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小動物などの記事 (1/5)

日光浴するニホンヤモリと卵

日光浴するニホンヤモリと卵

雑木林の縁にある石垣──ここではヒガシニホントカゲの密度が高いのだが、ニホンカナヘビやニホンヤモリの姿も見かける。昼行性のヒガシニホントカゲやニホンカナヘビが日光浴をする姿がよく見られるのは当然のことながら(単に体温を上げるためだけでなく、紫外線を浴びることでカルシウムを取り込むのに必要なビタミンD3を生成している)、夜行性のニホンヤモリも日光浴に出ていたりする。虫見をしていると、擬木の隙間や木のウロから出てきて日光浴しているニホンヤモリを見かけることとも珍しくない。
浜田廣介の童話『五ひきのヤモリ』(*)の中には《だれでも知っているように、ヤモリは、外のあかるい光をおそれます》という記述があるが、そんなことはない。また、ヤモリの飼育サイトで《ニホンヤモリの場合、ニホントカゲやニホンカナヘビと違い、夜行性ですので昼間の日光浴などは必要ありません》と断言しているところもあるが、天敵に見つかりやすくなるリスクを押して日光浴している姿を見ると、ニホンヤモリもある程度は紫外線を必要としているのではないかと感じる。


この石垣でも、同じポイントで日光浴をしているニホンヤモリがいるのだが↑、先日気づくと石垣の隙間に卵を産みつけていた。


もしかすると、カルシウムを必要とする卵を産む前後では特に日光浴(紫外線を浴びてのビタミンD生成)が必要になって母ヤモリが日光浴する姿が頻繁に見られたのかもしれない。
廣介童話『五ひきのヤモリ』の中には《めすのヤモリは、たまごを三つ産みました》という記述があるのだが、ニホンヤモリが1度に産む卵の数は2個。5月から9月にかけて1~3回に分けて産むらしい。ここでも2個セットの卵が産みつけられていたが、フラッシュ撮影してみると隙間の奥に、さらに2つ卵があることがわかった。


同じメスが時間をおいて2回に分けて産んだものか、あるいは別のメスの卵なのか……卵は1ヶ月半~2ヶ月ほどで孵るという。
これまでこの石垣でみかけるニホンヤモリは単独だったが、この近くにもう1匹、少し離れた石垣の隙間にも1匹──計3匹のニホンヤモリ成体を確認した。とりあえず2匹が写っている画像↓。


後日、親ヤモリ(?)がいなかったので、石垣の隙間の卵をアップで撮ってみたところ、さらに奥にも卵らしきものが写っていた。「ヤモリ 卵」で画像検索すると一カ所にたくさん産みつけられた卵(孵化殻多数)の画像がいくつもヒットする。ニホンヤモリは同じ場所に産みつける傾向(?)があるようだ。この石垣の奥にも実はもっと卵(や卵殻)があるのかも知れない?



ヘビの卵は見たことがあるし、飼育下でヒバカリ(日本のヘビ)の孵化するようすを観察したこともある。ヤモリの卵を見て、(同じ爬虫類の有鱗目の生き物とはいっても)ずいぶん違うと感じた。ネット上の画像を見ると、ヤモリの卵はそこそこ硬そうで、ベビーは「卵(殻)を割って」その穴から出てくる出てくる(孵化する)ようだ。ヒバカリの場合、卵は軟らかく幼蛇は「卵(殻)を切り裂いて」そのスリットから出てくる。




※ヒバカリの孵化のようす↑【ヒバカリ(ヘビ)の飼育プチ記録】より再掲載。



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猫目のアオダイショウ!?

猫目のアオダイショウ!?



暖かい日が続き、昆虫やクモなども増えてきたが、アオダイショウも出てきた。画面右側にある頭部を見ればわかるように、アオダイショウの眼には黒っぽい模様がかかっている。これはエサとする鳥などが警戒する「眼」を隠す効果があるのだろうと僕は考えている。
昆虫には眼状紋(目玉模様)を持つものが多く、鳥が反応することが知られている。カイコの幼虫に色々な大きさのニセ目玉をつけてムクドリに与える実験を行った人がおり、大きな目玉は(鳥に対して)威嚇効果があり、小さな目玉は攻撃を誘導することがわかったという。鳥にしてみれば自分を狙う天敵の眼をいち早く察知して逃げるなり、眼を攻撃して(敵やエサを)無力化させることは、生存競走の中で獲得した有効な生き残り術なのかもしれない。昆虫の眼状紋(目玉模様)にすら反応する感度の《眼探知警戒システム》を鳥が備えているとすると、鳥を狙うヘビなどは、獲物から警戒されがちな眼を隠すことで狩りの成功率を高めてきたのではなかろうか……アオダイショウの《目玉模様》ならぬ《目玉隠蔽模様》には、そんな意味があるのではないかと想像している。
ところで、画像のアオダイショウは成体だが、幼体(幼蛇)は成体とはずいぶん違った色や模様をしており、しばしばマムシと間違えられる。僕にはアオダイショウ幼蛇とマムシはそれほど似ているようには思えないのだが……両種を見分けるポイントの1つが「眼」──アオダイショウの瞳孔は円形なのに対し、マムシの瞳孔は(猫の眼のように)縦長になっている。
当然、今回撮ったアオダイショウも「瞳孔は円形」のはずなのだが……画像をチェックしたら(マムシやハブのように)縦長っぽく見えたので「!?」。


眼だけ見るとマムシやハブのような「縦長の瞳孔」!?──よく見ると……、


アオダイショウの眼には、前屈みでカメラを構える僕の姿が映り込んでいた。

マムシ擬態!?アオダイショウの幼蛇



マムシと間違われがちなアオダイショウの幼蛇(幼体)は、こんな姿↑。アオダイショウ幼蛇の《はしご模様》がマムシの《銭型模様》に誤認されることがあるようだ。そのためか「マムシに擬態している」という説もあるが、僕は懐疑的だ。もしマムシが派手で目立つ警告的な色彩や模様をしており、それに似ているというのであれば、警告効果のある擬態といえるのかもしれないが……マムシの模様は目立たぬためのもので、警告的な意味合いはないように思う。アオダイショウ幼蛇の模様もやはりボディラインをかく乱する隠蔽的なもので、結果としてマムシと似ている(?)にすぎないというのが僕の考えだ。アオダイショウの成体と幼蛇で色や模様がなぜ違うのか──ということについては以前記したことがある(*)。ちなみに、シマヘビやジムグリも、幼蛇(幼体)は成体とはずいぶん違った模様がある。


ヒガシニホントカゲ~《分類》雑感

かつてはニホントカゲ・今はヒガシニホントカゲ

気象庁による桜(ソメイヨシノ)の開花宣言──東京の桜(靖国神社の標準木)の開花は3月17日に発表された。平年に比べて9日、去年より4日早いという。この日、トカゲ密度の高いポイントに行ってみると、すでにアリが活動していた。


ホソヘリカメムシの死骸を運ぶクロヤマアリ↑。
石垣には日光浴をするヒガシニホントカゲの姿もあちこちで見られた。




ところで、このトカゲ──かつてはニホントカゲと呼ばれていた。それが遺伝子型の違いから3種類(ニホントカゲ・ヒガシニホントカゲ・オカダトカゲ)に分けられ、今ではニホントカゲというと西日本に分布する別種をさすことになる。分けられた3種類を外見で識別するのは難しそうだ。
ニホントカゲとヒガシニホントカゲ(東日本に分布)を見分ける目安として(?)頭部のウロコの配置(前額板の並び)の違いをあげている記事もあったが……僕がみたところ、この石垣では両種の特徴をもった個体が混在する。この見分け方は確実ではなさそうだ。けっきょく僕には外見では識別できないので、分布上(東京で見られるものは)ヒガシニホントカゲなのだろうな……と判断しているしだい。

かつては「ニホントカゲ」だったものを「ニホントカゲ」「ヒガシニホントカゲ」「オカダトカゲ」に分けたのには、もちろん学術的な根拠があって、それが妥当だという科学的判断に基づいてのことだろう。
しかし、素人の立場からすると、外見上も生態的にもさして違いがあるとは思えないものをどうして別種として扱わなければならないのか、よくわからない。

《分類》と《種》…素人の雑感

個人的には《分類》とは、「特徴の共通するものをグループ分けして《整然化》すること」だと考えていて、「《分類》の単位にあたるのが《種》」だという理解でいる。生物学の現場感覚とは違うかもしれないが、一般の人が考える《分類》の基本概念は、そんなところではないかと思う。

しかし生物学界では、ニホントカゲの例を含めて、科学の進歩でより厳密な分け方ができるようになって《分類》が細分化していく……科学的には《整然化》が進んだということになるのかもしれないが、一般の人には正しい同定が困難になって、むしろ《煩雑化》に向かっている気がしないでもない。科学的正確性を高める《分類》が、逆に誤同定のリスクを増やしているのであれば、本来の《分類》の理念とは逆行しているような気がしないでもない……。

生き物について見たり語ったりするのは専門家の独擅場ではない。多くの人が生き物を話題にするとき、その生き物をさす固有名詞として「種名」を利用している。「種名」の圧倒的ユーザーは、一般の人(素人)だろう。そうした大多数のユーザーが客観的に判断できるわかりやすい基準で《種(名)》が決められることが望ましい……一般の素人の立場からすると、そんな思いがする。

画像のトカゲも、以前ならその外見的特徴から「ニホントカゲ」と自信をもって記せたが、今は「ヒガシニホントカゲ」と確信を持って言うことができない。僕には確かめる手だては無いが、分布域からすると、どうもそうらしい……と曖昧さをもって判断することしかできず、納得感が薄い。
「ニホントカゲ」「ヒガシニホントカゲ」「オカダトカゲ」を(かつてのように)同じ《種》として扱い、その中に生息域によって遺伝子型の違いがある──という形で理解することはできないものだろうか?
実質的(?)に明確な違いがないものは同一種として扱った方がスッキリする──そう思うのは僕だけではないだろう。

種類を特定する「ものさし」として図鑑を利用する人は多い。それが図鑑の役割りでもあるはずだ。ならば、図鑑を頼り同定しようとする利用者が判断可能な客観基準によって種が記載されていることが望ましいのではあるまいか。

生き物の《分類》&《種(名)》というのは、《住所》&《氏名》みたいなものだろう──僕はそう考えている。「どこの誰」かを示す記号。その人自体は変わらないが、現住所が変わったり、氏名が変わることがある……。

《分類》&《種(名)》はその生き物をさす記号だが……当該生物そのものは「自然物」であり、《分類》&《種(名)》はヒトが作った「記号」──「人工物」にすぎない。生き物そのものは変わらないのに、《分類》や《種(名)》の方は時代によって・図鑑によって・専門家によってしばしば変わる──移ろうのはヒトが作った記号の部分だ。
変更が絶えないのは──《分類》は、自然物を理解するために人がこしらえた「後付けの理屈(基準)」だからだと僕は考えている。これは《文法》に似ている。言葉は自然発生したものだが、これを整理するために《文法》が作られた──「生物」も「言葉」も自然発生したものであって、《分類》や《文法》はあとからそれを分析して《整然化》をはかった基準だろう。後付けの理屈だから、うまく当てはまらない部分が発覚するたびに、つじつま合わせの対応──整合性の調整や変更が必要になって《煩雑化》してきたのだろう。

《分類》や《種(名)》の変更は、きっと専門家にとっては科学的根拠に基づく妥当な判断──《整然化》なのだろうが……「種名」を使う大多数のユーザーにしてみれば《煩雑化》であることも多いのではなかろうか? 同定の基準がもっと一般的でわかりやすいものであったらいいのに……と思ってしまうのは僕がド素人だからだろう。


穴を掘るヒガシニホントカゲ

穴を掘って地中の幼虫をゲット!



地面に穴を掘っているヒガシニホントカゲがいた。意外に深くもぐっている。エサ探しで落ち葉の下にもぐり込む姿はよく目にするが、穴を掘っているのを見るのは初めて。この光景を見て頭に浮かんだのが「産卵するために穴を掘っているのだろうか?」という可能性。カメレオンなど穴を掘って産卵するトカゲがいることは知っていたが……ヒガシニホントカゲも穴を掘って産むことがあるのだろうか?


穴を掘っていたヒガシニホントカゲが顔をのぞかせた。ちょうど近くに別のヒガシニホントカゲが近づきつつあったのだが、穴掘りをしていた方がそれを見つけ、追いまわす場面が展開。追い返して戻ってきたヒガシニホントカゲは同じ場所で穴掘りを続行。そして間もなく地中から幼虫をくわえて出てきた──穴掘りは地中の獲物を捕まえるために行なっていたのだ。ヒガシニホントカゲは発掘した獲物をくわえて(安全な)石垣の隙間へ移動。


ヒガシニホントカゲは発掘した幼虫は、地中で草の根を食うコガネムシ類の幼虫だった。
※【訂正】ヒガシニホントカゲが掘り出した幼虫はハナムグリ亜科のもので腐植土など(枯れ葉、朽ち木なども)を食べているそうです)
これまでこの石垣周辺ではミミズやコガネムシ類の幼虫をくわえたヒガシニホントカゲの姿をしばしば目にしてきた。ミミズはまだ地表でみつかることもあるが、地中にいるはずのコガネムシ類の幼虫はどこで見つけてくるのだろうと不思議に思っていた。
その謎がこれで解けた──《ヒガシニホントカゲは穴を掘って獲物を捕まえることがある》。
しかし、いったいどうやって地下のコガネムシ類幼虫の存在に気づいたのだろう? 幼虫の糞やそれが分解したときのニオイでも察知しているのだろうか? それとも幼虫が地下で草の根を齧る振動でも察知しているのだろうか?
帰宅後、調べてみると、ニホントカゲの穴掘り行動は珍しいことではないらしい。飼育下でも穴掘り行動をするようだが……餌がいなくても穴を掘るということは、必ずしも獲物の気配を察知して掘るわけではないのだろう。穴掘りは餌探しの行動の一環なのかもしれない。
さて、石垣のすきまに移動したヒガシニホントカゲだが……獲物はけっこうデカい。呑み込みにくいようで、何度もくわえなおしていた。


幼虫は太くて呑み込めないのではないか……と心配になったが、頭から呑み込み始めると、そのまま一気に丸呑みしてしまった。


コガネムシ類の幼虫をのみ終えようとしているヒガシニホントカゲ。


長いミミズも丸呑みするヒガシニホントカゲ



こちらでは、ヒガシニホントカゲがミミズを捕らえていた。画面隅の数字は撮影時刻(時:分:秒)。














長いミミズを2分半ほどで完食。噛み切ったりせずに丸呑みだった。

ひからびたミミズ(?)も獲物のうち!?



ひからびたミミズらしきものをくわえてハイテンションのヒガシニホントカゲ。先月も同じような光景を目にして驚いた(*)。ヒガシニホントカゲやニホンカナヘビが食すのは生きた獲物というイメージがあったからだ。すっかりひからびてしまった干物にまで手を出すとは意外だった。このヒガシニホントカゲは干物を何度もくわえ直し、ふりまわしていた。欠けて短くなった部分を食べていたようだが、獲物をくわえたまま草陰に姿を消したので完食できたのかどうかは分からなかった。


ヒガシニホントカゲのハンティングの対象範囲は意外に広そう!?




ヒガシニホントカゲの捕食

ヒガシニホントカゲの捕食など



獲物(虫)を探して歩きまわるヒガシニホントカゲの幼体。ヒガシニホントカゲは幼体のときがとびきり美しい。黒い体に縦に走る金色のライン──それが尾では鮮やかな青い輝きを放つ。


雑木林ふちの石垣では日光浴する姿やエサを探して徘徊する姿がよくみられる。捕食シーンを目にすることも、しばしば。












石垣やその周辺につもった落ち葉、くさむらで狩りをしている。






ときには、「それ、食えるのか?」と思うような大きな獲物をくわえていることもある。ヘビなら自分の頭よりも大きな獲物を丸呑みにできるが(*)、ヒガシニホントカゲの場合、どの程度の大きさまで対応できるのだろうか? くわえた獲物とともに石垣の隙間や落ち葉の中に姿を消してしまいがちなので「ちゃんと食えたのか」見届けられないことが多い。
どん欲な食欲をみせるヒガシニホントカゲだが、同じ石垣でくらすハリサシガメの幼虫には見向きもしない。




(※【捕食したアリをデコるハリサシガメ幼虫】より再掲載↑)
ハリサシガメの幼虫に接触するほど接近することもあるのに、まったく眼中に無く、獲物探しを続けているのが不思議な気もする……。

ヒガシニホントカゲの幼体は美しさもさることながら、そのプチサイズな大きさ(小ささ)が可愛らしい。サイズの感覚が判るように直径20mmの1円硬貨との比較画像を撮ってみたいところだが……警戒心が強く、すこぶる敏捷なので、近づくことが難しい。とても1円ショットは無理だろうとあきらめかけていた。が、あるとき、炎天下の地面にしゃがみ込んで別の虫を観察していると──路面に出てきたヒガシニホントカゲ幼体が、なんと僕の足元によってきた。日に焼かれた路面の暑さを嫌い、僕の影に入ってきたのだろう。ふだんは、そっと近づこうとしても逃げてしまうヒガシニホントカゲ幼体が、自分から僕の足元にすり寄ってきたのでビックリ! 小さな獲物でも動くものにはすばやく反応するが、大きな人間も動いていなければヒト(敵)と認識できないのかもしれない。足元でくつろぐ幼体はまったく警戒心をみせない……むしろ物陰にいることで安心しているようにも見える。そこでトライし実現したのがこの↓1円ショットだった。


このときは、ヒガシニホントカゲは「動かぬ相手は認識できない」のではないか──そう感じ、彼らがハリサシガメ幼虫に気づかなかったのは、ハリサシガメ幼虫がじっと動かないでいたためではないか……などと考えたりした。

しかし、その後「動かぬ相手は認識できない」ことを否定する、次のようなシーンを目にした。石垣の隙間で獲物を探していたヒガシニホントカゲが木の枝のようなものをくわえ、ハイテンションで現われた。


何をくわえているのかとよく見ると……どうやら干からびたミミズっぽい。少なくともこれが「動く獲物」であるとは到底思えない。こんな小枝は周囲にはいくらでも落ちているだろう。その中でミミズの干物をエサと認識したたのは、おそらくニオイを確かめてのことではないかという気がする。
同じような「動かぬ獲物」をくわえていた別ケース↓。


こうしたケースを見ると、「動かぬ相手は認識できない」というわけでもなさそうだ。
ところで、ヒガシニホントカゲの密度が高いこの石垣では、アリも多く活動している。ところが、ヒガシニホントカゲは「(目の前で)動くアリ」には無反応。これはアリを認識できていないのではく、「狩りの対象ではない=NGエサ」として認識してスルーしているということなのだろう。蟻酸を持つアリは獲物からはじかれているのかもしれない。とすれば、アリを背負ったハリサシガメ幼虫もアリの延長で(存在に気づかないのではなく)NGエサとして認識&スルーという扱いなのかもしれない。あるいは土粒まみれのハリサシガメ幼虫はジャリジャリして(?)食べにくくて敬遠されていたりして?


だとすれば、ハリサシガメ幼虫の蟻デコレーションや土粒コーティングには、トカゲ除けの効果があったりするのかも知れない?──そんなコトを漠然と考えた。
この石垣ではヒガシニホントカゲが多いが、ニホンカナヘビも時々姿を見せる。


ニホンカナヘビはヒガシニホントカゲに比べ雑木林で見かけること多い。ニホンカナヘビはよく木の枝の上で日光浴していたりもする(活動空間が立体的)が、ヒガシニホントカゲはもっぱら石垣壁面や地上付近で見かける。
同じトカゲの仲間では、ニホンヤモリもこの石垣では見かける。



穴を掘るヒガシニホントカゲ ※穴を掘ってコガネムシの幼虫を狩る
ヒバカリ幼蛇の捕食(頭よりも大きなオタマジャクシを丸呑みにする)