FC2ブログ

2013年03月の記事 (1/1)

リンガとガリン~春の擬態

ベニモンアオリンガとミズキの芽鱗





前の記事の最後でチラッと触れたベニモンアオリンガ。毎年春になると見かける、小ぶりながら美しい蛾だ。明るい黄色にピンク色の紋が鮮やかで、翅の縁にパープルをあしらっているところしゃれている。


この蛾を初めて見たとき、花びらか何かの植物片かと思った。その頃──やはり春先に似たような植物片があちこちに落ちいてたりひっかかっていたりしていたらだ。


ベニモンアオリンガに擬態した植物片!?──というのは、もちろんジョーク。不要になってなって脱落した植物片が蛾に擬態した所で何の意味も無い。擬態しているとすればあちこちに散乱した植物片に化けて昆虫食の天敵の眼を欺く(ことによって生存率を高める)蛾の方だろう。

この植物片と同じ時期に出現するベニモンアオリンガは、見た感じがよく似ている。僕もだまされかけたのだから擬態効果はありそうな気がする。
この植物片──ベニモンアオリンガもどきについては、これまで調べた事がなかったのだが、今季は思い立って探してみた。するとミズキの冬芽の外皮~若葉になる部分を被っていたカバー(?)らしいことが判った。これを【芽鱗(がりん)】と呼ぶらしい(植物の冬芽を包んでいる鱗片状の葉のこと)。




ミズキの芽鱗が脱落する時期(春先)に合わせるかのように出現するベニモンアオリンガだが、この蛾の幼虫時代の食草はミズキではなく、ツツジ類だという。じっさい、ベニモンアオリンガ(成虫)を見るのはツツジの植え込みの近くであることが多い。
「どうして関係ないミズキ(の芽鱗)なんかに似ちゃったのか……似るなら、食草(のツツジ類)に擬態すれば良さそうなものを……」などと思わないでもない。

しかし、想像してみると……(僕は進化についても詳しくは知らないが)。
【擬態】の変異は、全ての方向に等しい可能性で起こる(それが淘汰圧によって選択される)──というものではないのかもしれない。
もし、ベニモンアオリンガが、どの植物にも等しい可能性をもって変異できたのであれば、食草のツツジ類に擬態していてよさそうな気がする。しかし実際は、生活史に直接関係のないミズキの芽鱗にむしろ似ているのだから、変異の方向性はある意味ランダムで唐突に起こる──ということなのだろう。

生物の形態を決定するのは遺伝情報なのだろうが、遺伝子は、最終的に形成された複雑な「形」から逆算して組まれた設計図ではない。シンプルに圧縮された「形成(発生)手順(?)」情報にしたがって細胞分裂を繰り返した「結果」が形態なのだろう。
生物の形態は、細胞分裂の繰り返し・あるいは細胞死によって形成された結果で、発生のどのタイミングにどのパートでどれだけ細胞増殖(あるいは細胞死)が行われるか──によって決まる(と僕は理解している)。これらを制御する情報が遺伝子の中には組み込まれていて、これが何らかの理由で変化し、比喩的に言えば、《形成プロセスの「計数」に変化が生じる》と、結果として形成される形態に「変異」が現れる──平たく言えば、そういうことではないのか……僕はそんなイメージで解釈している。
昆虫がまったく違う植物に似てしまう現象は、アナログ的に考えると「奇跡の一致(神がかり的)」のような感じがしてしまいがちだが……昆虫であれ植物であれ「細胞分裂の繰り返し」という同一手法で形成されている以上、発生プロセスの「計数」のデジタル的な変化が「似たような形」を形成することは、意外に《起こり得る》ことなのかもしれない。

ベニモンアオリンガの場合は、たまたまミズキの芽鱗と似てしまったが、結果として、これはこれで天敵の眼をのがれる擬態効果があって生存率を高める効果を果たしてきたので(結果オーライ?)、この特徴が進化の中で採用されてきた……と解釈するのが自然な気がする。

あくまで個人的な解釈だが、ベニモンアオリンガとミズキの芽鱗を見て、そんな想像をめぐらせた。

ところで、ベニモンアオリンガという蛾を知った時からの疑問がある。「リンガ」という名の由来だ。漢字で書くと「実蛾」と表記されるというが、なぜこれを「リンガ」と読むのかも含めて、釈然としない。

今回、ベニモンアオリンガが擬態した(かのように見える)植物片が「芽鱗(がりん)」と呼ばれることを知って「リンガ(実蛾)とガリン(芽鱗)……ちょっと似てるな」と思った。
そこで「芽鱗(がりん)」について検索してみたところ、芽鱗で被われた冬芽を「鱗芽(りんが)」と呼ぶことも判った。
「実蛾(りんが)」と「鱗芽(りんが)」──読みが同じ……この符合は偶然なのだろうか?

もしかすると「鱗芽(りんが)」との関係から、「蛾」を絡めて「りん蛾」と呼ぶようになったのではないか……という想像は強引だろうか。
漢字表記については──「芽鱗」で被われた「鱗芽(りんが)」であるところの「冬芽」を「実」と捉えて(?)、本来なら「りん」とは読まない「実」の漢字を当てて「実(鱗芽)蛾」と記し、「りんが」と読んだのではないか?

──こじつけ感は否めないが……そんなことまで考えてしまった。もちろん、この解釈が当っているとは思わない。あくまでも、《頭の体操》。
それにしても、「実蛾」と書いて「りんが」と読むのはなぜなのだろう?
ちなみに「リンガ」の名のつく蛾は他にも色々存在する。

アカスジアオリンガ春型は若葉に似せて

さて、これも「リンガ」のつく蛾。先日雑木林沿いの柵でチョウのように翅を閉じてとまる蛾をみつけた。翅の表面の模様は確認できなかったが、毎年春にみかけるアカスジアオリンガっぽい。羽化してさほど時間が経っておらず、翅を伸ばし固まるのを待っている状態のようにも見えた。そこで40分後、同じ場所に戻ってみると、通常の止まり方になっていた。




アカスジアオリンガは♂・♀とも春型は赤みを帯びている(♂は赤い部分が多い)。春型が出現する頃──新芽から展開中の若葉には赤みがあり、それと符合しているようにも見える(夏型は赤みが目立たない)。夏型より春型の方が白と緑のラインの密度が高いが、これも展開中の若葉の葉脈密度が高いのに似ている。
↓アカスジアオリンガが発生する雑木林のコナラの若葉と春型♀


美しいが目立たぬ蛾より再掲載
ちなみに春型の♂はこんな感じ↓


展開中の若葉にまぎれていれば目立たないが、単体で見ると美しい。

アカボシゴマダラ幼虫の変身

展開中の若葉に擬態していると思われるものをもうひとつ。何年か前に初めて見てから一気に普通種になったカンのあるアカボシゴマダラの幼虫。越冬幼虫は地味な色で葉を落としたエノキの枝や幹にとけこんで見えるが、食草であるエノキの若葉が展開するのにあわせるように赤みを帯びた緑色の姿に変身する。




春の訪れとともに活動しだした昆虫にも《春の擬態》を感じるしだい。
スポンサーサイト



東京のトウキョウトラカミキリ

トウキョウトラカミキリ@東京都

気象庁が東京都心の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表したのは3月22日。平年より12日早く、統計を取り始めた1953年以降、最も早かった2002年に次ぐ2番目の早さだというが──その翌日、東京郊外で今季初のトウキョウトラカミキリを見ることができた。
名前に「東京」が入ったこのカミキリ──東京都東大和市・武蔵村山市~埼玉県所沢市周辺では春にしばしば見かける。去年初めて見た日は4月12日(今回同様東大和市)だったから、桜の開花同様、今年は早めの出現なのかもしれない。






トウキョウトラカミキリは今季見たカミキリではヘリグロチビコブカミキリ・ヨツボシチビヒラタカミキリ・ナカジロサビカミキリに続いて4種目。
今年最も早くから活動していたヘリグロチビコブカミキリは、この日もいた……と思ったら、お亡くなりになっていた。


擬木の上にとまってナチュラルな姿勢で死んでいた。この極小カミキリは1月・2月・3月と活動しているのを見ているが、この時期すでに繁殖活動を終えて寿命がつきた──ということなのだろうか。
(※追記:ヘリグロチビコブカミキリは3月28日にも活動している個体を確認)

トウキョウトラカミキリが現れる1週間前──気象庁が東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言をした3月16日──今季初のヨツボシチビヒラタカミキリ@東京を確認。これもこの周辺では春にはよくみられる小さなカミリキリ。去年の初確認日が4月9日だったから、こちらも今年は早めに活動しているのかもしれない。


※大きさが判る画像を追加↓


東京の桜満開翌日にみられた昆虫

トウキョウトラカミキリを確認した日、一瞬あざやかなカミキリに見えてしまったのが↓。


まだ実物を見たことがないアカネカミキリの画像が脳裏に浮かんだのだが──よく見ると、触角がカミキリぢゃない……なんちゃってアカネカミキリ!?
帰宅後調べてみると、アリモドキカッコウムシという肉食性の昆虫らしい。アリモドキというくらいだから……胸の赤いアリに擬態しているという説もあるようだ。しかしアリよりアカネカミキリに断然似ている。アカネカミキリもアリモドキカッコウムシも胸の赤いアリの警告パターンに擬態して、結果としてアリより甲虫仲間同士で似通ってしまったということなのだろうか。

春先ときおり目にするミヤマシギゾウムシ。これも今季初。



小振りながらキレイな蛾・ベニモンアオリンガ(*)も今季初。2匹確認。


明るい黄色にピンク色の模様が鮮やか。翅の縁はパープルでオシャレ。ツツジやシャクナゲを食害するそうで、春にツツジ類の植え込みがある近くで見かける事が多い。
美しいが目立たぬ蛾(ベニモンアオリンガ&アカスジアオリンガ)
リンガとガリン~春の擬態

追記:錨模様がないトウキョウトラカミキリ

「東京」を表す(?)「T」マーク(「錨(イカリ)もよう」という人もいる)がつぶれてしまったトウキョウトラカミキリとおぼしき昆虫を見かけたので、その画像を追加。






フーテンの寅カミキリ

「トウキョウトラカミキリ」をみて「東京」の「トラ」さん──「フーテンの寅(とら)」さんをイメージしてしまうのは僕だけであろうか。「寅さん」──車(くるま)寅次郎(とらじろう)は言わずと知れた「男はつらいよ」シリーズで渥美清が演じた人気キャラクター。柴又駅前には銅像までたっているという(寅さんの故郷は東京の葛飾柴又)。
なにゆえ「フーテンの寅カミキリ」なのか……、


トウキョウトラカミキリの背中の「T」は「東京」の頭文字ともとれるが「寅さん」の頭文字でもある。さらに翅鞘の端にある2つの紋は「2点」と記すことができる。「2」は「ひい(1)、ふー(2)、みい(3)…」の「ふー」。
すなわち「2点のT(寅)カミキリ」→「フーテンの寅カミキリ」……というわけ。
頭を下にしたときの背中の「顔」もようが、もうちょっと渥美清似なら、いうことがないのだが……。






追記:トウキョウトラカミキリの大きさ

ヘリグロチビコブカミキリやヨツボシチビヒラタカミキリの大きさを1円硬貨と比較した画像をあげていたので、トウキョウトラカミキリも1円硬貨との比較画像を追加。


昆虫の大きさについては、ふつう体長をミリメートルであらわすことが多いが、(個人的には)この数字から昆虫のボリュームをイメージするのは、ちょっとピンとこないところがある。誰もが大きさを知っている硬貨との比較であれば、体長だけでなく体表面積の比較などもできるので感覚的な大きさがイメージしやすそうな気がしないでもない。

追記:トウキョウトラカミキリonミズキの花







この日はもう一匹、トウキョウトラカミキリをガードレールの上で確認できた。


トギレフユエダシャク&なんちゃってフユシャク:メスコバネマルハキバガ

気象庁は3月16日に、東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言をした。平年と比べて10日、昨年よりも15日早いそうだ。
そろそろトギレフユエダシャクが見られるのではないかと、週末、多摩湖周辺を歩いてみたところ、16日に♂を、17日に♀をみることができた。
去年トギレフユエダシャク♀を最初に見たのは3月27日だったから、桜の開花のように虫の発生もいくらか早いのかもしれない。

トギレフユエダシャク





♀の翅は、ふちがピンキング鋏で切ったようにジグザクになっているのが、なんだかオシャレ。背景が擬木の柵だとわかりにくいので、手に乗せて撮ってみた。


次に近くの桜の幹にとまらせて撮ってみたが、予想通りというか予想以上に樹皮の背景に溶け込んでしまう。


翅の模様もギザギサの輪郭もボディラインをかく乱・隠蔽するのに効果的なデザインだということがよくわかる。
フユシャクが冬に出現するのは天敵が少ないという利点があるから──というのが自然な解釈だと思うが、それでも天敵に狙われることはあるのだろう。とくに♀は見つかってしまえば飛んで逃げることもできない。生き残りをかけて背景に溶け込むデザインが洗練されてきたのだろう。
ちなみに前日撮った♂との比較↓。フユシャクはどの種類も♂と♀の姿が全く違っているのがおもしろい。


今季初のトギレフユエダシャク♀を見た日、やはり今季初のメスコバネマルハキバガの♀も見ることができた。

なんちゃってフユシャク:メスコバネマルハキバガ



以前、初めてこの蛾(の♀)をみたとき、てっきりフユシャク(の♀)だと思った。フユシャクの時期に出現し、フユシャク同様♀の翅が退化していたからだ。しかし、調べてみると、メスコバネマルハキバガは[メスコバネキバガ科]の蛾であり、[シャクガ科]ではないためフユシャク(年1回冬に出現するシャクガ科のグループ)には含まれないらしい。
ちなみに去年もメスコバネマルハキバガをトギレフユエダシャクと同じ日(3/27)に初めて見ている。メスコバネマルハキバガも去年より早め──ということだ。
なんちゃってフユシャク?

ヨツボシチビヒラタカミキリも出ていた



3月月16日にはヨツボシチビヒラタカミキリも出ていたのでついでに記しておく。このカミキリも今季初。去年は初めて見たのは4月9日だったから、これもやはり今年は早めに活動しているのかもしれない。ヘリグロチビコブカミキリ同様、小さなカミキリだ。

※【再追記】トギレフユエダシャク♂として追記していた画像が違う種類(シロテンエダシャク)だったようなので削除。




オカモトトゲエダシャクの変形翅

ユニークな変形式の翅を持つ早春の蛾



昆虫の面白さ・興味について端的にいうなら「生命の多様性を実感できること」ではないかと思う。昆虫の世界はバラエティーに富んでいる。その中でも特にユニークな特徴をもった種類にはとりわけ「多様性」を感じ関心が向きがちだ。
外温性(変温動物)の昆虫なのにわざわざ冬に出現し、蛾でありながら♀は翅が退化して飛ぶことができないフユシャクも、そんな意味で興味をひかれるのだが……フユシャクがまだ活動しているこの時期、成虫が出現する蛾にオカモトトゲエダシャクがいる。フユシャク同様、年に一回発生するシャクガ科の蛾だが、オカモトトゲエダシャクはフユシャクではない。♀にも♂と同じ飛翔可能な翅があるからだ(ちなみに上の画像は♀)。




♂の触角はクシ状になっているので♀と区別がつく。♀が放つフェロモンを感知しやすいように触角の表面積を効率的に増やそうとするとこんな形になるのだろう。
オカモトトゲエダシャクのユニークなところは、とまったとき、扇子をたたむように翅をおりたたむことだ。僕が初めてこの成虫を見た時はその異様なスタイルに「翅が縮れた羽化不全の蛾!?」と思った。しかし、これがとまったときの通常の形で、飛ぶときにはもちろん翅は広げられる。


他のチョウやガの仲間と比べ、なんとユニークなスタイルなのだろう。この【意外性】の中には何か【必然性】が隠されているのではないだろうか?──ついそんなことを想像をしてしまう。
ユニークさ・多様性を成立させた理由についてあれこれ想いを巡らせる……想像力をかきたてられるというのも虫を見る楽しみの1つだと思う。


扇子を閉じるように・あるいはカーテンを寄せるように翅をたたむ──これにはどんな意味が考えられるだろう?

まず思いつくのは「表面積を小さくする」ためではないかということ。
例えば、太陽にあたる面積を大きくしたり小さくする事で体温調整をすることは可能だろう。翅の表面積を変えたり翅の(太陽に対する)角度を調節する事で、集熱あるいは放熱の効率を高めることは、理屈としては成立しうる。
しかし、実際にはオカモトトゲエダシャクは日向にいても日陰にいても同じような姿勢でいる。翅のたたみぐあいや角度を調整しているようには見えないから、「体温調節機能・説」としての役割りでたたまれているわけではないようだ。

他に表面積の関係で思いつくのは、風の抵抗──とまったときに強風でとばされたりしないように風を受ける翅の面積を少なくする対策として翅をたたんでいるのではないかという可能性。
しかしこれも、ほとんど風がない日も翅をたたんでいること、また風の抵抗を軽減するためだとすると、こんな角度で翅を保持するのは不自然(かえって抵抗をうける)なことを考えると、「風の抵抗を減らすため・説」も違う気がする。(※*)

それでは何かに擬態しているのだろうか?──とも考えてみたが、何に似せているのか、これといったものが思いつかない。トリバガという蛾の仲間がちょっと似た翅のたたみかたをするが──トリバガの方は枯れた植物片に見えなくもないし、とりあえず蛾には見えないから、隠蔽擬態の効果はあるのだろうと思う。しかし、オカモトトゲエダシャクの場合は……この止まり方はかえって目立ってしまう。


擬態ということでいえば……オカモトトゲエダシャクの幼虫に関しては「鳥の糞に擬態している」ように見える。



もし、体内に対天敵用の毒でもたくわえているのだとすれば、ユニークな姿で目立つことは「警告」的な意味合いをもつことになるのだろうが……そんなハナシは聞いたことが無い。
ひょっとすると、昆虫食の鳥等はこうした突起状構造の虫は敬遠しがちなのだろうか?
あれこれ考えてみたが、オカモトトゲエダシャクのユニークな変形翅の理由(生存率を高める効果)は見当がつかなかった。

あるいは、翅がたたまれるのはこの蛾の体の構造的な問題で「たまたま」こうなっただけなのだろうか? 他の蛾とはちょっと違うが……この止まり方になったところで、種が絶えるほどのデメリットにはならなかった……ただそれだけのことなのだろうか?

なんだかカッコ良いぞ!オカモトトゲエダシャク

謎の答はみつけられずにいるが……とりあえず、このユニークな姿が興味をひくのことには変わりがない。
ながめているうちにカッコ良いとさえ思えてしまう。









毎年この時期、オカモトトゲエダシャクをみると、きまって《ユニークな変形式の翅》の理由・役割りを考えてしまうのだが……今年も答は得られそうにない。


3月のヘリグロチビコブカミキリ

3月の初カミキリもヘリグロチビコブカミキリ



今月(2013年3月)、初めて見たカミキリは……ヘリグロチビコブカミキリだった。この極小カミキリは今年1月と2月にもみている(*)。






この日は比較的狭い範囲で3匹みることができた。1匹は雑木林沿いの柵、2匹はガードレールの反射板の上にいた。いずれも活発に歩き回り、1匹目はすぐに飛び去ってしまった。




2匹目を指に乗せて撮影中、近くの反射板の上に3匹目がいるのに気づき、ツーショット撮影を試みる。


2匹はすぐに別々の方へ歩いて行ってしまって、ピンぼけ画像しか撮れなかった。

追記:ヘリグロチビコブカミキリがいたのは

ヘリグロチビコブカミキリをみつけた場所の画像を撮っておこうと同じ場所に行ってみると、またいたので画像を追加。


大きさがわかりやすいように1円玉の上に乗せてみた。


ガードレール上部の反射板の上にも、またいた。


さらにガードレールのポール上にも。







前回と同じ狭いエリアに今回は4匹みられた。近くに発生場所か越冬場所があるのかもしれない。あるいは繁殖場所の近くで密度が高まっていたのか?

【追記】体長3mmほどのヘリグロチビコブカミキリ↓




ぷちトランスフォーマー!?ミスジチョウ越冬幼虫

空目:頭でっかちの犬!?

パッと見た瞬間、映画『マスク』に出てきたマイロ(ジャックラッセルテリア)を連想。マスクをつけて頭でっかちのアニメ顔になったときのイメージ。
角度を変えると、ミニチュアシュナウザーにも見える!?








越冬モードを解除したミスジチョウ幼虫



こうなると、もう犬には見えない。ぷちネコ耳状突起がある頭は、むしろ猫顔!?