2010年08月の記事 (1/1)
- 2010/08/28 : 『ふぇレッツ・ゴー』ハムスペ新人まんが大賞受賞作:編 [マンガなど]
- 2010/08/16 : 『フェレットinジャケット』フェレット漫画第1作 [マンガなど]
- 2010/08/05 : ハチそっくりのカミキリ【トラフカミキリ】【キスジトラカミキリ】 [昆虫など]
- 2010/08/04 : ハチを思わせる蛾【ヒメアトスカシバ】【コスカシバ】 [昆虫など]
【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】(あおば出版)2003年1月号に掲載された受賞作に彩色・加筆したもの。
















※ヒキガエルは毒を分泌するので要注意
散歩派フェレットのエピソードを4コマ漫画風にまとめた『フェレットinジャケット』を描き上げてみたものの、その後作品を読み返してみると、わが家のフェレットの個性や面白さを、どうも今一つ伝えきれていないのではないか……という思いにとらわれた。
例えばグランジはノーマル(生殖腺&臭腺未手術個体)なのだが、それについては触れることができなかった。ノーマルであるがゆえのマーキングや最期っ屁にまつわるエピソードは、グランジを語る上では欠かせないところでもある。
そこで『フェレットinジャケット』では描けなかったエピソードのいくつかをあらためてまとめてみた第2弾が『ふぇレッツ・ゴー』だった。
ペット漫画とはいえ、ただカワイイ・オモシロイというだけでは物足りない。描かれるエピソードの中に動物の特徴/能力や習性を考察するような要素あってもいいのではないかという思いもあって描いてみたものである。
(賞には、グランプリ/金賞/銀賞/ハムスター賞/回し車賞/ひまわりの種賞/編集部期待賞とあって、ハムスター賞以上でデビュー、回し車賞以上の作品が掲載されるというシステムだった)
フェレット漫画を発表できる場をいただけたことは予想を超えた喜びだったが、それ以上に驚きも大きかった。
そんなわけでこれ以降ハムスペ誌上で発表したフェレット漫画はこのタイトル──『ふぇレッツ・ゴー』で統一することになる。
●しっぽの役割:編【フェレット:尾の役割&しっぽ振りの意味(漫画版)】
●超魔術イタチ:編【フェレット漫画:超魔術イタチ!?】
●グランジ目線で散歩:編【フェレット漫画:いたち目線で散歩】
●イタチと迷信!?:編【フェレット漫画:イタチは不吉!?】
●ニオイでほんろう:編【フェレット漫画:最後っ屁対決!?】
●すっげ~:編【フェレット漫画:最大のハプニング!?】
●忍者イタチ:編【フェレット漫画:忍者イタチ!?】
●『フェレットinジャケット』(フェレット漫画第1作)
●『フェレットのいる風景』
♧フェレット漫画@ハムスペ覚書
フェレットinジャケット
『フェレットinジャケット』は初めて描いたフェレット漫画。当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌が募集していた《第6回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》で「回し車賞」と「編集部期待賞」を受賞。【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】2002年8月号に掲載された。稚拙さが目立つ作品だが、記念すべき(?)フェレット漫画第1作ということで。
オリジナルはモノトーンだが、パソコンで彩色。ブログ用に手を加えたもの。

















当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】では3ヶ月ごとに《ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》を開催していた。賞には、グランプリ/金賞/銀賞/ハムスター賞/回し車賞/ひまわりの種賞/編集部期待賞とあって、ハムスター賞以上でデビュー、回し車賞以上の作品が掲載されるというシステムだった。
『フェレットinジャケット』はその《第6回》に応募。ありがたい事に「回し車賞」+「編集部期待賞」に選んでいただき、デビューには至らなかったものの、作品の誌上掲載がかなった。
初めて描くフェレット漫画であり、新人まんが大賞のたぐいに応募するのも初めて。そもそも漫画を描く習慣もなかったため、ダメ元で応募していたのだが、予想以上の結果にビックリ。下手なので心苦しい部分はあったが、自分の描いたブランカやグランジのエピソードが多くの人が読む雑誌で紹介されるというのが嬉しかった。
これまでの小動物漫画というと、舞台が室内に偏り勝ちのきらいがあるが、そんな中にあって散歩派のわが家のフェレットのアウトドア中心のエピソードはユニークなのではないか……という狙いもあった。
そしてその後、《第7回》に応募した『ふぇレッツ・ゴー』が「ハムスター賞」に選ばれ、デビューが決まったのだった。
肩乗りイタチ・ベタなれになったブランカ
フェレット同士がじゃれあうようなつもりで僕の腕と遊んでいるのなら、まあいい(その程度で裂けて出血するやわな人間の皮膚が悪い?)。しかし、ストレスや恐怖からくる攻撃的色合いがあるとしたら問題だと思ったのだ。
広い場所でのびのび遊ぶ姿を想像してのことだったのだが……ブランカは意外にもすぐ僕の懐に飛び込んできては周囲への警戒をあらわにしていた。
これには僕も驚いた。室内ではブランカをじっと「抱っこ」するということは不可能だったからだ。
それが外へ連れ出したとたん、自ら僕の懐に飛び込んでくる「抱っこフェレット」になり、「噛みフェレ」から(僕にはベタベタの)「舐めフェレ」に大変身したのである。
ところが勝って知ったる室内から未知の野外へつれてこられたことで、ブランカの内に警戒心や不安が呼び起こされた──そんな状況下で安心できる場所を求めたとき、僕は唯一頼れる存在だと認識され位置づけられることになったのではないかと解釈している。
野外では警戒心も働くが好奇心もまた刺激されるらしい。【好奇心】と【警戒心】は「イタチがハンターであると同時に他のハンター(より大きな哺乳類や猛禽など)に捕食される存在」であることを示しているのだろう。
●しっぽの役割:編【フェレット:尾の役割&しっぽ振りの意味(漫画版)】
●超魔術イタチ:編【フェレット漫画:超魔術イタチ!?】
●グランジ目線で散歩:編【フェレット漫画:いたち目線で散歩】
●イタチと迷信!?:編【フェレット漫画:イタチは不吉!?】
●ニオイでほんろう:編【フェレット漫画:最後っ屁対決!?】
●すっげ~:編【フェレット漫画:最大のハプニング!?】
●忍者イタチ:編【フェレット漫画:忍者イタチ!?】
●ハムスペ新人まんが大賞受賞作:編
●『フェレットのいる風景』
♧フェレット漫画@ハムスペ覚書