブログのサポートに問い合わせてみたところ「弊社サポート対象外」とのこと。これも、とりあえず主要部(本文と画像)は普通に表示されているし、2件だけなので、今のところそのままにしてある。
(※移行記事の表示不具合

④移行可能なコメントは20件まで……という情報は色々な方が書かれていたので知っていた。Yahoo!ブログが準備している移行ツールでは移行できないとされている記事へのコメントが、FC2ブログインポートツールを使えば一部移行できるということでこれを選択した人もいるようだ。僕のブログでは【刺さない蜂!?ライポン】で移行元記事のコメントが100を越えているが、移行先の記事を見ると、ちょうど20件になっている。僕は本文が移行できたことが重要で、コメントの移行は「おまけ」みたいなもの──20件でも移行できたのはありがたいことだと考えている。

⑤内部リンクの再構築──これが最も大変だった。僕は、関連する記事をすぐに開けるようにブログ内リンクを多用している。カテゴリのような分類はあるが、これは例えてみれば「引き出し」のようなもの。引き出しの中に何がしまってあるか──目録のようなものも必要だと考え、目次にあたる一覧ページを作っていたりもする。僕のブログ投稿基準の1つは「あとで読み返したいと思うかどうか(読み返したくなる内容の記事であること)」だが、読み返したいと思い立った時に各記事にリンクしたタイトルを一覧できるページは欲しい。そのためには内部リンクのURLを、移行元のYahoo!ブログ記事から移行先のFC2ブログ記事のものに書き換える必要がある。

この作業はそれ自体面倒なものだが、よりやっかいに感じたのが、FC2ブログの「編集手順」だった。Yahoo!ブログやはてなブログでは、開いた記事に訂正したい箇所を見つけた場合、その記事から編集画面をワンクリックで開くことができる。これに対し、FC2ブログでは、記事画面から管理画面>記事の管理>投稿年月あるいはカテゴリで絞り込み>該当記事を探して「編集」をクリック──という手順を経て、ようやく編集画面が開く(「管理画面」を経由するのが面倒なので「記事の管理」をブックマークして利用していた)。通常の使い方をしているぶんには大して負担を感じないのだろうが、大量の過去記事の修正を続けざまに行うには、この手続きが面倒で、おそらくこれに起因する夢まで見たくらいだ(遠いロッカールーム〜夢の話〜)。

この面倒な内部リンク再構築(修復)作業をしていて感じたのが、FC2ブログへの移行をして良かった──ということだ。Yahoo!ブログが準備しているという移行ツールを使った場合、(デフォルト設定では?)移行後にYahoo!ブログを閲覧することは出来なくなるという。しかし、そうなると、内部リンクがどの(Yahoo!ブログ)記事に繋がっているかを確かめることができなくなってしまい、修復作業の障害となりかねない。

FC2ブログインポートツールを使って移行した場合は移行元のYahoo!ブログ記事は変わりなく閲覧できるので、移行したFC2ブログ記事の文字リンクをたどって移行元のYahoo!ブログ記事を開くことができる。そのタイトルや投稿日を確認することで、対応する移行先のFC2ブログ記事を特定してURLを書き換えることができわけだ。しかしこれが(リンク先の記事を確かめることが)できなくなると、かなり厄介なことになる。

あまり深く考えずにFC2ブログへの移行を実行していたが、こうしたことに考えが及ばないままYahoo!ブログが用意した移行ツールを使っていたら、移行後(移行元のリンク記事を確認することができなくなって)内部リンク再構築が、もっと面倒なことになっていただろう。
FC2ブログでは編集手順に手間がかかって苦労したが、Yahoo!ブログが準備している移行ツールのリリースを待たずに、早い段階で移行することができたことは良かったと感じている。

FC2ブログへ来て感じたこと
Yahoo!ブログでは、カテゴリやキーワード検索で、最新記事の一覧から興味のあるタイトルを訪問することができたが、FC2ブログでは興味のある個別テーマ(キーワードやカテゴリ)で書かれた最新記事を探すのが難しい!? ブログのキーワード検索で、例えば「昆虫」と入力すると、Yahoo!ブログでは、そのつど最新記事リストが表示されるが、FC2ブログではトップに表示されるのはいつも同じ(?)……2027年に投稿された内容の薄い記事で、利用者が期待する最新記事ではない。
FC2ブログではトップページを固定する機能がないので、トップページを設定するには、投稿日を未来のものに設定するという手法がよく使われているが、これが「最新記事」の検索順位を狂わせているのだろうか? 僕もトップページ(抜粋目次ページ)に固定したい記事を2030年に設定してあるが、これは「昆虫」の検索結果には出てこない(?)ので、単に設定投稿年月日で「最新記事」を検索しているわけでもないようだ。いずれにしても、その時々の「気になる(テーマで書かれた)最新記事」を探すことがではないのは事実で、不便きわりない。これでは検索機能を果たしているとはとても言いがたい。
キーワード検索で最新記事の一覧を見ることができれば、読みたい記事を簡単に探すことができるし、新しく参入した人の記事も読まれる機会が増える──逆の言い方をすれば、新参者の書く記事が他の人の目に触れる機会はFC2ブログでは少ないのではないか?──という気がしている。
最新記事一覧をキーワード検索で表示する機能があれば、FC2ブログ全体としても活性化するだろうに……どうして、そうした機能がないのか不思議な気がしている。それともFC2ブログに不慣れな僕の「探し方が悪い」だけなのだろうか?
とりあえず引っ越し作業もひと区切りついたので、少しずつ慣れて行ければと思っている。
今後の方針はまだ未定だが、とりあえず、沈み行くYahoo!ブログでまとめてきた情報をサルベージすることができてホッとしている。

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令和時代の到来〜加齢による重力加速度増加現象!?

令和の到来で永久ライセンス取得!?
「平成」の時代は31年4月30日で終わり、世の中は「令和」の時代に突入したらしい。
僕の運転免許証には「平成34年05月08日まで有効」と記されているが、期限の「平成34年」が来ることは永遠になくなった。免許証の記載通りに解釈すれば、有効期限が切れる日は来ないのだから、A級ライセンスならぬ永久ライセンスの確定である!?

……というようなややこしいコト・混乱が起きかねないので、西暦で統一してくれればいいのに思うのは僕だけではあるまい。
新しい時代の幕開け──というと、聞こえは良いが「まっさら」であるはずの第1日目が1月1日でないのが、なんとも区切りが悪い。月・日・曜日は西暦を引き継いでいるのに、年だけ途中から変更するというのが、どうにも中途半端である。「年」でくくった場合、西暦2019年は「平成」と「令和」混在しているというおかしなことになり、和暦年と西暦年がきっちり1対1対応にならないのがどうもスッキリしない……。


令和っ子にとっての昭和世代は、僕らの明治世代!?
とはいっても「平成」は終わり「令和」が始まってしまった。「令和」という字面やひびきに違和感があるのは、旧時代の僕らには、まだ馴染みがないからだろう。これから誕生する「令和」世代の人たちには、きっと何の違和感もなく受け入れられる違いない。そんな令和っ子から見れは僕らは旧時代のヒト。「昭和生まれ」の世代などは2時代も前に追いやられてしまった感がなくもない。僕ら(昭和世代)の感覚でいえば「明治世代のヒト」だ。そう考えると昭和世代が老いぼれて行くのも「さもあらん」といった心境にもなる……。

じっさい、視力・体力・記憶力の衰えはいやおうなく感じる昨今。加齢による時間の加速感(*)や子どもの頃の記憶が近くに感じられる時間の逆転現象(*)は増して行くばかり。
僕はもう、四半世紀、プールには行っていないのだが、最近はやけに小学生の頃のプール体験を思い出す。といっても、これは時間の逆転現象のせいばかりではない……。
子どもの頃、プールで力いっぱい遊びまくった帰り──すっかり浮力に慣れてしまった体が、水の外では、ずっしり重くなったように感じられた……そんな記憶が蘇るのだ。あるいは、トランポリンを飛んだことがある人なら、感覚に慣れてないうちは、しばらく飛んだあとに、床に降りると(地上では弾まない)体がずっしり重く感じられるという現象を経験したことがあるだろう。そんな「体の重さ」を今は日常的に感じるのである。体重の増加もあるのだろうが、この「体の重さ」は、どうもそればかりとは思えない。これも加齢現象の1つに違いあるまい。名付けて《加齢による重力加速度増加現象》!?

「体が重く感じる」現象を「加齢による時間の加速感」で説明すると……、
若い頃感じていた1日が、加齢による加速感のために──仮に半日分に感じられるようになったとしよう。若い頃の1日(の実感)が年寄りでは2日、若い頃の1秒が、年寄りでは2秒に等しいことになる。地球上では重力加速度が9.8メートル毎秒毎秒。若い時に感じていた自由落下のスピードは、(初速0から)1秒後に秒速9.8メートル(落下距離:4.9メートル)だったが、年寄り感覚(2秒後)では、秒速19.6メートル(落下距離:19.6メートル)に達していることになる。つまり「加齢による時間の加速感」によって体感的には重力加速度が増えたように感じ、体を重く感じるのではあるまいか!?

……などと、「感覚」のせいにしてみるが、実際には体が重く感じるのは単純に筋力の衰えによるものだろう。
年寄りのネガティブな点ばかりあげるのはグチっぽいので、もっとポジティブなことも考えてみよう。
そう……体力の衰えを感じる一方、毎度うっとうしい散髪(*)や爪切りの間隔は短くなっているように感じるではないか!?
これは新陳代謝がむしろ活発になっているのではあるまいか?
まだまだ若い証拠である。

しかし、じっさいによく考えてみると、髪や爪が伸びるのが早くなったのではなく、「加齢による時間の加速感」で散髪や爪切りの間隔が短くなったと感じるだけなのであった……。


時間の加速感
時はどんどん加速する
長生きほど人生は短い!?時間の逆転現象
髪はなぜ伸び続けるのか?
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