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2010年10月の記事 (1/2)

読み切り童話・短編・ショートショート メニュー


謹賀新年2018戌年 ※新年付録ショートショート『愛犬家博士 夢の発明』
エアポケット幻想 ※着想・パロディなど

◆児童文学作品感想◆
こども心にひっかかった《ひろすけ童話》の【善意】 ※浜田廣介・作品
『赤いカブトムシ』読書感想 ※那須正幹・作品


※読み切り作品を試験的に(?)再構築中↓
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読み切り童話『宇宙人のヒョウタン』

むかし朝日小学生新聞に書いた原稿用紙4枚ほどの読み切り童話。掲載時にモノトーンだった挿絵には色を塗ってみた。

宇宙人のヒョウタン



 


 


 


 


 
※『宇宙人のヒョウタン』作&絵・星谷 仁/朝日小学生新聞1989年12月27日

宇宙人のヒョウタン型捕獲機は、西遊記にでてくる紅瓢箪(あかひょうたん)がモデル。金角・銀角が持っている、孫悟空捕獲用(1000人も吸い込むことができるという)秘密兵器だ。
子どものころ、孫悟空の絵本で知ったこの紅瓢箪(あかひょうたん)が妙に心に残った。小さなヒョウタンの中に孫悟空を収納してしまうほどの広い空間が広がっているなんて……なんともフシギである。そんなものがあったとしたら……というのが本作品の着想。

チョウのみた夢~善意の報酬~

みくに出版《知の翼》1997年12月号に『チョウのみた夢』というタイトルで掲載したファンタジー。原稿用紙(400字詰)12枚余の読み切り作品。

チョウのみた夢~善意の報酬~



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
『チョウのみた夢』作・星谷 仁/知の翼(みくに出版)1997年12月号

※【覚書】(執筆当時のもの)
 この作品の構想は以前から持っていたものである。イメージとしては『善意の報酬』というタイトルでずっと頭の中にあったのだが、対象年齢を考慮して『チョウのみた夢』となった。
 アイディア・ストーリーにおいて、<意外性>が用意されているのは当たり前。できれば二重にも三重にも用意されていることが望ましい──と僕は考えている。
 この作品でいうと、虫の妖精が出現したのは、クモに襲われる<チョウを助けたご褒美>──と思いきや<クモを虐待した報い>だったという、視点の逆転……それが第一の<意外性>であり、チョウを救ったためにチョウにされ絶体絶命となった<僕>を救ったのが、チョウになる前の自分であった……というのが第二の意外性。そして、夢から覚めた<僕>が、もしクモの巣のチョウをみつけたら助けるべきか否か──メビウスの帯のような迷宮に迷い込む<リドル・ストーリー>(結末に謎を残すスタイル)の幕切れ……それが第三の意外性である。
 僕はファンタジーやSFを好んで描いているが、実は<妖精>のようなものを描くのは好みではない。ファンタジーは現実では起こり得ない世界を描くものだが、既成の空想キャラクター(妖精や小人のような)を安易に持ち込むと、作品イメージが類型化し新鮮味を欠くことにつながりかねない危険があるからである。既成の空想キャラクターにたよらずに、独自の架空の世界を描くことができればその方がよいに決まっている。そんな考えを持っているにもかかわらず<妖精>を登場させたのは、<妖精>のもつ甘い既成イメージを逆手にとって意外性を演出できると考えたからである。

読み切り童話『金色の首輪』

かつて朝日小学生新聞に読み切り童話として書いたファンタジー。文(作)と絵の両方を描かせていただいたのだが、挿絵の方がなかなかみつからない。ということで、今回は発表時のイラストは無し。マウスで即席カットを描いてみたしだい。

金色の首輪



 


 


 


 


 
『金色の首輪』作&画・星谷 仁/朝日小学生新聞 1987年12月25日

ファンタジー童話『雨の日の通信』



雨の日の通信(短編版)



 


 


 


 


 



『雨の日の通信』作・星谷 仁

たあいもない話だが、個人的には想い出深い作品。
まだ携帯電話もポケベルもなかった時代に書いた通信もの(?)だ。

これを書いたのは児童文芸の研究会に参加したばかりのころで、合評用簡易冊子《児童文学作品集15》に『こうもりがさの秘密』というタイトルで発表。
自分としては気に入っており、このエピソードを序章とする長編が書けないかとストーリーを模索した。「男の子は、なぜ《カサの通信》を知っていたのか?」「《カサの通信》を物語の中でどう使うか?(この通信法ならではの展開や解決策)」を主軸に「必然性を備えた意外性」を検討しつつ試行錯誤をくり返した。

その頃にイメージづくりと気晴らしを兼ねて(?)描いたのが冒頭のヘタクソなイラストである。あわいイメージの絵が描きたかったのだが技術も知識もなかったので、製図用の極細ペンを使い点描で描いている。ちなみにこのペンは個人誌の文字書き用(当時はワープロも無く、活字化するにはお金がかかったため、手書きの文字を印刷していた)。

ああでもないこうでもないと悩みながら、なんとか書き上げた長編だったが、ふり返ってみると、つじつまあわせに振り回されて、当初の雰囲気から離れた方向に走ってしまった印象が強い。長編版『雨の日の通信』は、1981年の第22回講談社児童文学新人賞に応募、最終候補作8編に中に残ったが落選。
短編版(本作品)は東海ラジオ放送<ミッドナイト東海>(兵藤ゆきの童話コーナー)で放送され(1982年10月16日)、この年のリスナー投票による童話大賞第2位に選ばれている。

短篇小説『愛しいまぼろし』

むかし、月刊《児童文芸》に掲載した小品。小学高学年~中学生(以上)の読者対象を想定し、ほぼ一般小説のイメージで書いた。依頼原稿枚数が12枚半だったため、それにあわせてやむなく削って提出したが、こちら(↓)が元原稿に近く、13枚半ほどある。雑誌掲載時には芳賀美土子さんが挿絵を描いててくださっていたが、今回は僕が書いた本文のみ掲載。

愛しいまぼろし



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
※『愛しいまぼろし』作・星谷 仁/月刊《児童文芸》1988年7月号

掌篇童話『ハサミのめがね』

朝日小学生新聞の読み切り童話として描いた原稿用紙4枚のファンタジー。当時モノクロで描いた挿絵にPCで色をつけてみたもの。

ハサミのめがね



 


 


 


 
※朝日小学生新聞 1995年12月27日

童話『虫歯の木』

文&絵の縦書き画像シリーズ。今回は本文が12枚ほどの童話。やはり朝日小学生新聞に掲載したものだが、読み切りではなく、本作は4回にわたって連載。《ファンタジーのポケット》というオムニバス連載で連載した6つのファンタジー(みらいを知る犬/魔法の鈴の音/ムシ歯の木/病院跡のざしきぼっこ/おふろの海ぼうず/ペットよけボトルのひみつ)の中の一つ。掲載時のタイトルは『ムシ歯の木』とカタカナまじりだったが、保存してあったテキストでは『虫歯の木』となっていた。
この作品は4回連載だったので挿絵も4枚。モノトーンだったものに今回彩色。

虫歯の木



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



※『ムシ歯の木』朝日小学生新聞1994年12月13日~12月16日連載

掌篇童話『おふろの海ぼうず』

以前、朝日小学生新聞に描いた読み切り童話。原稿用紙(400字詰)4枚ほどのファンタジー。

おふろの海ぼうず



 


 


 



掌篇童話『さかなのおんがえし』

以前、朝日小学生新聞に描いた読み切り童話。原稿用紙(400字詰)4枚ほどのファンタジー。

さかなのおんがえし~しおだまり幻想~