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創作&挿絵などの記事 (1/9)

花火と座敷童子

00花火と座敷童子扉
400字詰原稿用紙で9枚ほどのトリック(?)ショートショート。

01花火と座敷童子A
02花火と座敷童子B
03花火と座敷童子C
04花火と座敷童子D
05花火と座敷童子E
06花火と座敷童子F
07花火と座敷童子G
08花火と座敷童子H
09花火と座敷童子I

福神降臨ざしきわらし召喚アイテム】では座敷童子を利用して金儲けをする話だったが、今回は知らぬ間に座敷童子にお金を抜かれる話。
消えた百円の謎──よく考えれば錯誤であることがわかるはずだが、展開の流れで一瞬〝消えた〟かのように思わせることができたのであれば、してやったりというショートショート。
今回使用した計算の錯覚(錯誤)は僕のアイディアではないが、座敷童子に絡めたネタとして使えると思って【ひとり多い!?座敷童子2題 座敷童子パラドックス小咄】に記している。これをさらにショートショート風に仕立ててみたのが本作である。

何度か記しているが、《顔ぶれが同じなのに1人増えている座敷童子現象》は宮沢賢治の『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』にでてくるエピソード。


「大道(だいどう)めぐり、大道めぐり」
 一生けん命(めい)、こう叫(さけ)びながら、ちょうど十人の子供らが、両手をつないでまるくなり、ぐるぐるぐるぐる座敷(ざしき)のなかをまわっていました。
 どの子もみんな、そのうちのお振舞(ふるまい)によばれて来たのです。
 ぐるぐるぐるぐる、まわってあそんでおりました。
 そしたらいつか、十一人になりました。
 ひとりも知らない顔がなく、ひとりもおんなじ顔がなく、それでもやっぱり、どう数えても十一人だけおりました。
 そのふえた一人がざしきぼっこなのだぞと、大人が出て来て言いました。
 けれどもだれがふえたのか、とにかくみんな、自分だけは、どうしてもざしきぼっこでないと、一生けん命眼(め)を張(は)って、きちんとすわっておりました。
 こんなのがざしきぼっこです。
 (宮沢賢治・作『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』より)


この謎めいた現象には興味があって、僕自身もこの現象を扱った座敷童子の話(創作)をいくつか書いている。

病院跡の座敷童子
福神降臨ざしきわらし召喚アイテム


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掌篇『フユシャク探し』

フユシャクは冬にだけ見られる蛾。原稿用紙で3枚半ほどのショートショート。

01フユシャク探しA
02フユシャク探しB
03フユシャク探しC
04フユシャク探しD


僕が虫見を始めたころ、初めてフユシャクのメスを見つけたときには、この風変わりな生き物はいったい何なのだろうと驚いたことを覚えている。その頃は、どこでどんな虫を見たか、それぞれの場面を覚えていたが、段々思い出すのにてこずるようになってきた。記憶の劣化を感じることが多い昨今──そんな僕自身の経験から頭に浮かんだ話。
ちなみに冒頭のカットで使っている昆虫の画像は、イチモジフユナミシャクのメス。フユシャクのひとつで、オスとはずいぶん違った姿をしている。狭山丘陵周辺では12月の後半〜1月の上旬頃に桜の古木でよく見られる。

05イチモジフユナミシャク♀♂
昼間のオスは?イチモジフユナミシャクより⬆

まるで別種なフユシャクの♂と♀〜冬尺蛾記事一覧
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福神降臨ざしきわらし召喚アイテム

福の神!?座敷童子を召喚する奇跡のアイテム!?!
うしろを向くと1人増える!?……トリック・アートとコラボのショートショート。

01座敷童子召喚SSa

02予言妖怪比較

02座敷童子召喚SSb
03座敷童子召喚SSc

04座敷童子図解A
05座敷童子図解B
06座敷童子図解C

07座敷童子召喚SSd改


以前【座敷童子召喚グッズで大もうけ!?】で投稿したネタだが、もう少しショートショートっぽく、そしてわかりやすく──と思って作り直してみたもの。本文(縦書きにした部分)は原稿用紙にして3枚半ほど。
もちろんこれはフィクションであり、錬金術はトリックなので実際にはこの方法でお金を増やすことはできない。初見の人は、どこにトリックがあるのか見破るのに時間がかかるかもしれない。

図解で示した14人から15人に増えるトリック・アートは、単純にAとBを入れ替えることで成立する。その方がシンプルで手際が良いともいえるが、《入れ替えると1人増える》という形にすると、見ている人は、ハッキリとは理解できなくても《入れ替え》に仕掛けがあるだろうことを察してしまう。そこで《全員が後ろを向くと1人増える》とし、3つのパーツを1つずつ裏返して行くという演出を考えた。1つずつ裏返すことでAとBの入れ替えを(裏向きで)行っているわけだが、この《入れ替え》の過程を《後ろを向かせる(裏返す)》という理由付けで行うことによって意識誘導する(入れ替えという目的とは別のところに意識をそらす)狙いがあった(ミスディレクション)。
分割画面を1つずつ裏返すことで描かれた人影は分断され、どうなっているのかわかりにくくなる。ぷち混乱を引き起こすことで《入れ替え》の認識から遠ざけるミスディレクションの意図もあった。
また、裏返すことで人影が分断されるプロセスを入れることによって14人から15人に変わったときに発生する人影の身長の変化──14人を15人にすることで平均身長が低くなる──このことに気づきにくくする効果も期待できると考えた。
こうした理由から、表向きのままあっさりAとBを入れ替えるよりも、《後ろを向かせる(裏返しにする)ことで1人増える》という説明で、A・B・C全てのパーツを1つずつ裏返していき、最後に全体を表向きにする方が、意味ありげで謎めいた印象を与えるだろうと判断した。

作中で紹介したエピソード──子どもたちが遊んでいるといつのまにか1人増えていて、それが誰かわからないという話は、宮沢賢治の『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』に出てくる。ちなみに登場したハカセの名前「柳沢國治」は、(座敷童子を紹介した)『遠野物語』の著者・柳田國男と、宮沢賢治をもじったものである。



病院跡の座敷童子 1人増える座敷童子現象を謎解きする読み切り童話
花火と座敷童子 気づかぬ間に来ていた花火好きの座敷童子!?
ひとり多い!?座敷童子2題 座敷童子パラドックス小咄
人数が増減する騙し絵の簡単な解説
アマビエは龍宮の使い!?
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タロは幽霊探知犬

幽霊探知犬で幽霊探しをすることに……原稿用紙23枚半ほどの《奇妙な話》。

01幽霊探知犬A
02幽霊探知犬B
03幽霊探知犬C
04幽霊探知犬D
05幽霊探知犬E
06幽霊探知犬F
07幽霊探知犬G
08幽霊探知犬H
09幽霊探知犬I
10幽霊探知犬J
11幽霊探知犬K
12幽霊探知犬L
13幽霊探知犬M
14幽霊探知犬N
15幽霊探知犬O
16幽霊探知犬P
17幽霊探知犬Q
18幽霊探知犬R
19幽霊探知犬S
20幽霊探知犬T
21幽霊探知犬U
22幽霊探知犬V
23幽霊探知犬W
24幽霊探知犬X


400字詰(20字×20行)原稿用紙換算で23枚半ほどの作品。
アイディアストーリーによくある珍発明もの(金色の首輪団地さいごの日消えた大発明愛犬家博士 夢の発明など)の1つとして《幽霊探知機》という着想で過去に書いた作品のリメーク。珍発明はアイディアの面白さを手っ取り早く描くには都合が良いアイテムだが、珍発明品が出てきた時点で、非日常的な作品世界のイメージができてしまう。これをもっと日常感覚の次元で演出できないかと考え、まったく新たな設定&新たなストーリーで組み立ててみた。
《幽霊探知機》は実際にそんなものが存在するとは誰も思わないが、「ウチの犬は霊が見える」と主張する年配のご婦人なら、実際にいてもおかしくない……いそうな気がする。



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トンネルの幽霊

トンネルに入ると背後から足音がついてくる……原稿用紙17枚の怖い話(創作児童文学)。

01トンネルの幽霊A
02トンネルの幽霊B
03トンネルの幽霊C
04トンネルの幽霊D
05トンネルの幽霊E
06トンネルの幽霊F
07トンネルの幽霊G
08トンネルの幽霊H
09トンネルの幽霊I
10トンネルの幽霊J
11トンネルの幽霊K
12トンネルの幽霊L
13トンネルの幽霊M
14トンネルの幽霊N
15トンネルの幽霊O
16トンネルの幽霊P
17トンネルの幽霊Q


この着想はだいぶ昔からあって、1度55枚ほどで書いてみたこともあったのだが、書き上げた時点で気に食わず、ろくに読み返すこともなくお蔵入りにしていた。ちゃんと形にしていない着想は色々あるのだが、放置したままでいると忘却に浸食されてしまいかねない……。そこで着想の固定化という意味合いから、とりあえず作品化できるものはしておこうと、改めてまとめてみた。400字詰(20字×20行)原稿用紙換算で17枚弱。もう少し短くまとめたかったのだが、いちおうストレス無く読み切れる長さだろうと判断して投稿することにした。
童話を含む小説は縦書きが馴染む──という僕の好みで、創作文芸作品は縦書きの画像にして投稿している。400字詰原稿用換算枚数がわかりやすいように20字×20行/段の割付を行っているものが多いが、禁則処理で、1行当たりの文字数が多少変わっている箇所もある。



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