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ヨコヤマトラカミキリ@ミズキ

なかなか撮らせてくれないヨコヤマトラカミキリ

ヨコヤマトラカミキリはデジカメをTG2に換えてからちゃんと撮っていなかったので、今シーズンは撮影せねば……そう思っていたのだが、出現し始めた4月下旬には完品が撮れなかった(*)。その続編──!?
ヨコヤマトラカミキリもミズキが咲く頃、花に来ることは知っていたので、そんなシーンが見られることをひそかに期待していたGW。今年は4月末にミズキの開花ラッシュで、トウキョウトラカミキリの訪花シーンは見られたものの(*)、ヨコヤマトラカミキリはなかなか確認できずにいた……。
こどもの日にはガードレールの反射板上にいるのを見つけてカメラを向けるも……動き回ってなかなか撮らせてくれない。落ち葉にすくって撮影を試みるが……OKショットをゲットする前にロスト……飛び去られてしまった。


満開になった花は散り始めると意外に早い……GW明けにはミズキも終盤といった状況になっていたが……中には遅く咲き始めた木もあって、そこには色々な訪花性昆虫が集まっていた。




遅めに開花したミズキを間近で見ることができる欄干から、カミキリの姿を探す。小さなそれらしき飛行物体がチラッと視界をかすめ──1度は見失ったものの、ふと目を落とした花の上をそれは歩いていた↓。


ヨコヤマトラカミキリが花に来ているのを実際に見るのは初めてだったので、とりあえず証拠写真を──とカメラを向けるが、2枚撮ったところであっさり飛び去られてしまった……。画像をチェックしてみると1枚目はピントがあっておらずNG。2枚目が上の画像だった。
なんとか、撮れてはいるものの……小さすぎる(これでもトリミングしている)。
もっと、ちゃんと寄った画像を撮っておかねば……ということで、ようやく撮れたのがコレ↓。


この個体も例によってガードレールのポストの上に止まっていた。そしてやはりカメラを近づけると、せわしなく歩き回って撮りづらいことこの上ない。そしてまたも飛び去るのか──と思わせたのだが、飛ばずに落下。地面をはい回って葉の上に登ってきたので、チャンスとばかりにシャッターを切ったのであった。


こうして画像だけみると「カミキリ」だが、せわしなく動き回る姿は「アリ」の動きを思わせる。周辺で見られるムネアカオオアリと配色が似ているのは偶然の一致だろうか? ヨコヤマトラカミキリにアリのような腰のくびれは無いが、上翅の模様によって黒い部分がアリの丸みのある腹のように分離して見えなくもない。擬態としての効果がどのていどあるのか(あるのか無いのか)わからないが、ヒトが知らずに見たらアリと誤認することはありそうな気がする。

というわけで、とりあえずTG2でヨコヤマトラカミキリ完品の寄り画像を撮ることは、いちおうかなったので、ぷちまとめをしておくじだい。
このあとOKショットが撮れたら追加していく……かもしれない。

ちなみに、今シーズンであったヨコヤマトラカミキリは今のところ5匹(僕はスイーピングもビーティングもしないから、全てルッキング)。ミズキの花で見た1匹をのぞいた4匹は、ガードレールの反射板の上かガードレールのポストの上にいた。とまった構造物づたいに這って一番高い位置に落ち着いた……ということなのだろう。

【追記】ヨコヤマトラカミキリ:模様は微毛

その後、擬木の上で衰弱していたヨコヤマトラカミキリをみつけたので、その画像を追加。


活動を終えて寿命がつきようとしているのか……動きが緩慢なので、動き回っている時はなかなか撮れない上翅のクローズアップを──。






そして1円玉を並べて大きさの比較画像も撮ってみた↓。




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東京のトウキョウトラカミキリ

トウキョウトラカミキリ@東京都

気象庁が東京都心の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表したのは3月22日。平年より12日早く、統計を取り始めた1953年以降、最も早かった2002年に次ぐ2番目の早さだというが──その翌日、東京郊外で今季初のトウキョウトラカミキリを見ることができた。
名前に「東京」が入ったこのカミキリ──東京都東大和市・武蔵村山市~埼玉県所沢市周辺では春にしばしば見かける。去年初めて見た日は4月12日(今回同様東大和市)だったから、桜の開花同様、今年は早めの出現なのかもしれない。






トウキョウトラカミキリは今季見たカミキリではヘリグロチビコブカミキリ・ヨツボシチビヒラタカミキリ・ナカジロサビカミキリに続いて4種目。
今年最も早くから活動していたヘリグロチビコブカミキリは、この日もいた……と思ったら、お亡くなりになっていた。


擬木の上にとまってナチュラルな姿勢で死んでいた。この極小カミキリは1月・2月・3月と活動しているのを見ているが、この時期すでに繁殖活動を終えて寿命がつきた──ということなのだろうか。
(※追記:ヘリグロチビコブカミキリは3月28日にも活動している個体を確認)

トウキョウトラカミキリが現れる1週間前──気象庁が東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言をした3月16日──今季初のヨツボシチビヒラタカミキリ@東京を確認。これもこの周辺では春にはよくみられる小さなカミリキリ。去年の初確認日が4月9日だったから、こちらも今年は早めに活動しているのかもしれない。


※大きさが判る画像を追加↓


東京の桜満開翌日にみられた昆虫

トウキョウトラカミキリを確認した日、一瞬あざやかなカミキリに見えてしまったのが↓。


まだ実物を見たことがないアカネカミキリの画像が脳裏に浮かんだのだが──よく見ると、触角がカミキリぢゃない……なんちゃってアカネカミキリ!?
帰宅後調べてみると、アリモドキカッコウムシという肉食性の昆虫らしい。アリモドキというくらいだから……胸の赤いアリに擬態しているという説もあるようだ。しかしアリよりアカネカミキリに断然似ている。アカネカミキリもアリモドキカッコウムシも胸の赤いアリの警告パターンに擬態して、結果としてアリより甲虫仲間同士で似通ってしまったということなのだろうか。

春先ときおり目にするミヤマシギゾウムシ。これも今季初。



小振りながらキレイな蛾・ベニモンアオリンガ(*)も今季初。2匹確認。


明るい黄色にピンク色の模様が鮮やか。翅の縁はパープルでオシャレ。ツツジやシャクナゲを食害するそうで、春にツツジ類の植え込みがある近くで見かける事が多い。
美しいが目立たぬ蛾(ベニモンアオリンガ&アカスジアオリンガ)
リンガとガリン~春の擬態

追記:錨模様がないトウキョウトラカミキリ

「東京」を表す(?)「T」マーク(「錨(イカリ)もよう」という人もいる)がつぶれてしまったトウキョウトラカミキリとおぼしき昆虫を見かけたので、その画像を追加。






フーテンの寅カミキリ

「トウキョウトラカミキリ」をみて「東京」の「トラ」さん──「フーテンの寅(とら)」さんをイメージしてしまうのは僕だけであろうか。「寅さん」──車(くるま)寅次郎(とらじろう)は言わずと知れた「男はつらいよ」シリーズで渥美清が演じた人気キャラクター。柴又駅前には銅像までたっているという(寅さんの故郷は東京の葛飾柴又)。
なにゆえ「フーテンの寅カミキリ」なのか……、


トウキョウトラカミキリの背中の「T」は「東京」の頭文字ともとれるが「寅さん」の頭文字でもある。さらに翅鞘の端にある2つの紋は「2点」と記すことができる。「2」は「ひい(1)、ふー(2)、みい(3)…」の「ふー」。
すなわち「2点のT(寅)カミキリ」→「フーテンの寅カミキリ」……というわけ。
頭を下にしたときの背中の「顔」もようが、もうちょっと渥美清似なら、いうことがないのだが……。






追記:トウキョウトラカミキリの大きさ

ヘリグロチビコブカミキリやヨツボシチビヒラタカミキリの大きさを1円硬貨と比較した画像をあげていたので、トウキョウトラカミキリも1円硬貨との比較画像を追加。


昆虫の大きさについては、ふつう体長をミリメートルであらわすことが多いが、(個人的には)この数字から昆虫のボリュームをイメージするのは、ちょっとピンとこないところがある。誰もが大きさを知っている硬貨との比較であれば、体長だけでなく体表面積の比較などもできるので感覚的な大きさがイメージしやすそうな気がしないでもない。

追記:トウキョウトラカミキリonミズキの花







この日はもう一匹、トウキョウトラカミキリをガードレールの上で確認できた。