2009年09月の記事 (1/1)
- 2009/09/27 : コノハムシの脱皮 [コノハムシ]
- 2009/09/25 : 外部日記INDEX:インディーズヒーロー篇 [インディーズヒーロー]
- 2009/09/25 : 外部日記INDEX:フェレット&小動物篇 [フェレット]
- 2009/09/25 : 外部日記INDEX:昆虫など篇 [昆虫など]
- 2009/09/25 : 外部日記INDEX:コノハムシ篇 [コノハムシ]
- 2009/09/22 : 自作ヒーロー・シリーズ [インディーズヒーロー]
- 2009/09/21 : インディーズヒーロー・アクション [インディーズヒーロー]
脱皮の前兆(*後述)があったので、撮影用に用意した枝に移動して撮ったもの(デジカメの内蔵フラッシュ故障のため室内の照明のみで撮影)。足場の枝は水を入れた容器(フタに彫刻刀で穴をあけたもの)にさしてある(洗濯バサミで枝が回転して下を向かないように軸をおさえている)。

足場を決めたあと、前脚を浮かせ体を反らせて、肩の背面を縮めるような動きをする。※画像の下の数字は撮影した「時:分」。

その縮めた部分を反転して伸ばし、背中をつきだすようにして古い皮を破る。体をS字に曲げて腹面でもつっぱっているもよう。古い皮と新しい体が剥離した部分が白っぽくなってく。

背中の裂け目から新しい体がでてくる。幅広の脚も細い関節部分をすり抜けていく。

広い腹はたたまれ、ロールしたようになって出てくる。白い糸のように見えるのは古い気管。

腹端を抜け殻にひっかける形で逆さになる。ロールしていた腹が開く。

前屈するように抜け殻・葉をつかみ、腹端を抜く。

しばらくじっとしていたのち、抜け殻を食べはじめる。
今回の脱皮の時間経緯(2009.09.19)
・脱皮開始・・・・・・・・07:54
・反転して腹端を抜く・・・08:24
・抜け殻を食い始める・・・09:34
・抜け殻を食べ終える・・・10:07
◎スライドショー(今回の脱皮の抜粋画像31枚)
*コノハムシの脱皮~前兆と経緯~*
・同じ場所でじっとしているようになる。
(通常もじっとしているが、餌を食べたり移動のさいに動く)
・葉を食べなくなる。
(葉に新たな食痕ができないことで確認できる)
・糞がとまる。
(コノハムシの下に落ちる糞の量で確認できる)
・呼吸するようにゆっくり腹をあおるようになる。
(気管?の通りが悪くなるためか?)
・ときおりはげしく腹をあおる。
・体を反らせ、Sの字にして背中の皮を破り、脱皮が始まる。
・腹端をひっかける形で逆さ吊りになる。
・前屈して抜け殻にとまり、腹端を抜く。
・体が固まるのを待つ。
(羽化の場合はそのまま翅がひろがるのを待つ)
・抜け殻を食い始める。
(※何かの加減で抜け殻を食わないこともある)
・葉を食い出す。
(翌日以降になることが多い)
●コノハムシ~卵から成虫まで~ ※タイ産コノハムシ まとめ編
【インディーズヒーロー】とは【自主制作ヒーロー】のこと──と僕は解釈している。
【インディー(indie)】は【インデペンデント(independence:独立)」】の短縮形で、大手の系列に属さず(独立)自主制作をしている音楽会社や映画会社、またその作品を指すという。
かつて朝日ソノラマが出していた雑誌《宇宙船》には【IND'S A GO GO!】というコーナーがあって、読者から寄せられた自主制作の変身ヒーロー・特撮ヒーロー作品が紹介されていた(ミラクル☆スター&ミラクル☆キッドも紹介されたことがある)。
当時は【インディーズヒーロー フェスティバル】という自主制作スーパーヒーローを集めたイベントなども行われていた。その頃はテレビや映画に登場するメジャーなヒーローに対し、【ローカルヒーロー】と呼ばれることもあったが、最近流行りの地域密着型【ローカルヒーロー】とは呼び方を分けた方が良いと思い、特に地域性とはかかわりのない自主制作ヒーローを【インディーズヒーロー】と(僕は便宜的に)呼んでる。
●ミラクル☆スター(解説&動画:2分04秒)
ひとりで撮ったスーパーヒーロー・アクション試作版。三脚にビデオカメラを固定して録画状態し、その前で怪人・ヒーローの二役を演じ、編集で闘っているように見せたもの。「えびぞり巨匠天国」(TBSテレビ)で紹介された。
●ミラクル☆キッド(解説&動画:5分56秒)
『ミラクル☆スター』の続編が撮影中のケガで中断したため、企画変更して作られた特別番外編。負傷したミラクル☆スターに変わって小学2年のニュー・ヒーローが登場。
●【ミラクル☆スター】と【えび天】について
『ミラクル☆スター』は個人誌にイタズラで描いた内輪ウケ小説をもとに、悪ノリして作ってみた自主制作スーパーヒーロー。闘うヒーロー・怪人、そしてカメラを一人でかねて撮影したもの。※単独撮影風景の動画あり
TBSテレビの映像作家発掘番組【三宅裕司のえびぞり巨匠天国】(通称【えび天】)に投稿してみたところ、採用され、第6回に登場。
●バケツからの生還~ピンチ@造形編~
ミラクル☆スターのFRPマスクを作ってみようと思い立ち、頭部の型取りに一人で挑んでみたのだが……意外な大ピンチをむかえることに。
●造形比較
ミラクル☆スター、ミラクル☆キッドで使われた造形の比較。ミラクル☆スターのマスクはFRP製と発泡ポリエチレン製がある。
●型紙マスク造形
型紙から発泡ポリエチレン板を切り出し、はり合わせて製作したマスク。安くて簡単に作れ、サイズ変更も可能(型紙の縮小・拡大コピーによって)な便利な作り方を紹介。
●ミラクル☆スターができるまで
思いつきと成り行きで制作されることになったミラクル☆スター。その過程の覚書。
●未完の大作!?『超兵機エクシーザー』
【ミラクル☆スター】が縁で知り合った他団体のインディーズヒーロー(自主制作特撮ヒーロー)シリーズに参加したときのロケのもよう。
・幼虫画像だ要注意!キモカッコイイ怪虫《シャッチー》【シャチホコガ幼虫】
・幼虫画像だ要注意!プチ猫バス!?
・幼虫画像だ要注意!ネコ顔幼虫【トビモンオオエダシャク】
・ふしぎ生物ツヅミン!?【マダラマルハヒロズコガ】幼虫
・ハート模様@フウセンカズラ&エサキモンキツノカメムシ
・エゴの葉のゆりかご~エゴノキに来る虫
・木片そっくり!?【コブスジサビカミキリ】
・ハチの威を借るカミキリ
・ハチそっくり【トラフカミキリ】
・つぶらな瞳を閉じる虫!?【シロコブゾウムシ】
・メタリックに輝く昆虫
・生きた宝石【タマムシ】
・ジュエリー昆虫【ジンガサハムシ】
・虹色に輝くハチ【ツマアカセイボウ】
・虹色ハムシ!?美麗昆虫【アカガネサルハムシ】
・キレイな蛾【ケンモンミドリキリガ】他
・『とりぱん』の【極小ツタンカーメン】はこれだ!
・カマキリ卵の大雪予言説はなぜ生まれたか?
・カマキリは大雪を知っていたのか!?(1)
・カマキリは大雪を知っていたのか!?(2)
・冬の蛾【フユシャク】
・緑のナメクジ!?【アカボシゴマダラ】あらわる!
・『火の鳥』ならぬ『火の虫』
・ハート昆虫【エサキモンキツノカメムシ】【ミヤマシギゾウムシ】
・赤と黒のストライプ【アカスジカメムシ】
・カカ亀虫&ベッ亀虫!?ACミラン風カメムシ!?
・イッシキキモンカミキリ(成虫)の飼育
・【ホソオチョウ】@狭山丘陵
・漫画【虫屋な人々】
闘うヒーロー&怪人、さらにカメラまで一人で兼ねて撮影した8mmビデオ作品。
《三宅裕司のえびぞり巨匠天国》第6回に出演(銅+特別奨励賞)。
※本編は《えび天》バージョンの再編集版。