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2010年08月の記事 (1/1)

『ふぇレッツ・ゴー』ハムスペ新人まんが大賞受賞作:編

ふぇレッツ・ゴー




『フェレットinジャケット』に続いて描いたフェレット漫画第2弾『ふぇレッツ・ゴー』。《第7回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》の《ハムスター賞》を受賞し、なんとデビューが決まってしまったという作品。
【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】(あおば出版)2003年1月号に掲載された受賞作に彩色・加筆したもの。

※コマ番号順に読み進んでください。



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


※ヒキガエルは毒を分泌するので要注意
 
散歩派フェレットのエピソードを4コマ漫画風にまとめた『フェレットinジャケット』を描き上げてみたものの、その後作品を読み返してみると、わが家のフェレットの個性や面白さを、どうも今一つ伝えきれていないのではないか……という思いにとらわれた。
例えばグランジはノーマル(生殖腺&臭腺未手術個体)なのだが、それについては触れることができなかった。ノーマルであるがゆえのマーキングや最期っ屁にまつわるエピソードは、グランジを語る上では欠かせないところでもある。
そこで『フェレットinジャケット』では描けなかったエピソードのいくつかをあらためてまとめてみた第2弾が『ふぇレッツ・ゴー』だった。
ペット漫画とはいえ、ただカワイイ・オモシロイというだけでは物足りない。描かれるエピソードの中に動物の特徴/能力や習性を考察するような要素あってもいいのではないかという思いもあって描いてみたものである。

この作品は『フェレットinジャケット』を応募していた《第6回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》の結果が発表になる2ヶ月近く前に既に描きあげていて、《第7回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》に応募するつもりでいた。
(賞には、グランプリ/金賞/銀賞/ハムスター賞/回し車賞/ひまわりの種賞/編集部期待賞とあって、ハムスター賞以上でデビュー、回し車賞以上の作品が掲載されるというシステムだった)

我が家のフェレットのエピソードをマンガという形でまとめておこう──というのがメインの動機で、応募はダメ元のつもりでいた。あわよくば《回し車賞》にひっかかり、雑誌に掲載されるようなことにでもなったらラッキー──とひそかに思わないでもなかったのだが……結果は『ふぇレッツ・ゴー』で《回し車賞》より一つ上の《ハムスター賞》を受賞。思いがけずデビューが決定してしまったのである。
フェレット漫画を発表できる場をいただけたことは予想を超えた喜びだったが、それ以上に驚きも大きかった。
そんなわけでこれ以降ハムスペ誌上で発表したフェレット漫画はこのタイトル──『ふぇレッツ・ゴー』で統一することになる。

※フェレット漫画『ふぇレッツ・ゴー』 ※カラー加筆復刻版
しっぽの役割:編【フェレット:尾の役割&しっぽ振りの意味(漫画版)】
超魔術イタチ:編【フェレット漫画:超魔術イタチ!?】
グランジ目線で散歩:編【フェレット漫画:いたち目線で散歩】
イタチと迷信!?:編【フェレット漫画:イタチは不吉!?】
ニオイでほんろう:編【フェレット漫画:最後っ屁対決!?】
すっげ~:編【フェレット漫画:最大のハプニング!?】
忍者イタチ:編【フェレット漫画:忍者イタチ!?】
『フェレットinジャケット』(フェレット漫画第1作)
『フェレットのいる風景』

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『フェレットinジャケット』フェレット漫画第1作

フェレットinジャケット

『フェレットinジャケット』は初めて描いたフェレット漫画。当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌が募集していた《第6回ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》で「回し車賞」と「編集部期待賞」を受賞。【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】2002年8月号に掲載された。
稚拙さが目立つ作品だが、記念すべき(?)フェレット漫画第1作ということで。
オリジナルはモノトーンだが、パソコンで彩色。ブログ用に手を加えたもの。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 
当時あおば出版が発行していた動物コミック雑誌【月刊ハムスター倶楽部スペシャル】では3ヶ月ごとに《ハムスター倶楽部スペシャル新人まんが大賞》を開催していた。賞には、グランプリ/金賞/銀賞/ハムスター賞/回し車賞/ひまわりの種賞/編集部期待賞とあって、ハムスター賞以上でデビュー、回し車賞以上の作品が掲載されるというシステムだった。
『フェレットinジャケット』はその《第6回》に応募。ありがたい事に「回し車賞」+「編集部期待賞」に選んでいただき、デビューには至らなかったものの、作品の誌上掲載がかなった。
初めて描くフェレット漫画であり、新人まんが大賞のたぐいに応募するのも初めて。そもそも漫画を描く習慣もなかったため、ダメ元で応募していたのだが、予想以上の結果にビックリ。下手なので心苦しい部分はあったが、自分の描いたブランカやグランジのエピソードが多くの人が読む雑誌で紹介されるというのが嬉しかった。

ふだんあまりマンガを読まない僕に【ハムスター倶楽部スペシャル】(のちに【ハムスペ】)の存在を教えてくれたのはフェレット仲間だった。「フェレットの漫画が載っている」というのでさっそく購入。その号に《新人まんが大賞》の公募が載っていたのだ。

フェレットは素材として魅力的なのに、その割にマンガが少ない──と不満に思っていた僕は、この公募ページを見て「既製フェレット漫画が少ないのなら、自分で描いてみようか」と考えた。もちろん初めて描くようなマンガを応募したところで、すんなり受賞とはいかないだろう。けれど、漫画という形にしておけば、落選しても「我が家のフェレット記」として残すことができるではないか──そこに意義を感じて取り組んだのが『フェレットinジャケット』だった。

『フェレットinジャケット』はタイトル通り「上着のふところに入って散歩に行くフェレット」のアウトドアなエピソードを、4コマ漫画形式で構成してみた作品。
これまでの小動物漫画というと、舞台が室内に偏り勝ちのきらいがあるが、そんな中にあって散歩派のわが家のフェレットのアウトドア中心のエピソードはユニークなのではないか……という狙いもあった。

当初は、この1作のつもりでいたのだが『フェレットinジャケット』を描き上げた時点で、達成感や満足感のようなものは得られなかった。むしろ描ききっていない物足りなさ──不完全燃焼のモヤモヤ感が残り、そのままでは気持ちが悪いので、すぐにフェレット漫画第2作『ふぇレッツ・ゴー』にとりかかった。《第6回》の発表前だったが、結果に関わらず、これを《第7回》に応募するつもりでいた。

『ふぇレッツ・ゴー』を描き上げて、「まぁ、今の自分のレベルではこんなものか」と、ようやく諦めをつけて(?)ちょっと落ち着いた頃、《第6回》に応募していた『フェレットinジャケット』が掲載になることを知り、驚くことになる。
そしてその後、《第7回》に応募した『ふぇレッツ・ゴー』が「ハムスター賞」に選ばれ、デビューが決まったのだった。

肩乗りイタチ・ベタなれになったブランカ



最初はおてんばで噛みフェレットだったブランカの変身後(?)のベタなれになったようす。いわゆる「しつけ」は一切していない。散歩による「抱っこフェレット効果」で信頼関係が構築したと考えている。

初めてお迎えしたフェレット・ブランカは当初かなりお転婆で噛み癖もきつかった。僕の腕はいつも傷だらけだったが、フェレットについてあまり知識がなかった当時は傷の痛みよりも「これが【攻撃】的に行われているのか、それとも【遊び】がエスカレートしたものにすぎないのか……そこらへんが気になっていた。
フェレット同士がじゃれあうようなつもりで僕の腕と遊んでいるのなら、まあいい(その程度で裂けて出血するやわな人間の皮膚が悪い?)。しかし、ストレスや恐怖からくる攻撃的色合いがあるとしたら問題だと思ったのだ。

そして「もし、ストレスがあるのなら、広い場所で遊ばせてやればいくらか解消されるかも知れない」などと考え、ある日近所の公園へブランカを連れていった。
広い場所でのびのび遊ぶ姿を想像してのことだったのだが……ブランカは意外にもすぐ僕の懐に飛び込んできては周囲への警戒をあらわにしていた。
これには僕も驚いた。室内ではブランカをじっと「抱っこ」するということは不可能だったからだ。
それが外へ連れ出したとたん、自ら僕の懐に飛び込んでくる「抱っこフェレット」になり、「噛みフェレ」から(僕にはベタベタの)「舐めフェレ」に大変身したのである。

振り返って考えてみると、遊び好きのフェレットにとって室内での「抱っこ」は「拘束」だったのかもしれない。遊びをじゃまされるのをいやがり「抱っこ」を嫌っていた。
ところが勝って知ったる室内から未知の野外へつれてこられたことで、ブランカの内に警戒心や不安が呼び起こされた──そんな状況下で安心できる場所を求めたとき、僕は唯一頼れる存在だと認識され位置づけられることになったのではないかと解釈している。

とはいっても、屋外はただ恐いだけの場所では決してなかったようだ。ブランカは僕のふところを基地に野外でも遊ぶようになった。
野外では警戒心も働くが好奇心もまた刺激されるらしい。【好奇心】と【警戒心】は「イタチがハンターであると同時に他のハンター(より大きな哺乳類や猛禽など)に捕食される存在」であることを示しているのだろう。

※フェレット漫画『ふぇレッツ・ゴー』 ※カラー加筆復刻版
しっぽの役割:編【フェレット:尾の役割&しっぽ振りの意味(漫画版)】
超魔術イタチ:編【フェレット漫画:超魔術イタチ!?】
グランジ目線で散歩:編【フェレット漫画:いたち目線で散歩】
イタチと迷信!?:編【フェレット漫画:イタチは不吉!?】
ニオイでほんろう:編【フェレット漫画:最後っ屁対決!?】
すっげ~:編【フェレット漫画:最大のハプニング!?】
忍者イタチ:編【フェレット漫画:忍者イタチ!?】
ハムスペ新人まんが大賞受賞作:編
『フェレットのいる風景』

ハチそっくりのカミキリ【トラフカミキリ】【キスジトラカミキリ】

トラフカミキリ





トラフカミキリはカミキリムシの仲間。毒針という危険な武器を持つハチに擬態することで敵をあざむき身を守るという生存戦略なのだろう。





キスジトラカミキリ

前回のハチを思わせる蛾で紹介した黒ベースに黄色い模様が入ったタイプのハチに擬態したカミキリもいる。


アップでで静止画にするとさほど似てない感じもするが、肉眼で動き回っているところを見るとハチっちぽい印象を受ける。実際にこのキスジトラカミキリをハチの仲間だと思い込んでいた人もいた。
トラカミキリの仲間にはハチに擬態したものが多い。


ハチを思わせる蛾【ヒメアトスカシバ】【コスカシバ】

前の日記で木片そっくりのツマキシャチホコを紹介したが、蛾の中にはハチに擬態したものもいる。



このタイプのハチに、パッと見、似ている蛾がいる。





ツマキシャチホコが存在を隠す擬態で生きのびてきたのに対して、ヒメアトスカシバやコスカシバは武器を持つハチに擬態することで天敵をあざむき遠ざけ、生存率を高めてきたのだろう。
一口に蛾といっても色んなヤツがいる。擬態による生き残り戦略もさまざまだ。